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PWL音楽論コミュのJOHNNA-PRIDE MEGAMIX

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今回は昨年5月に作った2本のミックステープについて。
テーマは以前からPWL関連の中でもヒットに至らなかったものの、魅力あるアルバム作品を中心としたノンストップミックスを描いてみたかった。
その中の1つがJOHNNA。
ご存じ、JOHNNAはアイドルグループBOY KRAZYのリードボーカル。
アメリカラジオでのオンエアをきっかけに偶然の大ヒットとなったThat's What Love Can Doによって
アルバム制作に発展し、UKセカンドシングル・リリースに結び付いた。

その3年後となる96年、PWLレコードから遂にソロデビューとなった。
当時の流行スタイルでもあるエネルギッシュなド派手音色を武器に、4つ打ちインパクトで押しまくる
ELECTRO-EUROサウンドは、POPながらも打ち込みとしては最高潮であったと言える。

残念ながらJOHNNAは、ファーストシングル(Do What You Feel)がUK最高位43位という結果に終わりましたが、シングル4曲を含むアルバムPRIDEは全てがアップテンポ且つ、シングル曲に匹敵するほどに魅力ある楽曲が揃っている。

本国UKではリリースされましたが、あまり目立った活動には至らなかったらしい。
個人的には、当時の横浜某デパートのレコード店で、偶然にアルバムを手にした事が今では懐かしく思う。

という事で、ラインナップは以下のとおり。

JOHNNA-PRIDE MEGAMIX

I Live For The Night
Do What You Feel (Good Girls Dub)
Out Of The Dark
In My Dreams (Forth Coded Dub)
Gotta Be Myself
Pride (Motiv 8 Dub)
Some You Win, Some You Lose
Let The Spirit Move You (Tony De Vit Trade Mix)
Treat Me Right
That's What Love Can Do (Safe In The Hands Of Dub Mix)
Drive Me Crazy
Do What You Feel (Matt Darey Dub)
Need You To Stay With Tonight
In My Dreams (Good Girld Dub)
Out Of My Head
Let The Spirit Move You (Spooki Summer Mix)
Pride (Motiv 8 Club Mix)
All You Have To Do

オープニングは大ヒット作のブレイクビートからカットインでアルバム2曲目I Live For The Nightに切り替わってスタート。
ラインナップから分かるように、基本的にはシングル曲以外のアルバム曲を収録順としながら、シングル曲のREMIXやDUB-MIXを使って間をブレイクとして取り入れた。

本アルバム制作については、GALY MILLER & PETE WATERMANそして、
TWIGG,TOPHAM & WATERMANというプロデュース陣、ソングライティングは
MILLER,BARRY,TORCH & WATERMAN、TWIGG,TOPHAMという、MIKE STOCK
に代わる、2プロジェクトによる新体制。

ブレイクで有効的なのが、ド派手に盛り上げるDUB-MIX。
GOOD GIRLSは、PWLの次世代を担うCRAIG HARDY,MARTIN NEARY2者による
リミキサーチームで、Do What You Feel、In My Dreamsでのインパクト感がいい。

FORTHなるリミキサーによるIn My Dreams (Forth Coded Dub)もまた、HARD-COREテイストがあり、
ワンポイント盛り上げには有効となる。

PWLが唯一、ゲストプロデューサーとして招いたMotiv 8によるPride (Motiv 8 Dub)は、
12インチバージョンMotiv 8 Club Mixとは全く異なる世界観を演出するグルーブ感はまた見事。

Tony De Vitもこの時代を盛り上げたUKリミキサーで、HARD-ELECTRO HOUSEサウンドをリードした
人物の一人。

そして、もうひとつ取り入れたDUB-MIXが、93年の大ヒットThat's What Love Can Doに収録された
リミキサーSAFE HANDSによる名作Safe In The Hands Of Dub Mix。
モータウンテイストなパーカッションとオルガンサンプルを主体に、ミディアムテンポながら、
オーケストラ的なリフで盛り上げるサウンドには魅力がある。
ここはかなりロングに取り入れた。

SAFE HANDSは、当時のPWLを支えたCHRIS McDONNELL,LES SHARMA
2者によるリミキサーチームで、93年(STOCK & WATERMAN)におけるDAVE FORD、TONY KING、
JEWELS & STONEに次ぐ4大リミキサー体制のひとつでありました。

MEGAMIX終盤を飾るのは、ラストシングルLet The Spirit Move You-Spooki Summer Mixを使用、そして最後を締めくくるのはゲストプロデューサーMotiv 8による見事なダンス・グルーブを描いたサードシングルPride (Motiv 8 Club Mix)でエンドとした。
やはりMotiv 8の魅力はオープニングのノイジーなサンプルに対し、美しいピアノ音色という、この見事なギャップ感だと言える。

アルバム全体を通して感じるのは、やはりJOHNNAの力強いボーカル魅力に尽きる。
ポップアイドルながら、英国ではこれが当然のレベル。
そして90年代中期という打ち込みサウンドのパワフルさで言えば、流行の流れもありますが、これほどのエネルギッシュさはサウンドの歴史上からみてもピーク時期だったと思う。
これは、ここ最近のEDMとは全く比べものにならない、ダンスミュージック本来のストレートにグイグイと
くる攻撃的なアオリがある。

SAW時代からポップミュージックを貫いてきたPWLレコード。
94年以降のDANCE-POPへの数々の積み重ねが、後のビッグアーティストSTEPSデビューに繋がっている。

話は変わって、最近の音楽特番で素晴らしかったのが、テレビ朝日「甦る歌謡曲」。

中でもプレゼンター武田鉄矢さんによるカバー曲にまつわるストーリー。
大ヒットカバー曲とオリジナルの存在が結ぶ名作を紹介するという内容でした。

1つ目が、尾崎紀世彦さんのヒットで有名な「また逢う日まで」と、そのオリジナルであった
ズー・ニー・ヴー「ひとりの悲しみ」。
初めてオリジナルを聴いたのですが、尾崎さんの歌声も素晴らしいものと感じてはいましたが、
それ以上にビックリしたのがズー・ニー・ヴー。

ズー・ニー・ヴーの方は、学生運動という社会的背景をテーマとした「悲しい完全な別れ」に対し、
尾崎紀世彦さんでは、「希望ある別れ」に作詞家 阿久悠さんによって切り替えられた。
作詞家のセンスも見事ですが、何より感動したのはズー・ニー・ヴーの歌声とあの演奏スタイルの
カッコよさ。

そして2つ目は、イルカさん大ヒットカバー「なごり雪」に対し、オリジナル「かぐや姫バージョン」との繋がりに関する話。

この2つの話は、「大ヒットカバー曲にはオリジナルが存在した」という単なる情報に留まらず、武田さんが言われていた「名作が人から人へ渡り歩く」という言葉が重要なるポイントとなる。

結果的にカバー曲の方が大ヒットによりメジャーなモノになってしまいますが、オリジナルバージョンの方もまた、既に名作として完成された魅力が存在するという、深く情熱あるプレゼンにはとても感動した。
流石は金八っつぁんである。

「いつもこの番組ご覧頂いているんですよね?」
「いえ?」
「じゃ帰れ..帰れよ!!」By おしえて!美bien!!!

あと、今回もYOUTUBEにアップしましたので興味のある方は是非。 ビビアーン!

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