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サンデーサイレンス革命コミュの【ファンタジーS】ユタカも舌巻く4連勝!ボイス大外一気

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目の覚めるような末脚を発揮し、4連勝で重賞2勝目を飾ったアルーリングボイス。阪神JFの主役は誰にも譲らない=撮影・岡田亮二
ファンタジーS(6日、京都11R、G III 、2歳牝馬オープン、馬齢、芝・外1400メートル、1着本賞金3200万円=出走15頭)優勝馬からG I ホースを輩出している出世レースは、アルーリングボイスが最速の上がり34秒1でラッシュライフをクビ差捕らえて1番人気に応えた。武豊騎手(36)とコンビを組んで以来4戦負けなしで、阪神JFで2歳女王を目指す。タイム1分21秒4(良)。デビュー戦圧勝で2番人気に推されたブラックチーターは見せ場もなく11着に大敗した。



まるで他馬が止まって見える、鮮やかな追い込み。1番人気に推されたアルーリングボイスが、変幻自在の4連勝で2歳女王に王手をかけた。武豊騎手の言葉にも、驚きが交じっている。

「4連勝が全部違うパターンですからね…。ボクの中で半分は(どんなレースができるか)試しながら乗っているのに、全部応えてくれるんですから、本当にセンスがありますよ」

初勝利はスピード任せの逃げ切り勝ち。続く小倉2歳Sは、中団からインをついて一気に進出する差し切りで、前走は好位からの横綱相撲だった。それが今回は、好位につけながら後方に下げて、大外一気。百戦錬磨のユタカが舌を巻くのもうなずける内容だ。

「いいポジションまで下げられました。ひと呼吸置いて外に持ち出したけど、ゴーサインを出した時の反応が良かったからね」

馬のセンスもさることながら、好騎乗も見逃せない。無理なく外に出せるよう、後方まで下げる位置取り。一見、リスクのあるレースも、すべて計算されていた。人馬一体の4連勝。このレースの勝ち馬は3年連続でG I 馬(ピースオブワールド、スイープトウショウ、ラインクラフト)に出世しているだけに、期待が大きく膨らむ。

「夏の頃は、前脚のさばきがギクシャクしていたんですが、前走から楽になってきました。そのあたりが成長度なんでしょう。自信は持っていたんですよ」

ニヤリと笑う野村彰彦調教師は、母アルーリングアクトも管理。「激しい気性を受け継いでいるのがいい」と言う。次は、阪神ジュベナイルフィリーズ(12月4日、阪神、G I 、芝1600メートル)で戴冠を目指す。

「1回ずつ走り方も良くなっているし、G I にも期待を持っていけますね」

ユタカが5連勝に意欲を見せれば、野村師も「G I が見えてきた? そうですね。うまく調整していきたいです」と女王の座を見据える。スピードとセンスを兼備した新世代のヒロイン・アルーリングボイス。天才をもうならせる魅惑の走りで、これからも快進撃を続ける。

(黒田栄一郎)

■アルーリングボイス
父フレンチデピュティ、母アルーリングアクト、母の父エンドスウィープ、鹿毛の牝2歳。栗東・野村彰彦厩舎所属。北海道・白老の白老ファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。戦績は5戦4勝。獲得賞金は8915万8000円。重賞は平成17年G III 小倉2歳Sに次いで2勝目。G III ファンタジーSは野村彰彦調教師、武豊騎手とも初勝利。

◆出世レース
過去にこのレースを勝った馬は、10年プリモディーネ(桜花賞)、14年ピースオブワールド(阪神JF)、15年スイープトウショウ(秋華賞、宝塚記念)、16年ラインクラフト(桜花賞、NHKマイルC)と、4頭がG I を勝っている。

★2着ラッシュ本番で逆転誓う
4番人気のラッシュライフが、好位追走から直線で抜け出す力強い競馬で、いったんは勝利を手中に収めた。しかし、ゴール寸前でそのVがスルリ…。クビ差2着に泣いた。「オレのも伸びているんだけど…。きょうのところはキャリアの差が出たね」と蛯名正義騎手。しかし、3カ月ぶりの実戦で長距離輸送を克服しての2着は大きな収穫だ。伊藤圭三調教師は「本当にすごいセンスの持ち主。次が楽しみです」と手応えをつかんでいた。「マイルくらいまでなら」と蛯名騎手も距離延長に太鼓判。本番での逆転に期待がかかる。

★人気薄見返したタカラヅカ3着
“良血”に偽りはなかった。父はサンデーサイレンス、母はデュプリシト。名牝・ニシノフラワーの異父妹にあたるニシノタカラヅカが、10番人気に反発するように3着に食い込んだ。「SS産駒の良血馬らしく、本当に柔らかくて、いい背中をしている。(パンパンの)良馬場ならもっと良かったんだろうけど、(水分を含んで)重たい雨馬場で良く頑張っていると思う」。鞍上の四位洋文騎手も馬を称えた。5番手あたりから、大接戦となった3着争いでアタマ差だけ抜け出したように勝負根性も抜群だ。

★4着フジムスメ夏の疲れ抜けず
3番人気の支持を集めた新潟2歳S2着馬ニシノフジムスメは、中団からジリジリとした伸びで4着に粘り込んだ。「きょうは馬場入りも嫌がったし、夏の疲れが完全に抜け切っていなかった感じ。こんな道悪でも、地力でここまで食い込んでくれたが…」と、鞍上の後藤浩輝騎手も言葉少なだった。栗東から夏の新潟へ3度も遠距離輸送した疲れから2カ月では回復しなかったようだ。

★ブラックチーター経験不足を露呈11着
デビュー戦の5馬身差完勝から素質を買われて2番人気に支持されたブラックチーターは、見せ場もつくれず11着惨敗。スタートが悪く、最後位からの競馬で直線、数頭かわしただけだった。「出が悪く、流れに乗れなかった。1戦というキャリアの浅さが出たみたい。でも、これで終わる馬ではないよ」と福永祐一騎手は前向き。松田国調教師も「位置が後ろすぎたね。負ける時はこんなもの」と、2ケタ着順にもショックはそれほどなかった。

▼ファンタジーS(11月6日、京都11R、G III 、2歳牝馬OP、芝1400m) 1着(2)アルーリングボイス
2着(4)ラッシュライフ
3着(5)ニシノタカラヅカ
単勝 2 250円
複勝 2 130円
4 240円
5 700円
枠連 2-3 770円
馬連 2-4 1,130円
ワイド 2-4 500円
2-5 1,550円
4-5 3,370円
馬単 2-4 1,850円
3連複 2-4-5 10,930円
3連単 2-4-5 37,480円

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