The Sound Of Stock Aitken Waterman 87’-88’ 【SIDE.1】 1.Maybe ( 12” Version ) / HAZELL DEAN 2.Do You Wanna Find Out (12" Mix) / SINITTA 3.System (Extended Garage-Dub Remix ) / MEL & KIM 4.You Started Something (12" Mix) / SAMANTHA FOX 5.Some Girls (12" Remix) / BANANARAMA 6.How Can This Be Real Love (12" Mix) / SINITTA 7.Positive Reaction (Extended Re-Edit) / MANDY SMITH
【SIDE.2】 1.I Don't Believe In Miracles (Extended Club Mix) / SINITTA 2.Too Late To Say Goodbye (12" Mix) / SAMANTHA FOX 3.Love, Truth & Honesty (Dance Hall Version) / BANANARAMA 4.Tell Him I Called (The Master Jam) / SEQUAL 5.Strike It Rich (Full Length Club-Remix) / BANANARAMA 6.Who's Gonna Catch You (When You Fall)? (Extended Version) / PEPSI & SHIRLIE 7.Heartache (Extended Remix & House) / PEPSI & SHIRLIE
聴き所は何と言ってもMATTによるギターで、この曲ではメインとなるカッティングと、そしてもうひとつサイドギターが2音階となっており、この3役を見事に担っている。 このR&B-FUSIONの流れにサブとしてSINITTAボーカルが重ねられたという極めて珍しいサウンドであり、 I Just Can't Wait (The Cool And Breezy Jazz Version)を聴くなら、個人的にはこちらの方がMATTの魅力が味わえる1曲だと言える。
4曲目は、You Started Something。 こちらはアルバムI Wanna Have Some Fun収録曲の12インチで、当時アルバムで聴いた時には然程の魅力を感じなかったが、12インチとして改めて聴いてみると、インパクトあるメインシングルとはならないまでも、個性ある楽曲としてのアピール感がある。
Some Girlsが死ぬほど好きな私から言わせて頂くなら、この曲の基本的ソングの流れは一切イジってはならないと思う。 サビメロからスタート、またはオープニングメロの入り方を変える等してしまうと、楽曲の流れが死んでしまうので、今回私が編集したのは、贅沢にもアルゼンチン盤を2枚使って、(コレまたお得意パターン)12” Versionを後半のシンセベース終わり部分までノーマルに流し、この後に再度オープニングブレイクに繋いでから後半サビメロという、実にノーマルなロングバージョンに仕上げた。(バージョンタイム約7分) 改めて12” Versionを聴いてみると、アルバムショートバージョンに比べて、魅力ある12インチ仕様に マスタリングし直されているのが分かる。 12インチレコードに比べ、LP盤の浅いミゾではあるものの、なかなか音圧はいいです!
続いては、How Can This Be Real Love。 細かい部分ですが、PWLラッパによるオープニングリフ手前と、Bメロからサビへ移る手前のタイミングで、 MATTによるヘヴィーなギター音が響くのですが、サウンド全体からすると出力レベルが小さく、非常に地味な演出ではありますが、こうした細かいアレンジの中にも、彼らのサウンドへの拘りが見られる。
そんな思いから今回は、ポップテイスト本来のノリを軸としたバージョンの流れを意識した。 オープニングは、A Man Das Mix – Instrumentalを使ってノーマルインストとし、この後のソング部分は Extended Mixに戻し、後半サビメロ後は再度A Man Das Mix – Instrumentalに切り替えて、終始ノーマルポップなイメージをキープしてみた。