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サンデーサイレンス革命コミュの【香港国際GI】4年ぶり快挙!ハットトリック香港マイル制圧

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4年ぶりの日本馬V!! マイルCSに続いて、ハットトリック(右)がGIを連勝。ペリエのムチに応え世界のマイル王に上り詰めた(AP)
【香港11日=高尾幸司】ハット、GI連勝だぁ! 国際GI4レースがシャティン競馬場で行われ、香港マイルに挑んだオリビエ・ペリエ騎乗のハットトリックが大外から豪快に伸びて完勝。海外の強豪を相手に、マイルCSに次ぐGI制覇を達成した。同レースに出走したアサクサデンエンは6着。香港ヴァーズに挑戦したシックスセンスは2着に健闘。香港スプリントに出走したアドマイヤマックスは11着に敗れた。



マイルCSに続くGI奪取だ。ハットトリックが、日の丸旋風が吹き荒れた01年(香港ヴァーズ・ステイゴールド、香港マイル・エイシンプレストン、香港カップ・アグネスデジタル)以来4年ぶりに香港で日本馬の強さを見せつけた。

「ゲートでイライラして少しナーバスになっていた」と角居調教師が振り返るように、ハットは出遅れ気味のスタート。しかし、オリビエ・ペリエ騎手=写真右下=は慌てなかった。「スタートして200〜300メートルはおっつけながら行ったが、そのあとは折り合いもついてスムーズ」と手の内に入れていた。マイルCSを勝ったレースの再現のような完璧な騎乗。3〜4コーナーで追い出され、直線でうまく外に出されると、あとは日本から来た新マイル王のワンマンショー。「余裕を持って上がっていけたし、最後の脚は素晴らしいね」と乗っていた本人も舌を巻くほどの伸びで、シャティンの450メートルの直線を矢のように駆け抜けた。

ハットのベストパートナーとなったペリエは、「スバラシイ。イチバン」と地元メディアのインタビューに第一声は日本語で答えた。角居師も「初めての海外で輸送に不安はあったが、今回はうまくいった。オリビエも3回目でうまく乗ってくれた」と仏の名手に全幅の信頼を寄せる。これで角居師はハットのマイルCSからJCダート(カネヒキリ)→ステイヤーズS(デルタブルース)と4週連続で重賞制覇。しかもそのうち3勝がGIと、その勢いはとどまることを知らない。シーザリオでアメリカンオークスを制しており、異なる馬で海外GI2勝も快挙だ。

ハットトリックはマイルGIを連勝し、JRA賞・最優秀短距離馬の最有力候補に挙がった。角居調教師、ペリエ騎手、西内荘装蹄師、そしてスタッフ一丸での香港マイル制覇。『TEAM角居』のこの勢いは、来年も世界にその名をとどろかすことになるかもしれない。



【ハットトリック】
父サンデーサイレンス、母トリッキーコード、母の父ロストコード。栗東・角居勝彦厩舎所属。北海道追分町・追分ファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は13戦8勝(海外1戦1勝)。獲得賞金は3億5959万円(海外1億2800万円)。重賞は平成17年GIII京都金杯、GIII東京新聞杯、GIマイルCSに続く4勝目。GI香港マイルは角居勝彦調教師が初勝利、オリビエ・ペリエ騎手は平成11年ドックサイダーに続く2勝目。


★シーザリオに次ぐ海外GI2勝目
ハットトリックは、クラブ法人である(有)キャロットファームの所有馬。今年は米GIアメリカンオークスも同じ角居厩舎のシーザリオで優勝。世界をまたにかけて赤・白・緑の勝負服が活躍した。代表取締役の高橋二次矢(ふじや)氏は「とてもうれしいですね。シーザリオに次ぐ2つ目の勝利で、本当によかった。海外の競馬でも、出すからには勝つように…と思っていますが、会員の皆さんのおかげです」と海外GI2勝目に興奮していた。

★発走15分遅れる
香港マイルは発走が15分遅れるハプニングがあった。パドックで騎手の重りが落ちていたのが原因で、誰のものか分からないため、全馬の騎手が鞍をはずして再計量し、それからパドックに集まったため発走が大幅に遅れた。ペリエは「僕は斤量と体重がそれほど変わらないから、(再計量に時間がかからず)ハットトリックをそれほど待たせないでよかった。これもひとつの勝因かな」と運も味方したようだ。

★デンエン伸びず6着
アサクサデンエンはスタートで少し遅れたが、4コーナーでは勝ったハットトリックと同じ位置。そこから伸びそうで伸びず6着と敗れた。「悔いのない仕上がり。結果は結果として厳粛に受け止める」。河野調教師のこのひと言がすべてを物語っていた。中間は絶好と言える動きを見せ、「仕上がり過ぎて引っ掛かるのではないかと思った」とトレーナーは万全の仕上がりでレースに送り出した。だが伸び切れなかった。藤田伸二騎手も「大外だったが思い通りの競馬ができた。でも伸びなかった。芝も硬めでいい状態で競馬ができたのに…」と敗因がはっきりしない様子だった。しかし、勝ち馬とはコンマ4秒しか負けておらず、春のマイル王として来年の活躍を期待したい。

【香港ヴァーズ】

★シックスセンス大健闘2着
ディープ世代の意地を見せる2着だった。日本馬のトップバッターとして出走したシックスセンスは、ゲートをジャンプするように出て遅れたが、外枠が味方して外々をスムーズに追走。先頭に並び掛ける勢いで直線に入り、内をこじ開けるように伸びたジャパンC5着のウィジャボードには2馬身3/4離されたが、熾烈な2着争いを制し、場内を沸かせた。

長浜調教師は「前半少し掛かっていた。その割には3歳であのメンバー相手によく走っている」とレベルが高い今年の香港ヴァーズでの2着に納得の表情。環境やコースが変わっても2着の愛馬を「とことん最強の1勝馬を目指すかな」とジョーク交じりに称えていた。四位洋文騎手は「3コーナーに入ったとき、(アグネス)デジタルを思い出した。手応えが一緒だったから」と抜群の行きっぷりを見せていた。しかし、「前半、掛かったぶん最後は少し止まったね」と悔しそうな表情も浮かべた。「まだ3歳だし、これから成長してくれる。来年また来たい」と四位。今年の日本馬3歳世代の強さを世界に示し、有馬記念で無敗4冠を目指すディープへエールを送った。

ウィジャボードは産地、調教地ともに英国の4歳牝馬で父ケープクロス、母セレクションボード(その父ウェルシュパジェント)。通算13戦7勝で、GIは英愛オークス、BCフィリー&メアターフ(いずれも'04年)に次いで4勝目。

【香港スプリント】

★引退レース飾れず…アドマイヤマックス11着
引退レースとなったアドマイヤマックスは初の直線1000メートルに戸惑いは隠せなかった。「スタートは半馬身くらい速かったけど、二の足がこっちの馬は違うわ」と上村洋行騎手も戸惑った結果、11着と大敗。「(香港の)スプリント戦を勝つにはスプリント専用の馬でないと難しい」と橋田調教師も完敗を認めた。

優勝したナチュラルブリッツは豪州産で、香港のD・クルーズ厩舎所属の5歳せん馬。父マルーフ、母ミイハロ(その父フレッチングリー)。通算23戦11勝で、GI初制覇。

【香港カップ】

★ヴェンジャンスV
日本馬が出走しなかったレースは、A・デルペッチ騎乗のヴェンジャンスオブレインが早め先頭から押し切り、今年のクイーンエリザベスII世Cに次ぐ国際GI2勝目をマーク。2着には後方から追い込んだフランスのプライド。連覇を狙ったアレクサンダーゴールドランは8着に敗れた。

ヴェンジャンスオブレインはニュージーランド産で、香港のD・フェラリス厩舎所属の5歳せん馬。父ザビール、母デインラー(その父デインヒル)で通算17戦8勝。

コメント(4)

まだレースは見ていないのですが良かったですね、ハットトリック。
ヴァーズでの超預感(^^;の2着も立派立派。1着はウィジャボード、JC5着。アルカセットは強かったのかなぁ、やはり。(^^;
で、そのアルカセット、日本での繋養がほぼ決まりなようで。
Toshiさんがよく言われている社台蔓延に対するくさびになるかどうか。
ある意味、こういった新勢力に対して社台がどういう手段をとるかは見物といえば見物です。
僕はJCを見て、ウィジャボードとアルカセットは異常に強いと思いました。
あの二頭はロブロイなどの日本馬よりも格上です。
だから今回の香港もまず勝つだろうなと予想してました。

シックスセンスが二着ということはあまりメンバーそろってなかったんかなと思います。
まぁ、同日に距離が同じような格が上のレースがあるから、
メンバーが一流半になるのはしょうがないですが…
アルカセット、日本での繋養がほぼ決まりなようで。

シンボリの和田さんが権利の一部を持っているような事が
書いてありました。

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