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でりばてぃぶの会コミュの足元のヘッジファンド動向

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直近のヘッジファンドの運用成績はサブプライムローン問題に端を発した欧米のクレジットマーケットの混乱が影響して苦戦続きでしたが、9月以降は持ち直しているようです。

ただし新興国市場を中心とした株式市場の復調に起因している面が色濃く、まだまだ調整局面にあると考えたほうがよさそうです。特に9月のCSトレモントのエマージング市場型は5.75%とかなりのハイパフォーマンスではあったようです。

あと8月にも話題になっていたようですが、ヘッジファンドはクローズド期間があり四半期末から45日前を解約期限にしているところが多いようなので、12月のヘッジファンドの本決算から逆算して11月中旬がヤマとなりそうですね。決して解約売りで下がると確信しているということではなく、もし下がれば8月の学習効果で優良株が割安な水準まで売られたらまた買いたいと思っているだけですあせあせ(飛び散る汗)

ところでこの10年でヘッジファンド動向の変化を表す数字をCSトレモントとヘッジファンドリサーチから見つけてきました。

【投資収益率】
1997年:
1.グローバル・マクロ(37.1%)
2.ヘッジファンド指数連動(25.9%)
3.株式ロングショート(21.5%)
4.ディストレスト(破綻)証券(20.8%)
5.マルチストラテジー(18.3%)

2007年: 
1.株式ロングショート(9.7%)
2.ディストレスト(破綻)証券(9.1%)
3.ヘッジファンド指数連動(8.7%)
4.マルチストラテジー(8.3%)
5.グローバルマクロ(7.9%)

10年経って同じようなことをやる連中が増えて運用成績は下がっていますが、アービトラージ(裁定取引)よりも、株式ロングショートやグローバルマクロなどのディレクショナル(一定の方向に市場が動くという予想のもとにトレーディングを仕掛ける方法)やディストレスト(破綻)証券などのイベントドリブンがヘッジファンドの運用スタイル上位にあります。

ちなみにヘッジファンドの新設数は1997年が261、2006年が1518、清算数は1997年が52、2006年が717です。ふ〜ん。

ヘッジファンドは絶えず儲かるところを探してあくなき戦いを強いられているのでした。

コメント(2)

昔も今も参加者が違うだけで、行動パターンは変わらないということなのでしょうか。」
雨後のタケノコのようにファンドは現れてはくるのですが、実際に生き残って運用している方々は私と同世代の30才台後半から50才前ぐらいの熟練の人たちが多いはずです。そろそろ劇的な運用スタイルの登場が待たれるところです。

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