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PWL音楽論コミュのHARDING & CURNOW – BEST REMIXES!

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ここ最近、ようやく「SYD HAYWOODE--He's Got Magic」(フランス盤12インチ)を手に入れることが出来たのだが、ちょっとガッカリな内容であった。

「PWL-SOUND」の基本路線とは正に「ポップ・ミュージック」を貫くことであり、これとは大きく外れたトラックの流れであった。
その理由として、本国UKオリジナルについては「TAMBI FERNANDO」氏によって仕上げられ、これに続く「セカンド・ミックス」として「DIGITAL-HOUSE」サウンドをコンセプトとしたバージョンを
「HARDING & CURNOW」が担当した。

しかし、本国UKでヒットしなかった為、後にフランス・オンリーで「CLUB-MIX」(PWL)が、正規バージョンとしてリリースされる事となる。
サウンドの方は、「1コーラス」部分が終わると一旦「ブレイク・ビート」に切り替わり、
(しかも「ブレイク・ダウン」してしまう)切り貼りしたかのように「2コーラス」が始まるのだが、その後は「DIGITAL-HOUSE」特有な「DUB-BEAT」が流れ、そのまま終わってしまうという、後半の「サビ・メロ」繰り返しが削除されるという最悪の仕上がりになっていた。

個人的には、以前に購入した「フランス盤7インチ」を使って、頭と後半のブレイク部分を「12インチ・バージョン」で繋ぎ直すという作業をせざるを得ない状況である。
そういう意味では「7インチ」を買っておいて正解であった。

またしても、こうした書き出しをしてしまうと、「HARDING & CURNOW」作品にケチをつける事に終わってしまうところだが、今回は彼等による数多くの中でも「オリジナル・プロデューサー」との見事なコンビネーションを発揮した作品に触れたいと思う。

まず1枚目は「KELLY CHARLES/JAMES BRATTON--Reachin'」(89年11月リリース)
これぞ、「RARE-GROOVE」サウンド決定版とも言えるクオリティ。
同系サウンドの多くは「ド派手過ぎる」サンプル使いが目立つイメージだが、この作品については
メイン・プロデューサー「JAMES BRATTON」(「SYBIL--My Love Is Guaranteed」オリジナル・
プロデューサー)を軸に「HARDING & CURNOW」との「MIXバランス」は実に絶妙で、UKソウルにフィットした「KELLY CHARLES」のボーカルもまた、最大な魅力のひとつ。
思わず一緒に口ずさんでしまう程に、これは「GOOD MUSIC」の一言に尽きる。
また曲の後半部分で「‘PWL’SOUND GROUND〜」というフレーズにも注目してしまう。

続いて、個人的に「GOOD-EURO SOUND」に匹敵するクオリティを感じさせるのが、
「LEIGH JAEGER--Johnny & Mary」(89年6月リリース)

前回に、SAWとの「HI-ENERGY」サウンド作りの違いについて触れましたが、この作品では唯一
「SAW流」に限りなく近い技術とアイデア、そして「音に感じたまま」を純粋に表現した
「ブレイク・ビート」に仕上げられている。

この曲のオリジナルは「ROBERT PALMER」(80年作)による「TECHNO-POP」サウンドなのだが、同じ「打ち込みジャンル」でもアレンジ・スタイルを一変させたもので、「ギター音」を取り入れるなど、オリジナル・イメージは取り払われた。
「SAW流」に近い技術で言えば、活きた「スネア・ドラム」の打ち込みをベースに、「Bメロ部分」のみに打ち込まれた「PWLクラップ音」には細かさが感じられ、「ムチ音」のサンプリングを入れるタイミングも絶妙。

後半のブレイク・ビート部分では、強力な「パーカッション音」や「チョッパー・ベース」はここでしか使われておらず、「ワンポイント効果」という点も意識しながら、勢いあるノリは「フェードアウト」する最後まで損なわれることがない。
「レコード・ジャケット」こそ、安っぽい「イタリアン・ユーロ」のイメージ(好きな方にはスイマセン!)を抱くところだが、中身は数少ない「完璧なPWL−EURO」に仕上げられた貴重な作品である。
レコード会社が「A&M」ということもあり、「Carol Hitchcock-- GET READY」を意識したようにも感じられる。

三枚目は、「RESPECT with guest vocals by PHIL OAKEY--
WHAT COMES AFTER GOODBYE」(90年12月リリース)

UK界の大御所「THE HUMAN LEAGUE」のリード・ボーカル「PHIL OAKEY」氏を起用した、
「正統派UK−POP」とも言える美しいメロディ・ラインをベースに、あの「Lonnie Gordon --
IF I HAVE TO STAND ALONE」のリズム・トラックを上手く重ねながら「PWL-MIX」をアピールした、こちらもまたオリジナル・プロデューサーとの絶妙な「技術バランス」が発揮された作品。
PWL単独リミキサーが「SAWオリジナル・ビート」を使用するケースは非常に珍しく、90年後期に近づくにつれ、こうした場面も見られるようになった。

女性ボーカル「RESPECT」とのボーカル・コラボによって、「PHIL OAKEY」氏のボーカル魅力を
引き出し、また後半部分での「ハーモニカ・ソロ」もまた、これが意外にもフィットしたサウンドの流れを演出した。

そして最後は、これはレア中のレア盤となった1枚、「BASIA--Until You Come Back To Me」
(90年プロモ・リリース)

ただし、これは「フランス盤12インチ」ではなく、USオンリー「プロモCD」のみに収録された
「Phil Harding 12" Remix」の方で、フランス盤と同じミックス・タイトルだが内容は全く違うモノで、「6分35秒」という「オリジナル・12インチ・バージョン」に仕上げられたものである。

このバージョンでしか聴くことの出来ない、「ブレイク・ビート」や「ボイス・サンプリング」が絶妙に打ち込まれたこの「12インチ・バージョン」は正に、幻の「GOOD−トラック」と言える。
「RARE-GROOVE」なリズム・トラックは「フランス・バージョン」に近い音で、高音に響き渡るピアノ・サンプル音が心地よく、これが「RARE-GROOVE」リズムとジャスト・フィットしている。
また、後半部分での「BASIA」ボーカル・サンプリングの使い方も絶妙で、「TIL YOU.. TIL YOU..
BACK.. BACK」といった音階を付けた「PWL-MIX」がアピールされ、ファンにとっては非常に悔やまれる1枚となった。

私事でありますが、最近やっと「CD用ターン・テーブル」を購入して、こうした幻の「CD・プロモバージョン」もミックス・テープに収録することが可能となり、更なる「PWL-SPECIAL REMIXES」構想が膨らむ今日この頃であります。

また次回に「ミックス・モノ」もご紹介したいと思います。

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