ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ザナルカンドの恋人コミュの明かされた真実

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ユウナを救出しにアルベドホームへ乗り込んだときのシーン

■ 明かされた真実


ルールー 「ねえ リュック 召喚士の部屋ってなに?」

リュック 「アルベドは召喚士を保護してるの 死なせたくないから」

ワッカ 「んで さらったってわけか……」

リュック 「うん わかってもらえないかもしれないけど……」

ワッカ 「理屈は…わかるけどよ……」

ティーダ 「オレはイマイチわかんないんだよな
       旅で死ぬかもしれないからって誘拐はやりすぎじゃないか?
       だって 召喚士が旅をしないと『シン』は倒せないんだろ?
       心配なのはわかるけど ガードもついてるしさぁ ガードがしっかり守っとけば
       召喚士は死なないって!」

(爆発音。スローモーションのように時が流れる)

ティーダ 「なぁ?」

ワッカ 「……」
ルールー 「……」
アーロン 「……」

ティーダ 「なぁ!」

リュック 「……」
キマリ 「……」

 二度の念押し。でも心の中に引っかかったものを解いてくれるような反応は
 誰からも得られなかった。
 ティーダは前から変だと感じていた。この話題になるといつも空気が変わる。

キマリ 「…静かになった キマリは行く」

(BGM「ザナルカンドにて」)



 ひとり、またひとりと無言で奥へと進んでゆく。
 やがてティーダはひとりになった……



一行は最下層の召喚士の部屋へと突き進む。

リュック 「おねがい ユウナんここにいて!」

リュック 「―っっ!!?」

 燃えさかる炎、そして至る所に横たわるリュックの同胞=アルベド族の死体。
 亡きがらの前に崩れるリュック。

キマリ 「ユウナ!!」

 必死にユウナの姿をとらえようとるキマリ

ドナ 「ここにはいないわ」
ドナ 「久しぶりね だけど話は異界送りがすむまで待って」

イサール 「彼らは……僕らを守って犠牲になった せめて僕らの手で送らねば申し訳が立たない」

 そう言って、ドナとイサールは異界送りを始めた。

 するとパッセがティーダたちに駆け寄ってきた。

パッセ 「ねぇ……イケニエってなに?
      召喚士はイケニエだってアルベドの人が言ってたんだ
      召喚士は旅をやめなきゃいけないんだって」

ティーダ 「召喚士のことはガードにまかせろよ…… むりやり旅をやめさせるなんてさあ……」

 力ない声でつぶやくティーダ。

リュック 「やめなきゃダメなんだよ!」
      「このまま旅をつづけて…… ザナルカンドに行って……
      『シン』をやっつけても……
      その時…… ユウナんは……」


      「ユウナ 死んじゃうんだよ!!」

 部屋に響き渡るリュックの声。

リュック 「キミ知ってるよね? 召喚士は究極召喚を求めて旅してるって!
      ユウナんから聞いたよね? 究極召喚なら『シン』に勝てるよ?
      だけど……だけど! あれ使ったら 召喚士は死んじゃうんだよ!
      『シン』を倒しても いっしょにユウナ 死んじゃうんだよ!」

ティーダ 「・・・!!?」

 まくしたて、肩で息をしながらへたり込むリュック。
 そして・・・突然明かされた衝撃の真実に、ティーダは完全に言葉を失う。

ティーダ 「知らなかったの……オレだけか…?」


ティーダ 「知らなかったの オレだけかよ!」

 力なくうなだれているリュックの小さな肩を、ティーダははげしく揺さぶった。

ティーダ 「オレだけかっ!! なんで隠してたんだよ!!」

ワッカ 「・・・隠してたんじゃねえ」
ルールー 「言葉にするのが……恐くてね」
アーロン 「・・・」
キマリ 「・・・」

ティーダ 「んあぁァッッ!!!」

 絶叫。固い鉄の床に、何度も拳を打ちつけるティーダ。

ティーダ 「ルールー! ユウナのこと・・ ユウナのこと 妹みたいに思ってたんじゃ
      ないのかよ! ワッカもそうだよな! どうして止めないんだ?」

ルールー 「止めなかったと思うのっ!? ユウナのっ……意志なのよ」

 抑えていた感情がはじけ、むせび声をしぼるルールー。

ワッカ 「あいつは みんな承知の上で召喚士の道を選んだんだ。
     『シン』と戦って死ぬ道をよォ!」

リュック 「そんなの絶対おかしいよ! みんなの幸せのためだからって……
       召喚士だけが 犠牲になるなんて!」


(モンスターが二体侵入する。)


イサール 「犠牲とは心外だな」

ドナ 「あなただって 『シン』の恐怖は知ってるでしょう」

イサール 「『シン』のいない世界。それこそが すべてのエボンの民の夢だ。
       たとえそれが僕の命と ひきかえでも 迷いはしないさ!」

 そう言ってヴァルファーレとイフリートを召喚する二人。

ティーダ 「んんっ・・んんんああぁっっっ!!」

 嗚咽しながらヴァルファーレに向かって駆け出すティーダ。
 そして、ヴァルファーレに拳を叩きつけながら、震える声をしぼりだす。


ティーダ 「オレ……オレ ユウナに言っちゃったぞ!!
      早くザナルカンド行こうって!! 『シン』を倒そうって……!
      倒した後のことも いっぱい! いっぱいっ!!
      あいつの気持ちも なんにも知らないでさあっ!! 
      なのに……ユウナ……
      あいつ……笑ってた」

 泣き崩れるティーダを、ヴァルファーレは大きな翼を広げ、優しくつつみこんだ。

 ルカで披露したユウナの指笛・・・笑顔の練習がフラッシュバックする。

       ユウナ 「笑いながら、旅 したいんだ。」

コメント(28)

ここのシーン泣きましたわ。てか、この文章みてるだけでヤバイ!!笑
このゲームのシナリオは感動です。

全く同じで良いので映画にして欲しいです。。
やばい ゲームで泣いたのはFF10が始めてっす最高ですよね!! あんま関係ないですけどおれアーロンみたいになりたいいっす(/ω\)キャッ
ボロ泣きしたシーンでした。
何度やっても、ここは・・やばい。
映画にしたら損するって理由で製作断念だってさがまん顔あせあせ(飛び散る汗)
今から考えても
自分の中でのFFシリーズは10で終わりです
切なさと優しさ
10−2の失敗が未だに痛いです
(*´Å`)
映画化
最初のオリジナルこけて
FFACのDVDで当たる
リメイクばかり

FF10のDVDを希望!!
ここは良いシーンですよね
思い出すだけで涙が出ます
おれこのシーンが一番好きかもですわーい(嬉しい顔)るんるんるんるんるんるん


ティーダの想いぴかぴか(新しい)すごく伝わってくるんですよね

ぜひDVD化してほしいですぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
最近またFF10やってますわーい(嬉しい顔)

ここからナギ平原入るまで、すげぇ好きでするんるん

 私もDVD化CDして欲しいですexclamation

 ティーダ達が飛行船からユウナの結婚式に乗り込むシーンとか、マカラーニャ(合ってたかなぁ)でのティーダとユウナとか、それぞれのシーンを集めてDVDCDにして欲しいデスexclamationお願い

 素敵な美しい映像もったいなくないですかグッド(上向き矢印)

 私、1人であの旅無理なんで…涙

 また見たいなぁ〜ハート達(複数ハート)
僕はこのシーンを見るまであんまり面白くないなぁと思っていたんですけど、このシーンを見てからドップリハマりましたハート
どーも手(パー)
久しぶりにこのシーン読んだだけやのに、泣きましたもうやだ〜(悲しい顔)今から五回目のXやってみまーすうまい!ハート
私もDVD化!
かなりして欲しいです揺れるハート

ログインすると、残り12件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ザナルカンドの恋人 更新情報

ザナルカンドの恋人のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング