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PWL音楽論コミュのRICK ASTLEYライブレポート

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先月の来日公演 ’Togeter Forever ’JAPAN TOUR 2014。
引き続きRICK ASTLEYのライブレポートをお送りいたします。

オープニングアクトHAZELL DEANライブが終了し、いよいよRICK ASTLEYの登場。
セットリストは以下のとおり。

1. Together Forever
2. It Would Take A Strong Strong Man
3. She Wants To Dance With Me
4. When I Fall In Love
5. Happy(PHARRELL WILLIAMS COVER)
6. Don't Say Goodbye
7. Take Me To Your Heart
8. Hold Me In Your Arms
9. My Arms Keep Missing You
10. Lights Out
11. Cry For Help
12. Ain't Too Proud To Beg
13.Don’t You Worry Child(SWEDISH HOUSE MAFIA COVER)
14.Everybody Dance(CHIC COVER)
15.Get Lucky(DAFT PUNK COVER)
16.Highway To Hell(AC/DC COVER)
17. Whenever You Need Somebody
18. Never Gonna Give You Up

オープニングはツアータイトルのTogether Foreverでスタート。
ここは分かり易いところからということなのでしょう。
序盤で感動させられたのが、2曲目のIt Would Take A Strong Strong Man。
RICKのボーカルテクニックが聴きどころではありますが、やはりファンにとってこの曲が生で聴ける事がどれだけ嬉しいか、それはSAW三者の才能バランスが発揮された隠れた名作のひとつであるという事。
中でも、味のあるギターソロに関してはMATT AITKENオリジナルを崩さない忠実な演奏を魅せてくれたのは、何よりの感動でありました。

PWL2作品の後、カバーソングの1曲目としてPHARRELL WILLIAMSの世界的大ヒット、
Happyを歌い上げた。
このカバーを聴いてどう感じたでしょうか?
一見、今流行りのヒット曲を単に組み入れたようにも思えますが、これは見事なカバーでした。
オリジナルPHARRELL WILLIAMSの場合、軽快なR&Bポップを軽いタッチで歌い上げており、
言ってみればこの抜いたボーカル手法が今の音楽シーンで受け入れられている。

これに対し、RICKバージョンの方は太いR&Bでグイグイもっていくという、どちらかというと従来型イメージではありますが、こちらもまた逆に新鮮さがある。
特に歌いだしのAメロ部分でのあのグイグイ感というのは、RICKならではのテクニックだと言える。

続くDon't Say Goodbyeは、大ヒットファーストアルバムWhenever You Need Somebodyからのアルバム収録曲の中でTogether Forever同様、馴染やすいSAW作品ではありますが、個人的にはHARDING & CURNOWによる名作The Love Has Goneの方が聴きたかった気もしますが、それはちょっとワガママか..?

今回ツアーの中で、魅力を発揮したのが黒人の女性バックボーカリストでありました。
この後のHold Me In Your ArmsやCry For HelpではR&Bバラードに上手いアシストを魅せて頂きました。

そしてナント! 9曲目でまさかのカラオケタイムが始まった!
観客席から2人の女性ファンをステージに上らせて、ナント、大ファンでなければ知るはずのない
My Arms Keep Missing Youをぶっつけ本番で歌詞カンペを見せながら歌わせるという、誰も予想していなかったブレイクタイムがスタート。

当然ながら全く歌えなかったという、一見グダグダなコーナーかと思いきや、よく考えてみると、これもまたRICKの見事な演出。
これはファンサービスという理由もありますが、改めて「プロって凄い」、そう感じさせるシーンでもありました。
(歌えないファン2人を残してステージを去ってしまうRICKも面白かった..。)

RICKにとっては然程難しい曲ではありませんが、意外にも相当なパワーを要する楽曲であることが歌ってみるとよく分かります。

この後、Ain't Too Proud To Begを含む5曲のカバーが続きますが、HAZELLと同様に単なるシンガーに止まらないミュージシャンであることが分かります。
それは、AC/DCカバー曲Highway To Hellでのドラム&ボーカルでのテクニックをはじめ、ソングライティングをも手掛ける実力の持ち主であり、あらゆる音楽視点を備え持った上でのポップシンガーという事なのです。

今回来日ライブでの「ユーロビートの貴公子」などというキーワードを使っている以上、
日本ではRICK ASTLEYというアーティストを分からないだろう。
彼の音楽ジャンルはユーロビートではないのだから...。
(何の曲を指してユーロビートと言っているのかが全く分からん)

全英・全米チャートNO.1を獲得したRICK ASTLEYはソウルポップシンガーです。

今回のライブを見に行って感じたのは、RICKが如何にしてラフに歌っているようにみえたとしても、
決して誰にも真似することのできないボーカルテクニックという大きなギャップ。

個性的な歌声である為、その声質ばかりが印象付いてしまいがちですが、あんな難しい歌をいとも簡単に歌いこなしてしまうので、聴く側からすると難しく感じられない。
しかも、時にはラフに、そして笑いを交えながらのステージともなると、よりその実力が見えづらくなってしまう。
バンドメンバーを含め、「楽しんで頂けましたか?」と言わんばかりの余裕感を魅せつけられた私にとっては、洋楽文化という物凄さがドカーン!と頭に突き当てられたような、そんな複雑な気持ちにさせられた。

英国の音楽パワーっていうのはホント凄まじい...。

以上、ライブレポートでしたー!

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