そのまんま５７５で交心コミュのそのうちに菩薩と遊ぶ酔芙蓉

　★　俳句日録０８０９１２

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　　　　　　そのうちに菩薩と遊ぶ酔芙蓉

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０２９９　やさしきは赦しの心窓の月

０３００　月影や布団一枚より軽し

０３０１　ひとり寝の夜長を鵺の寄り添いぬ

０３０２　ぬえ今は稲穂の畦の草を刈る

０３０３　見えざるも懐にゐる霧の富士

０３０４　ピオーネをもらいし口の仄かなる三の唇三の腕の中

０３０５　秋の雲ゆるゆるゆるり浮いて恋

０３０６　月影や恋えば観えくる君が貌

０３０７　念放ち念交わりぬ西鶴忌

０３０８　夢の世に月の影より忍び入る

０３０９　年古れば下世話の煩は霧の中

０３１０　来年もごうや作らん獺祭忌

０３１１　夕顔や汲みつくしえぬ謎の色

０３１２　かなたなる夕顔の空愛おしめ

０３１３　向日葵のまぶしきほどにつっ立ちぬ

０３１４　懐かしや畳に月の在る庵

０３１５　布袋葵頬杖ついて睨めっこ

０３１６　曼珠沙華静かに闇を燃え通せ

０３１７　燃え尽くす時は過ぎけり曼珠沙華

０３１８　曼珠沙華澳の情（こころ）の抱き心

０３１９　ひとつ緋の灯りぬ闇の曼珠沙華

０３２０　曼珠沙華はるかな永遠の灯となりぬ

０３２１　曼珠沙華永遠の極みの独り華

０３２２　彼岸にて共に逢おうぞ曼珠沙華

０３２３　萌えそめし色のやわらかまんじゅしゃげ

０３２４　遙かなる銀河漂う曼珠沙華

０３２５　曼珠沙華己の色を闇に抱く

０３２６　曼珠沙華初な乙女の昼下がり

０３２７　酔えよ酔え酔い明かす恋月の恋

０３２８　天使にも陰あるがいい酔芙蓉

０３２９　馥郁と薫る陰あり酔芙蓉

０３３０　花心なれば秋風光に晒しませ

０３３１　月影やただひたすらに池の鯉

０３３２　そのうちに菩薩と遊ぶ酔芙蓉

０３３３　菩薩とも遊べる至福酔芙蓉

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コメント(2)

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[1] mixiユーザー 09月13日 19:26

　＞　０３３２　そのうちに菩薩と遊ぶ酔芙蓉

　仁さんは、今まで、観音さんと遊んできたよ。
　木香観音や空観音。
　誰でも観音にしてしまう、
　仁さんの言葉に何があるのだろう。

　木香観音の空観音も、
　酔芙蓉から生まれたのよね。

　花になるなら、・・・
　酔芙蓉になろう、
　そう思ったのぅがいた。

　昔そうであったように、
　今は、承知で、罠の中。

　せめて言葉に酔い痴れて、
　のぅの色をば、染めていく。

　自分の色が見えないけれど、
　酔芙蓉の色のように、
　ゆっくり、ゆっくり染まっていくよ。

　いつか、
　のぅの内から、のぅにも見える色が染むまで。

　今はまだ菩薩も知らぬ草の花

[2] mixiユーザー 09月13日 19:48

　＞　今はまだ菩薩も知らぬ草の花

　観音は、仁の内部にいるんだよ。
　その観音が、気まぐれで、
　自分と響き合う人や、
　自分を写す花さんに巡り会うと、
　その人や花さんの背後に回って、
　その人や花さんを、
　光で包んでくれるんだよ。

　その観音の光で包まれた人は、
　その観音の光を放つ花さんは、
　仁には、等しく、観音さんだよ。

　あなたとわたしが区別つかないほど、
　水のように溶け合って、
　風のように吹きわたる。
　光のように煌めいて、
　星のように巡り来る。

　愛の波動が共振すれば、
　あなたもわたしも観音になるんだよ。

　観音になって愛し合うと、
　愛はあなたに留まらず、
　愛はわたしに留まらず、
　あなたから、隣の誰さんに放たれる。
　わたしから、隣の彼さんに放たれる。

　そんな観音さんが、のぅの中にもいるんだよ。
　草の花にも、いるんだよ。

　愛のはじまるその時から、
　観音さんといっしょにいるんだ。

　観音の迷わず降りる草の花

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