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PWL音楽論コミュのHAZELL DEAN-ALWAYS MEGAMIX

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今回はMANDY / POSITIVE-MEGAMIXのA面に収録したHAZELL DEANの
MEGAMIXについて。

コンセプトは、88年にリリースされたPWL前面バックアップを最大限に発揮した大ヒット作ALWAYSを基本としながら、魅力ある12インチバージョンをはじめ、PWLとの親密な関係性を示すレア感を込めた深いサウンドストーリーを描いてみた。

実際ミックスの流れを描いてみたところ、結果的にHAZELLの魅力溢れるボーカルテクニック、そして12インチバージョンの後半となるブレイクダウンという、音楽的にも隠れたキーポイントを作ることができた。

また今回のミックステープを通じて、アッパーな空間のみならず、バージョンの後半部分を如何にしてカッコよく落としていくか、そうしたSAWの隠れたテクニックをも再確認することができた気がする。

ということで、ラインナップについては以下のとおり。

HAZELL DEAN-ALWAYS MEGAMIX

01. They Say It's Gonna Rain (The Zulu Mix)
02. Maybe (We Should Call It A Day) (Extra Beats)
03. Walk In My Shoes
04. More Than Words Can Say
05. No Fool (For Love) (Dubajoker Mix)
06. Who's Leaving Who (Mixes)
07. Keeping It Together
08. You're Too Good To Be True(Extra Beats)
09. Call And Say
10. Stand Up (Extended Beats)
11. Danger
12. Always Doesn't Mean Forever (My-Ami Edit)
13. You're My Rainbow (Original & PWL-Mixes)
14. Ain't Nothing Like The Real Thing
15. Better Off Without You (Lickin' & Touch Of-Backing Track)
16. Whatever I Do (Dub)
17. Stay In My Life

基本はALWAYSではありますが、日本でも大ヒットとなったTurn It Into Loveや、バラードNothing In My Lifeについては構成上カットとした。
その代わりに12年リリースのEVERGREENに初収録のレア音源2曲と、幻のオリジナルバージョンなど、かなり変化球を付けてみた。

まずはオープニングですが、STAND UPのセカンド12インチ収録のHigh As A Kite Megamix、そしてもうひとつがWho's Leaving Whoカップリング収録のWhatever I Do(Extended) のオープニングサンプルを組み合わせてHAZELLならではの個性を引き出してみた。
このサンプリングからZULU-MIXの民族言語に乗せたビートへカットイン。

They Say It's Gonna Rainにビートミックスさせたのは、BPMを下げて入り込むMaybe。
魅力あるのはオリジナルですが、ここはビートミックスに有効なセカンドEXTRA-BEATSとした。
ただ、アレンジ全体としてはノリが維持できない部分があるので、あくまでワンフレーズとしてセレクト。

ALWAYSで欠かせない魅力あるPWL-REMIXと言えば、Walk In My Shoesでしょう。
IAN CURNOWとMIKE DUFFYというレアなコンビワークが光る貴重なサウンド。

続いて意表を突いた一曲が、CAROL HITCHCOCKやMEL & KIMでも馴染みある
More Than Words Can Say。
プロデュースはHARDING & CURNOWながら、SAWソングライティングとしての魅力がある。
改めてHAZELLの歌声の凄さを証明させるとともに、意表を突く楽曲。

続いても意表を突く1曲が、88年リミックスバージョンのNo Foolですが、更に今回は
DUBバージョンに当たるDubajoker Mixをセレクト。
しかもエンディングに近いサビ・コーラスのみとサビインスト部分を使用。
ここを聴くのは、恐らく少数派でしょう..。


終わり際のブレイクビーツのギリギリから、Who's Leaving Whoのスネアでカットイン。
アコースティックギターが特徴なオリジナルから後半サビ繰り返し部分で、本来のPWL-MIXイメージに近いセカンドミックス後半へ切り替えた。
セカンドThe Boys Are Back In Town Mixは、終わり際のアレンジ・ダウンがいい。

サビインスト繰り返してから、ストリングスが消えて、シンセベースとビートのみとなり、
最後はビートで少しずつダウンしていく。
これは単にサンプルが一つずつ減っていくものではなく、最後のシンセベース・ループに大きな意味がある。

このアレンジ・ダウンによって、次曲のレア音源Keeping It Togetherへ違和感なくカットインできる。
ここからアルバムEVERGREEN収録のレア音源が続く。

Keeping It Togetherから、88年のYou're Too Good To Be True(Extra Beats)のオープニングビーツを間に挟んで、もう一つのレア音源Call And Sayへと繋がる。
この2曲に関しては以前にも話したとおり、86年というある意味、PWLサウンドの中間色とも言える音色とアレンジに絶妙な哀愁感が魅力であり、SAWソングライトの奥深さもみることができる。

もしもこの2曲が当時のカップリング曲として採用されていたら、こうしたALWAYSの流れも決して不思議ではない。

この空間が終わり、アルバムALWAYSでは収録カットとなったStand Upのオープニングブレイクへと切り替わる。
この後、少し強引ではありますが、PETE HAMMOND & PETE WAREという、こちらもまた、ALWAYSならではのレアワークな1作Dangerへとカットイン。

アルバムタイトルであり、幻の名曲とも言えるAlways Doesn't Mean Foreverは、Danger中間ブレイクからオープニングサンプルに重ねて入り込む。

じっくり1コーラスを流してサビ繰り返しから、哀愁アレンジを引き立たせるインストバージョンへと切り替え。
続くYou're My Rainbowは、やはりPWLを見事にアシストしたIAN LEVINEによる強力なグッドメロな名曲。
2コーラスまではアルバムPWL-MIXとし、CメロからまさかのIAN LEVINEオリジナルへと切り替わる。
これは、IAN LEVINE特有な3コーラス目からのボーカルフェイクに、HAZELLのテクニックが発揮されており、この部分をアピールしたかった。

全体的に少し長くなりましたが、You're My Rainbowもまたアルバムのメインを飾る1作。

IANオリジナルのブレイクビート部分で次曲Ain't Nothing Like The Real Thing(with DARYL PANDY)とのビートミックスとした。
ここもまたBPMをYou're My Rainbowに合わせる為、テンポを下げてミックス。
意外にも魅力ある繋ぎができた。

Ain't Nothing Like The Real ThingはCDオンリー収録曲ともあり、当時ではあまり注目されなかった為、今回はあえて盛り上げ部分でセレクト。
MARVIN GAYE & TAMMI TERRELLカバー曲をIAN LEVINEプロデュースと、こちらもCURNOW & DUFFYによるレアなPWL-MIXが魅力。

アルバムALWAYSとしてはここで終了となりますが、HAZELLとPWLとのストーリーを物語る上で、アフターワークとなったBetter Off Without Youは欠かせない。
オープニングはセカンドのBacking Trackバージョンでスタートとし、この後にオリジナルのLickin' Mixへと繋いだ。
中でもMATTによる後半ギターソロは魅力であり、ソロ最後の一旦消えかかったところからの高音の響きがいい..。

エンディングは、PWLワークの大ヒット曲Whatever I Do -DUBビーツでフェードアウトと思いきや、オールラストはHAZELLとのファーストワークである幻のバラードシングル曲Stay In My Lifeで完全にフェードアウトさせるという、ここは一番拘ったところ。

話は変わって、ここ最近の音楽シーンで注目されているDA PUMP。
嘗てのイタリアンユーロを日本版U.S.Aとしてリメイクし大ブレイク中。
当初は、「ダサかっこいい」というキーワードで話題となりましたが、改めてISSAの魅力が再確認された気がする。

以前にも話しましたが、ダンスの上手さとはこうした‘ゆるいおふざけ感’によって、その人のセンス全てが丸裸になる。
すなわち、どれだけゆるさを表現できるか?というセンスとともに真の上手さが分かる。

ISSAの凄さは今に始まった事ではありませんが、こうしたゆるさをみるシーンは数少なかった。
一見、ISSA本来のセンスが出ていないようにも思えますが、実は全くその逆。

何故、同じように振付を覚えてもISSAになれないのか?
それは今ダンスのキーワードとして‘キレの良さ’とはよく言われるが、このキレよりも重要なのが「キメ」。
このキメはキメポーズであり、同じように振りを覚えているようで、ちょっとした角度だとか、動き方に違いが出るだけで、全く違うモノになってしまうという事。
これこそが皆がISSAになれない大きな理由。(当然ゆるさも大事ですが..)

そういう意味では今日本のダンサーの中で、ISSAを越えられる人は誰もいない。
ボーカル歌唱力を含め、こんなにカッコいい男は今何処にもいないのかも知れない。

同じライジングと言えば、フェアリーズもいい。
以前、テレビ東京で原宿キラキラ学院という番組の中で、SAW曲を何曲かカバーされているのを見ましたが、楽曲イメージを崩さず、見事に歌い上げるセンスは見事でした。
今後の活躍を期待したい。

と、また長くなってしまいました..。

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