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Psy-VOGUEコミュのニューアルバム「Nuclear Beat Influence」完成!

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ついに完成致しました。
我々Psy-VOGUEが自信を持ってお届けするニューアルバム。
「Nuclear Beat Influence」
このスタイリッシュなジャケットはEMPERORのなりちゃんが作ってくれました。いいでしょう。

? Psy-VOGUE Vs. A Lot Of Soft Vaculla
? Terrapin Fun Dance
? Death 4 Wheels
? Full Fuel Hungry
? James Hetfield
? Microphone Betrayer
? Liberate My Junk
? Killing Architecture

全曲、この一年位の間に作ったもののみ収録しました。
今回はとにかく曲の鮮度というものに気を使って、曲が出来てから一年以上寝かす事はしたくなかった。そのせいか、今年に入ってからかなりタイトなスケジュールで取り組んではいましたが。
普段ライヴを観てもらっている方々にはお馴染みのナンバーが、それでも数曲は最近披露したものなので、誰が聴いても新鮮な印象を持ってもらえると思いますよ。
でも、改めてまとめて聴きなおすとこの一年の間にも結構嗜好が変わったなぁと感じました。
とは言うものの、今回作るにあたって1st〜2ndの頃とハッキリ違う部分として、ほとんど気負う事なく思うがままに作曲していった事があります。以前は「これをやらなきゃ!」、「これを出さなきゃ!」って気負いばかりが先行していたのに対して、今回はとにかく楽しくやりたいことをやれたってのが良かったね。
リラックスして作れた事もあってか、「James hetfield」や「Terrapin Fun Dance」みたいなファンキーでキャッチーな曲が自然と出来て、まるで初期のPsy-VOGUEに戻ったかのようになったのは自分でも意外でした。
10年ほどPsy-VOGUEを観ていないよって人がいきなりこれを聴いてもあまり違和感ないんじゃないかな?たぶん。
個人的には、ここ一年位リリック書いていて、日本語で表現することの意義にようやく気づきました。10年もやっていて、ようやくですよ。
自分が10代の頃は日本語の音楽が大嫌いで、アニソン以外の日本語の音楽は一切受け付けなかった。リップクリームとかジュラシックジェイドみたいに音的に潰れたような日本語のものはいけたけどね。
そんなでも20代半ばで触れた日本語ラップには衝撃を受けて、日本語で音楽やるのもこれならかっこいいなと、自分も始めたわけだけど、それはやはり音的なかっこよさに比重を置いていて、ヒアリングしやすすぎるものはちょっと恥ずかしさを感じたりして。だから、慣れてきてからはちょっと抽象的な表現というか、やや難解な歌詞が続いていたと思う。
でも、不思議と去年くらいから、言葉自体に特殊性があるというよりも、そいつ自身が発していれば、ごく普通の言葉でも響きが、重みが違って聴こえる、っていうのが最終的に目指したいところだなと思ってきました。熟成されるってそういう事なのかなと。
だから、このアルバムは一部を除いて、すごくヒアリングしやすいし、伝わりやすい言葉で綴っています。
キャッチーでありながらも、Psy-VOGUEの持ち味である歪んだ感覚も同居していて、かなり楽しめる内容だと思いますよ。

以下、曲ごとの解説です。

Psy-VOGUE vs A Lot Of Soft Vaculla
2ndの「The Shock Over」のようにライブでもオープニングを飾れるような仰々しい曲を、という事で今回も有名なプログレネタまるごとループです(笑)
アルバムの収録曲の紹介をラップしていっているんだけど、前回の反省から今回はかなりわかりやすく言ってます。

Terrapin Fun Dance
最初コンセプトとしては、「WAXTRAX No.1」に代わるキラーチューンでパーティーチューンということだったので、超ゴリ押しトラックでくるかと思っていたのですが、前述したようにこの一年で嗜好が変わってしまったせいか、直球なファンクネタのトラックとキャッチーなフロウでまとめた曲になりました。
これはこれで自分達にとって新しいかたちのキラーチューンなのかと思う反面、元々うちらはこういうところがスタートだったんだなぁと思いました。ごく自然な流れではあったけど、「一周する」って感覚はこういうことなのかな。

Death 4 Wheels
元々はabikyokanとのコラボのために書き下ろしたリリック。
でも、せっかくなんでって事で自分達用ヴァージョンも作ってみました。
歌詞の内容は「スピード!マシン!クラッシュ!これぞ男のロマン!」ってな非常にLow IQなものです(笑)
トラックは、基本的にドラムとうねるベースだけで進行するへヴィなもの。
一昔前のUnderground Hip Hopを意識してみました。B-Boyに反応してもらいたい一曲。

Full Fuel Hungry
食文化を切った一曲。
今でこそメディアは大食らいタレントを出さなくなったが、それでもちょっと飲食店に入ると食べきれないような量をドカンとさしだす。その下品な風潮を矛先にアルバム中でも最もアグレッシヴな曲調でまとめました。
トラックの感触としては、Fugazi、Nomeansnoと言ったアメリカのアンダーグラウンドロックの持つ金属的な感じが強く出ています。というかサンプリングしていますw

James hetfield
押しの強いのが続いたので、ちょっとsillyな感じの変化球も欲しいよねという事で作った一曲。
BeckとかThe Beastie Boysみたいなコロコロと表情の変わるトラックに小気味良い掛け合いを中心としたラップ。2MCでなければ絶対出来ない妙技が詰まっています。
リリックは言わずと知れたMETALLICAのVo、James hetfieldについて。ただひたすら褒め殺すという内容。
これはThe Beach Boysが毎日観ているテレビのニュースキャスターの事をひたすら歌った曲を作ったというのを知って、ひとりの人物について歌った曲って日本ではあまりないなぁと思ってやってみました。
意外と直球の表現では出ないいやらしい毒があるところもおもしろいです。

Microphone Betrayer
今のシーンに対する辛らつなメッセージを吐き出した一曲。
Richはたまに、俺自身がファンになりそうな位素晴らしい歌詞を書いてくる事がある。
それこそ、気がついたら頭の中でRichの歌詞を歌っていたりして。
今現在、Richの書いた歌詞で最高傑作だと思うのがこれ。本人はわりと入り組んだ表現や抽象的な歌詞を好むが、やはり、こういうストレートな題材の方が圧倒的にあっていると俺は思うんだけどな。
曲の特徴としては、ヴァースとフックがまったく違うトラックになるというところかな。うまいことそれを連結させるのに色々工夫を凝らしています。

Liberate My Junk
Psy-VOGUEの曲を中学生のときから聴いていたという、新進気鋭のトラックメーカーeukitt君との初コラボ曲。
この曲だけはアルバム中唯一僕が作ったものではないですが、去年末にeukitt君が持ってきてくれたトラックが素晴らしかったので、これはいい曲にしないといかん!といつも以上に力を入れて仕上げました。
ラップはかなりテクニカルに、ヒップホップリスナーのツボにしっかり入るような作りになっています。
メロウなトラックにハードなラップが乗る、そしてフックはあくまでキャッチーに。
出来ればいつかシングルを切りたい。そんな一曲。

Killing Architecture
2ndアルバムのタイトルですが、これに入ってます。
生楽器との上手いコラボをしてみたいなと思ったのがきっかけ。
やるならまずはギターがいいなと。
ミクスチャーみたいなのは嫌だから、俺のセンスらしくニューウェイヴの色を濃く出したものにしたらおもしろいかなと思って、誘ったのがクリッペンリポンのトバちゃん。
Killing Joke、Lydia Lunch、Birthday Partyあたりに近い深く加工された音色は、そういう類が好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。
それと、もうひとつ挑戦したのがリズム。
BPM70と140の解釈が出来る、所謂ダブルビート。
このダブルビートって、ビート自体リズムの組み方が安直なものが多いんだけど、もっと安直なのはそれに乗っけるラップなんですよ。そこらへんを切り崩す破壊力と革新性を持ったものをめざして、70とも140とも違うその中間を行くような不思議なリズムのフロウが出来ました。これは間違いなくPsy- VOGUEにしか出来ない妙技です。アルバム中、もっとも難解な曲かもしれませんが、慣れたら不思議な快感になる曲だと思いますよ。

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