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PWL音楽論コミュのPWL-MIX 89-90’S

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今回は昨年末近くに作成したMIXテープについて。
テーマは、PWLプロダクション作の中でも個々のリミキサーテクニックに磨きがかかった89年〜90年ですが、DANCE-POPとしてはピーク時期ということもあり、87〜88年に比べ、ド派手感は抑えつつも、HOUSEビートを主体としたストレートなポップサウンド。
そんな中でも、レア作品をはじめ、大ヒットに拘らないサウンド重視でセレクト。

ラインナップは以下のとおり。

PWL-MIX 89-90’S

1. Life In Tokyo (PWL ORIGINAL-Mix) / EPO
2. Love Pains (The Rawhide & Bull Whip Mix) / HAZELL DEAN
3. Love On A Mountain Top (The Knight After Special Remix) / SINITTA
4. Feels Like I'm In Love (90's PWL Remix) / KELLY MARIE
5. I Just Wanna Spend Some Time With You (12" Mix) / SINITTA
6. What Comes After Goodbye (Extended Mix) / RESPECT with PHILIP OAKEY
7. Let's Go Round Again (ORIGINAL-DUB REMIX) / YELL
8. Julia (The PWL Remix) / MICHAEL FORTUNATI
9. Keep On (Clubbing) / CABARET VOLTAIRE

スタートを飾るのは、手掛けた日本人アーティストの中でも実力を誇るシンガーEPO。
PETE HAMMONDによるプロデュースですが、12インチバージョンはBRUCE FORESTによるポップとは程遠いHOUSEサウンドに切り替えられてしまった。
これもまた、DANCE-POPジャンルの衰退時期を表したものですが、時代背景に捉われることのないPOPサウンドの原形とも言えるバージョンが、EPOのシングルトラックス・アルバムのみ収録となったPWL オリジナル版が存在する。
今回は目立たない存在となってしまったオリジナルPWL-MIXを使用。

恥ずかしながら、私もこのバージョンを知ったのは数年前の事でした。
きっかけは某ラジオ番組で取り上げられた楽曲についてチェックした際、偶然に本アルバムにたどり着いた。
ファンにとってもPWLバージョンが聴けることは嬉しい限り。
サウンド的にも90年らしい安定感あるPETE HAMMOND-MIXに仕上げられている。
残念ながら、タイムは4分50秒とフェードアウトが早めなバージョンではありますが、レア音源と言える。

2曲目はPWLでは馴染み深いHAZELL DEAN。
SAWワークを一旦終えて、89年に単独シングルとなったHARDING & CURNOWプロデュースによるリミックスバージョンThe Rawhide & Bull Whip Mix。
以前にも紹介しましたが、オリジナルバージョンよりもオリジナルらしいイメージで、恐らくセカンドの方が先に作られたものと考えられる。
中間ブレイクから、3曲目SINITTAへとビートミックスとした。

こちらもまた、PWLセカンドミックスという点で目立たない存在となったThe Knight After Special Remix。
EUROテイストの強さが魅力で、HAZELL DEANとの繋ぎバランスにもフィット感がある。
SINITTAの方のテンポが遅い為、ピッチを上げてビートミックスしてから元に戻した。

続くKELLY MARIEもまた、中間ブレイクでビートミックス。
KELLY MARIEは、HAMMOND & FORDという珍しいコンビですが、90年ではDAVE FORDが加わるケースも増え、サウンド面においても2者のサンプルチューニングを活かしたバージョンに魅力がある。

続くI Just Wanna Spend Some Time With Youはシングルカットされませんでしたが、後のTHE HITS-COLLECTIONにて初収録となったレアな12インチバージョン。
こちらはPETE HAMMONDによるソングライト&プロデュース作品の中でもクオリティあるPWLサウンドとして評価したい1作品。

6曲目は、これまた目立たない作品となったRESPECT with PHILIP OAKEY。
HUMAN LEAGUEのPHILIP OAKEY氏をゲストボーカルに迎えた、LONNIE GORDONテイストのある美しい90’S UK-POPの名作。
PHILIP OAKEYの低音ボーカルと女性ボーカルとのコンビネーションもまた魅力。

続いては、男性デュオのYELL!!。
日本ではCM等でもお馴染みとなったLet's Go Round Againですが、こちらも以前に紹介したファーストプロモオンリーとなるオリジナル12インチバージョンと、B面に収録されたDUB-MIXを織り交ぜたDUB-REMIXを使用。
オリジナルバージョンの元音源は7インチバージョンのロングイメージですが、サンプル音色からすると、PWLド真ん中というよりは、少しアンダーグランドなCLUBテイストがあり、B面のDUB-MIXはこれより更にCLUB色の強いスクラッチをはじめ、DJプレイ要素が魅力的。
前半と後半にDUB-MIXを織り交ぜて、こちらもレアなREMIXバージョンとした。

8曲目は、PWLの恩返しとも言えるMICHAEL FORTUNATI。
こちらもレコード盤としてはレアアイテムであり、バージョンとしてもほぼ日本盤のみリリースとなったリミックスアルバムTHE WORLD REMIXES収録曲。
リミキサー表記はありませんが、サウンドイメージからHARDING & CURNOWだと考えられる。
IAN CURNOWらしい、ディープなサンプル音色によるHOUSE-POPサウンド。
Danse Avec Moi(PWL-REMIX)と同時期にREMIXされたもので、インパクトの強さからJULIAの方はシングルカットされなかった。

A面ラストを飾るのは、JULIAと同音色系サウンドが魅力なCABARET VOLTAIRE。
サウンド元は当時流行したTECHNOTRONIC流HOUSE。
当時はRAPの方がインパクトを感じさせましたが、今聴いてみると歌モノの方がいい。
心地よいエフェクトを加えたシンセベースと、縦ノリHOUSEスタイルに、ヘッドホンボリウムも大きくなってしまう..。
表記はPHIL HARDING単独ですが、IAN CURNOWの匂いも感じさせる。

ということで、次回B面に続く...。

コメント(3)

K様、ノン・ストップを聴かせて頂きました。
音質も安定していて今迄より、聴きやすかったです。

惜しい点ですが、曲替わりの時間を書いた方が良いと思いますよ。
例えば、「Life in tokyou - Epo 」0:00  次 「Love Pains」4:44 なんて書くと聴く側としては都合が良い事があります。

つまり、
Life in tokyou - Epo 0:00
Love Pains - Hazell Dean 4:44
Love On A Mountain Top (The Knight After Special Remix) / SINITTA 12:35

なんて感じです。


もう一点、「Let's Go Round Again」。
YELLのDub Mix を含めるなら、歪を出さず、音量差を極力出さない方向でいけば良いと思います。(実際に
出来ますし、難しくはないと思いますよ。)

余計な事かも知れませんが、「曲の誇張」はしない方が賢明です 。
どれだけ、自慢をしたいか?よく判ってしまいます。(過去に、そんな方がいました..w)

エフェクトは、「ここぞ」という処で、使うのが良いんですよ。
勿論、アナログもデジタルも一緒です。

参考にしては如何でしょうか?


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