ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

有吉佐和子 for LGBTQコミュの復刻! 有吉佐和子「連舞」「乱舞」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「平松昭子の着物事件簿」(名著!)に紹介されていて、すごく読みたかったのですが、絶版になっていた有吉佐和子さんの小説、「連舞」、「乱舞」が集英社文庫から復刻されています。


「日本舞踊の師匠を母に持つ秋子には、異父姉妹の妹、千春がいた。千春の父親は家元で、さらに本人も天才少女。母は千春ばかりを可愛がるのだったが・・・」というお話です。

ストーリーが超おもしろいので、ここではこれ以上書きませんが、きものに関する描写を少しだけ。

流派の大会で「連獅子」の狂言師を踊ることになった秋子と千春に母の寿々のいう台詞・・・

「狂言師というのは、大奥だとか、宮中だとか、分かるね?天皇陛下のおいでになるような尊いところに伺って、舞や踊りをお見せする者なんだから、まず、行儀ってものがよくなきゃならない。すり足で、足袋が目に痛いほど白く見えるように踊るんだよ。足袋が白く見えるのは、足袋が汚れていないという意味じゃない、足の運びが綺麗ならそう見えるのだから、全身の神経を足袋の先に集めて歩くんだよ。いいかい」

ちなみに、「連舞」を読むと「着物事件簿」に載っている平松さんのイラストの意味がわかります。

コメント(2)

秋子が、踊り手として
ひとりの女として成長する様が面白い作品。
図書館でしか読めなかった作品なので
とても楽しみです。
>Mi-tzさま。

面白いよねー。文庫で読めるなんて夢のよう。
ただ、天才少女でありながら、ちょっと天然でお姉さん思いだった千春が、「乱舞」ではイメージダウンで悲しかった。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

有吉佐和子 for LGBTQ 更新情報

有吉佐和子 for LGBTQのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。