サンデーサイレンス革命コミュの【新潟２歳Ｓ】ポイントゲームの掲示板

【新潟２歳Ｓ】松岡、リーディングへ気合！

注目の新種牡馬ゼンノロブロイを父に持つコスモレニ。夏の新潟リーディングを狙う松岡騎手とのタッグで重賞Ｖを狙う【フォト】　大種牡馬サンデーサイレンスの死後、リーディングサイアー争いは熾烈になっている。生産地も種牡馬選択には慎重になっている現状だが、変わらないのは新種牡馬への力の入れようだ。ファーストシーズンから質の高い繁殖牝馬と交配し、レベルの高い産駒を送り出している。それを物語っているのが昨年の２歳リーディングサイアーランキングだ。函館２歳Ｓ優勝馬フィフスペトルなどを出したキングカメハメハ、札幌２歳Ｓを勝ってダービーを勝つまで大成長したロジユニヴァースを送ったネオユニヴァースと新種牡馬がワンツー。今年の新潟２歳Ｓではゼンノロブロイの初年度産駒コスモレニに注目したい。

　８月２２日の新潟の新馬戦（芝・内１４００メートル）でデビューし、２番手から楽に抜け出して２着に１馬身半の差をつけて快勝した。勝ちタイム１分２２秒７（良）はペースの違いがあるにしろ、同距離のオープン・ダリア賞（１分２３秒２＝良）より速く、初戦としては上々だ。コンビを組んだ松岡騎手も「センス十分の競馬で、期待通りの内容でした。反応も良かったですよ」と絶賛。中間のけいこでも跨り、「牝馬だからテンションが上がるかなと思っていましたが、落ち着きは十分あるし、マイルになるのも問題ないです」と、中１週のローテーション、１ハロンの距離延長にも不安は感じていない。

　その松岡は８月３０日終了時点で夏の新潟開催２０勝をマークし、リーディングトップ。夏最終週の今週は、土曜に札幌２歳Ｓ（ロードシップ）に騎乗するため、コスモレニで何としても勝ち星を伸ばしたいところだ。

　「前走でも１頭になったらフワフワしていた。まだ奥がありそうだし、この時期は仕上がりの早い牝馬の方が有利だからね」。最後のメーンを勝って、リーディングに花を添えるか－。（高尾幸司）