細かい部分ではあるが、この違いが「EUROBEAT」と「POP-MUSIC」との境界線となる。 「I SHOULD BE SO LUCKY」は、一般的に「EUROBEAT」定番となっているが、ベースラインでは「オリジナル」はノーマル型なので「POP-MUSIC」タイプ、「リミックス」が「EUROBEAT」タイプという事になる。 しかし「リミックス」(Bicentennial Remix)の方は「Wベース」ではなく、「ズンドコ・ベース」のみであるが、典型サウンドに比べて割と「静かな仕上がり」となっている。 「EUROBEAT」テイストでありながら、基本は「POP-MUSIC」路線という事なのでしょう。
一方「リミックス」(The Boys Are Back In Town Mix)では「オリジナル」とは逆に、「Wベース」、「クラップ&パーカッション」が強調され、どちらかと言うとこちらの方が「PWL-EURO」に近い仕上がりとなったが、以前にも書いた「UK盤プレス・ミス」によって「リミックス・バージョン」に対する世間の印象は薄いモノとなってしまった。