◆Sweetness And Light / COOL NOTES(93’ 7. 24作) 今回の中で最も魅力ある作品だと言える。 やはりWATERMANにとって、UK-SOULアーティストの中でもCOOL NOTESは数々の提供作品に特別な思い入れが感じられる。 これまでの楽曲数から推測すると、恐らく幻のセカンドシングルLove Is A Freaky Thingのカップリング候補だったと考えられる。 楽曲的にもシングル候補というタイプではありませんが、ファーストMake This A Special Nightがヒットしなかった時点で、最後の最後に書き上げたラスト提供曲らしさがある。
一見、ノーマルなミディアムSOULのようですが、こちらも聴けば聴くほどに LORRAINE McINTOSHの歌声とS&Wソングの程よい心地よさに引き込まれる。 サビ部分を繰り返し聴いていると、JAM & LEWIS作KARYN WHITE / ROMANTICをイメージさせるものもあり、やはり彼らへの憧れもあるのでしょう。
◆Show Me No Mercy / KAHAL & KAHAL(93’ ×. ×作) 2003年にSCARLET FANTASTICオフィシャルサイトのみで自主制作盤として販売されたアルバム Show Me No Mercy(同タイトル)で初リリースとなりましたが、一般市場では極めて入手困難でした。 これはYOUTUBEでも一切音源が聴くことができなかった幻の楽曲であり、ファンにとっては待望の 貴重音源。
◆Same Old Promises / LEROY OSBOURNE(93’ 1. 12作) LEROYなる男性ボーカリストは、KYLIE作品のWord Is Out、Let's Get To Itのゲストボーカルを務めた 人物で、その流れからソロデビューに向けてレコーディングされた音源。 イメージ的には、WANDA DEE同様、リゾート感ある爽やかHOUSE-POPですが、メロディの美しさはあるものの、シングル候補としてはインパクト面で物足りなさがある。
Same Old Promisesは後にWORLDS APARTによってアルバム収録(94年リリース)となりましたが、 シングルカットされる事はなかった。 これは実際のレコーディング時期が93年以前のものであったのと、94年以降はS&Wワークが既に終結していた為、12インチバージョンは作られたものの、最終的にはこちらもお蔵入りとなった。
この他、SUZETTE CHARLESのAfter You're Gone、Every Time We Touchを含め、7作品が新たにアップロードされていますが、この内4曲はYOUTUBE上ではアップされていない。正に短い活動の中の貴重なSTOCK & WATERMAN作品がここにある。
MATT AITKEN脱退と言えば、昨年12月にKYLIEのクリスマスアルバムがリリースされたと同時に、 26年ぶりにシングルEvery Day's Like ChristmasがA Stock Aitken Waterman Remixとしてダウンロードオンリーでリリースとなりました。 オランダ地方オンリーCDプロモ盤では、バックボーカル&キーボードをMIKE STOCK、ギターに MATT AITKENというクレジットがある。