サンデーサイレンス革命コミュの９日の２歳戦結果…デジタル半弟ジャリスコライトが新馬Ｖ

【東京】
★ジャリスコライト３３秒８の末脚で快勝
評判馬が揃った５Ｒの新馬戦（芝１８００メートル）は、アグネスデジタル（父クラフティプロスペクター）の半弟で２番人気のジャリスコライト（美・藤沢和、牡、父ファンタスティックライト、母チャンシースクウォー、母の父チーフズクラウン）が、好位追走から上がり３ハロン３３秒８の末脚で１番人気のマイネルスケルツィを捕え、１馬身１／２差で快勝した。１分５０秒８（良）「道中は力まずリズム良く走っていた。馬込みは気にしないし、抜け出す脚も良かった。行きたがる面もないし、距離も大丈夫。素晴らしい馬ですね」と北村宏騎手は絶賛していた。

★ユノブラッキーが差し切る
牝馬限定の４Ｒの新馬戦（芝１６００メートル）は、６番人気のＳＳ産駒ユノブラッキー（美・伊藤正、母マチカネハツシマダ、母の父プライヴェイトアカウント）が、後方から上がり３ハロン３４秒９の末脚で大外から豪快に差し切った。１分３６秒４（良）。四位騎手は「おっとりしてたのでテンの位置はあんなもの。前に馬がいるとフワフワしたが、（直線で）外に出すと手応えは良かったし終いの脚も良かった」と好感触。「内臓面が悪かったので、本数はやっていたが強い調教はできなかった。それでこれだけの競馬ができるんだから素質はある」と伊藤正調教師も笑顔。

【京都】
★クリノスペシャルが連勝！
牝馬限定戦の９Ｒりんどう賞（５００万下、芝１４００メートル）は、３番人気のクリノスペシャル（栗・橋口、父スペシャルウィーク、母ペパーミントグラス、母の父ヘクタープロテクター）が１分２２秒３（良）でＶ。未勝利戦に続く連勝で、「弱かった馬がしっかりしてきて、理想的な形。もっと良くなる」と上村騎手。次走はファンタジーＳ（１１月６日、京都、Ｇ III 、芝１４００メートル）が有力。なお橋口厩舎はこの週の２歳戦で３勝２着１回と大活躍だった。

★オースミタキオンがＶ…注目のキャプテンベガは４着
注目の超良血キャプテンベガの出走で注目された６Ｒの新馬戦（芝１８００メートル）は、３番人気オースミタキオン（栗・南井、牡、父アグネスタキオン、母サムソンレッド、母の父カーリアン）が１分５３秒０（良）で制した。「なかなかハミを取らなかったが最後はしっかり伸びた。距離はもっと長い方がいい」と和田騎手。アドマイヤベガ、アドマイヤドンの弟キャプテンベガは、スタートで大きく出遅れて直線は良く伸びたが４着まで。「現状ではよく走っているし、よく伸びている」と武豊騎手。

★フォルテピアノ逃げ切りＶ
５Ｒの新馬戦（ダ１４００メートル）は１番人気のフォルテピアノ（栗・橋口、牝、父フレンチデピュティ、母キョウエイフォルテ、母の父ノーザンテースト）が１分２６秒０（稍重）で逃げ切り。「スタートが速いし、最後はまだ遊んでいた。誰が乗っても勝てたね。重賞を狙える器です」と小牧太騎手は絶賛。