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気ままに時事放談コミュのイスラエルとアメリカの外交政策

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日曜日なので新聞の読書欄を眺めていく。
 朝日の読書欄に、酒井啓子、中東現代政治を専攻する学者、が講談社から翻訳されたイスラエルとアメリカの外交政策を取り上げていた。この本は日本ではあまり取り上げられていないが海外では反響があって、アメリカの外交専門誌フォーリン・アフェアーズが書評で取り上げていたりしてその反響が多い。
 イスラエルとアメリカの関係は昔から親密であり、その背後のユダヤ系のアメリカ人、ユダヤロビーはかなり力のある政治団体である。
 ユダヤロビーが、いわば、アメリカの外交を動かすといってもおかしくはない。
 キッシンジャーは、ユダヤ系の人物であり、政財界にかなりのユダヤ系のアメリカ人が入り組んでいる。ユダヤ系の、イスラエルとアメリカの関係は、昔から有名であり、誰かが取り上げてもおかしくはないと思っていたが、なんでいまごろと本屋で平積みされてた頃から疑問であった。酒井さんの評を読んでいくと、この本が上梓された意図はなんとなく理解はできる。
 イスラエルとアメリカ外交を論じていくことで、ブッシュ政権、ネオコンに対する批判であることが見えてくる。
 著者が、保守派の本流が書いたのであるから、アメリカの外交、国家戦略が揺れていると感じなくもない。
 イスラエルの安全保障のためにアメリカが動く、太鼓もちのような役割がいまのアメリカの中東政策である。これがわかると、今のイラク戦争がなせ行われたかが読めてはきそうである。
 いま、アナポリスで中東和平交渉をやっているが、なんのためにと感じなくもない。

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