胆嚢が無い生活を語ろう！コミュの胆嚢摘出後の経過報告　私の場合

皆さんお久し振りです。

５月に入院・手術をした後になかなか事態がはっきりとしなくて皆さんへのご報告が出来ずにいましたがやっと一旦ご報告出来るような状態になりましたので過去を振り返りながら今一度経過をお話ししたいと思います。

４月に胆石発作が頻発して１０日間のうちに４回も救急で我が家の側にある東芝病院へ。

そしてゴールデンウィークも開けないうちから入院、ＣＴとＭＲＩの画像診断の結果胆嚢の中と総胆管に胆石を確認、オマケに造影剤検査ですでに胆嚢が機能していない事が分かりまずは内視鏡で総胆管の採石治療をしてから次に外科の腹腔鏡で胆嚢摘出手術を行いました。

一ヶ月にも及ぶ入院となりました。

全て終ってやれやれと、退院してから約２週間ほど経った頃、

「うーん・・・最近調子悪いなあ・・」と言うことで再度東芝病院の外科へ、

担当の先生いわく

「何にも無いはずだけどねぇ・・、念のためＣＴ撮りましょう」

で、後日ＣＴの結果を聞きに行くと

「石が一つ残っている」と聞かされて、「ンにゃー？？？！！」

「先生、どこに残っているのですか?」と訊ねると、

「胆嚢から総胆管へ繋がる細い管の中です」とのこと、

で、外科の先生は

「これは開腹手術をしなければならない」と言っていました。

念のため後日ＭＲＩを撮った時には石が総胆管へ移動していたので

「開腹手術しなくて済みますよ、これなら内視鏡で大丈夫」

となったのです。

そして７月入院。

内視鏡による採石治療。

ところが！ところが！

内科の先生のお話では私の総胆管は普通の人より非常に細いために
器具（バスケット）が中で上手く動きが取れなくて石が取り出せないのだそうです。

１ｃｍの大きさの石を総胆管の中で砕く事になりました。

砕く事は出来たのですが細かくなったいくつかの石を今度は
バルーン採石（総胆管の中から掻きだす）という手法に変更。

ですが約２個ほどが総胆管のかなり上部に留まっていてバルーンの
上に位置してしまうために取り出せません。

２日もかけてバルーン採石を試みたのですが結局駄目でした。

内科の治療は完全麻酔が掛けられない為に私の体力はかなり
消耗し、激痩せ。

先生は次の日も同じ事を行いたいと言って来ましたが、私の
体力と気力はもうすで限界。

「先生、もう私持たないので一旦退院して体力を回復させたいです」
とお願いして次の日に退院してきました。この間９日間でした。

退院の前に次回の入院日と施術日の予約をして欲しいとのことでしたので
一応９月２日の入院予約をしてから返って来ました。

ここまでで最初の１ヵ月間の入院日が明細金額約１３０万円、２回目の
９日間の明細金額が約７０万円です。合計約２００万円にもなります。

実際に私が支払った金額は区の高額医療認定を受けているので１入院
３７５００円程度ですが、凄いですよね。医療費って・・・

８月も終わりに近付いてさあ、いよいよ９月になったら又入院だなと
思っていた矢先に先週急に熱が３９度も出てしまい、またまた東芝病院へ
救急で行く事になりました。

Ａ型インフルエンザに掛かってしまいました。

まだ石が残っている私は日々胆石症食で過ごしていたら体力が戻らず
きっと免疫力・提供力が低下しているのだと思います。

現在タミフル服用中です。

インフルエンザの診察をして下さった内科の医師は胆石の先生とは違う
方だったので昨日家に帰ってから胆石の担当医に電話を掛けて

「体力が戻らない上にさらにインフルエンザに掛かってしまったので
９月２日の入院は取りやめて先に延ばしたい」とお願いをしました。

この後はインフルエンザが回復したところで一度病院へ行って今後の
入院と採石の相談をしてこなくてはなりません。が、一番大事なのは
体力を復活させる事です。栄養士さんの指導を受けてみようかと思っています。

現在こんな状況です。

いやー、全くこんな展開になろうとは夢にも思っていませんでした。