この共同制作は3年間をかけて東京ーミネソターNYCで二人の女性作家(演出家)が手がけるもので、今年の夏はミネアポリスのプレイライツセンターでリーディングが行われました。(ミネソタ在住の俳優 In the Heart of the Beastのかわはら まさのりさんや、フラメンコ・ダンサー西内佐知子さんが出演しました)
TristaはMinneapolis在住。羊屋白玉さんはニューズウィーク日本版の特集「世界が認めた日本人女性100人」のひとりに選ばれたアーティストです。今回は東京でのWorking in ProgressのDOE 2 の公演が今週末行われます。
アメリカのミネアポリスを中心に活動する劇作家。ピュリッツアー賞、トニー賞、オリバー賞、多数のオビー賞、などを受賞しているプレイライツセンターの中心メンバーであり、自分たちの作品を自分たちで制作しようと集まった15人の劇作家からなる集団 Workhaus Collective(ワークハウスコレクティヴ)の立ち上げメンバーであり、New Georges(ニュージョージズ)というシアターカンパニーの所属アーティストである。 USA Group Playwriting Award(ユーエスエー グループ プレイライツ アワード)を二年連続で授与し、Jerome fellowship(ジェロームフェローシップ)をはじめ、数々のグラントを得て、作品を発表してきた。作品は、オフブロードウェイ、オフオフブロードウェイ、国内外を問わず各地で上演されている。 彼女の作品作りにおけるステートメントは、「詩的なものとグロテスクなものをひとつに並べる」「劇作品に音楽と同じような力を与えるための新たなリズムの探求である。」 作品数は20を超し、数々の賛辞を受けている。 「砂」SAND (“stunning”- New York Times)第一級のすばらしさ! 「雌鹿」DOE (“unsettling, dreamlike” - Variety)悪夢を見ているようだ。 「パティの赤いズボン」PATTY RED PANTS (“Best of 2005” - City Pages)2005年のベストシアター! 創作活動と平行して、セントクラウド大学の大学教授として教鞭をとっており、「スクリーンライティング」と「プレイライティング」を教えている。一女の母である。