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ジェンダー・セクシュアリティコミュの男・女に対する偏見

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ある方の日記で、社会に蔓延している「男性/女性に対する偏見」を暴露している文章を見つけました。
筆者の方から引用の許可を頂きましたので、こちらにて紹介したいなと思います。
長いですが、私個人としては、とても考えさせられるものでした。
もちろん、途中で不快感を覚えたり、反対意見を持つ方もたくさんおられると思います。
ですが、まずは最後まで読んで頂き、議論のきっかけになればと思います。
(尚、別のコミュにも掲載しており、マルチと思われるかも知れませんが、なるべく多くの人に読んで頂きたいという純粋な動機故ですので、許して下さい)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「関西人だから○○」。こんな偏見は世の中にあふれています。
某巨大掲示板では、大坂で犯罪が起こる度に「また大阪か」と決まり文句が出てくるくらいです。

以下では、男・女に対する世の中にあふれている偏見を紹介したいと思います。
当日記はリンクフリーです。どこにでも貼り付けて下さってかまいません。

◆「男なんだから守ってよ」
◆「男のくせにだらしない」

これは偏見であると同時に、言葉の暴力です。
体格が小さく非力な男性もたくさんいます。
守られたいと願う弱い男性もたくさんいます。
男性は強くて女性を守る存在、という偏見は無くすべきです。

◆「男はエロい」◆「男はいつも性行為のことばかり考えている」
◆「男はみんな野獣と思え」◆「男には常に下心がある」

こういう思い込みも男性を侮辱する偏見です。
実際には、性に対して真面目な男性がほとんどです。
性行為にほとんど興味のない男性もたくさんいますし、中には女性に興味のない男性もいます。

◆「女の子なんだからもっとおしとやかに」
◆「女のくせにその座り方は(“しゃべり方”でも“服装”でもOK)」
◆「女は家庭で・・・」◆「女はしゃしゃりでるな・・・」

言い尽くされた感がありますが、上記の男性に対する偏見と同様です。
これも偏見であると同時に言葉の暴力です。
女性でも活発で積極性のある人はたくさんいますし、少々ガサツと思われる人もいます。
家庭には籠りたがらず、社会に出てバリバリ働きたい人もいますし、
自己主張の強い女性もたくさんいます。
ニュースにもありましたが、「女性はみんな子ども好きだ」というのも偏見ですね。

◆「女性は優しくて清楚な存在」

さすがに未だにこれを盲信している人はいないと思いますが・・・汗
実際の女性像とかけ離れていますし、女性にとっても負担ですよね、こんな理想像。

◆「男は強くあるべき、女性を守るべき存在」

他人を守ろうと思うことは良いことです。
でも無理に強くあろうとする必要はありませんし、
あらゆる男性に「強くあれ」と強制するのもよくありません。
(上にも述べましたが、弱い男性もたくさんいるのですから)
それに守る対象を女性に限定する必要はありません。
たまたま強い体格で生まれ、強い腕力を持った人は、
女性のみならず、男性・老人・子供・障害者、あらゆる弱者を守るべきです。

◆「女なのにすごいね!」
◆「いやー女手一人でここまで育て上げて立派!」

褒めらているのは分かります。
素直に喜ぶべきなのでしょうが、ここにも「女は弱いもの」という偏見を感じます。
女でもいくらでも成功できます。そんなに弱くありません。

◆「女性は嘘つき」◆「女同士の友情はドロドロ」
◆「女性は人の陰口ばっか」

聞くたびに悲しくなります。嘘をつかない人間は世の中にいますか?
陰口を言わない人間が世の中にいますか?
女性の方が男性より、多く嘘をつくというデータでもあるのでしょうか。
(あったら言い返せなくなるので、見つけても示さないでね。笑)
女同士でも美しい友情は成立します。
男同士でもドロドロした関係たくさんありますよね。

◆「女性はヒステリー」
◆「男性は単細胞」

ちょっと声のトーンを上げると「ヒステリー」、「すぐ女は感情的になる」と言われます。
「女はキーキーうるさい生き物」みたいなイメージもあります。
男だってヒステリーを起こしますし、人間なら誰でも感情的になります。
また、男性が声を荒げると「単細胞」、「やっぱり男は乱暴」と思われてしまいます。
すぐに手をあげる女性だって多いし、手をあげずに自己抑制する男性だって多い。

◆「女性は買い物好き」

買い物好きな男性だってたくさんいるでしょう。
男性のコレクターだってたくさんいます。
“平均給料が高いはずの独身男性の方が、貯金が少ない”というデータを見ました。
女性の方が消費が多いというのは正確ではないのでは。

◆「男は養わなければならない」
◆「女性は家庭で子供を育てるべき」

これも偏見です。女性に養ってもらいながら、専業主夫をやる男の人だって立派です。
ママ顔負けの素晴らしい育児をされているパパもたくさんいます。

◆「デートは男性がおごるべき」

論外です。

◆「男性が告白するべき、女性は告白されるべき」

まぁ恋愛は個人の自由ですから、そこまで文句言うつもりはありませんが、
いつまでも告白できずにいる男性を「弱虫」とか「草食系」とか罵るのは良くないと思います。
女性が「私は女だし、自分から攻めたらはしたないよね・・・」と、
消極的になるのも良くありません。女性から告白したって何の問題もありませんよ!

◆「DV被害者は常に女性、加害者は常に男性」

内閣府男女共同参画局の調査によれば、DVの被害者の1/3は男性です。
1/3といえばかなりの数ですよね。
高校、大学の男子学生の30%が、交際相手の女子から
暴力を受けているという調査結果もあります。
カップル同士の「デートDV」では、 (非暴力を含めた)被害者総数では女性の方がやや多いが、
直接暴力の被害者はなんと男子学生の方が多いのです。

◆「男がDV被害者?、腕力があるのだから抵抗できるはず!」

ここには二つの偏見があります
?男の方が腕力で常に勝っているという偏見。
女性より腕力の弱い男性ははいて捨てるほどいます。
?腕力で勝っていれば常に抵抗できるという偏見。
仮に腕力で勝っていても、支配と被支配の関係を決めるものは心理的な強さです。
腕力ではなく、どちらが心理的に強いか、どちらが心理的に他方を支配しているか。
つまり、DVにおいて、腕力は決定要因ではないのです。
そして、「男のくせにだらしない」という偏見が、男性被害者をさらに苦しめるのです。
「男のくせに」、「男なんだから」という社会通念によって、
男性被害者は誰にも相談できずに苦しみます。
もちろん、「人に相談できずに苦しんでいる」という状況は、
多くの女性被害者にも当てはまることでしょう。

◆「レイプ加害者は常に男性、被害者は女性」

これは、男性のペニスが勃起して初めて性行為が成立する、
という先入観があるために蔓延している偏見だと思います。
実際は、レイプされる男性もたくさんいます。
男性の準備が整っていなくても、女性の強制によって性行為は始められてしまいます。

大変グロテスクな話になりますので、勇気のある人だけ読んで下さい
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●女性による男性レイプの例 その1
私は肛門を犯された男子を知っています。とある乱暴な女性が、気の弱い男性を強迫し、乱暴しつつ、彼の肛門を執拗に攻め続けました。もちろん彼のペニスは恐怖でずっと委縮していました(その後、彼は性機能障害になりました)。つまり、男性もレイプされる可能性は十分にあるということです。

●女性による男性レイプの例 その2
加害者である女性が、自らの性器を、被害者である男性の性器にグリグリと押しつけている図を想像してみて下さい。この場合、この加害女性がもし何らかの性感染症を患っていた場合、被害男性に感染し得るのです。たとえ男性のペニスが勃起していなくても、両者の性器がこのような形で結合している限り、レイプが成立し、性病は感染します。

●女性による男性レイプの例 その3
一人の男性のペニスを数人で刺激して勃起させ、勃起できなって挿入困難となると輪ゴムを巻き付けて無理矢理勃たせたという話です。件数は比較すると少なくとも、女性から男性へのレイプはあるのは事実ですし、男性が被害者の場合は特に被害届や訴えがしにくい状況があるようです。

(以上、引用元はとあるブログサイトです)
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◆男女が同じ部屋に泊ることになったとき、「襲わないでねw」とか言っちゃう女性

よほど気心の知れた冗談を言える間柄ならまだしも・・・・
どれだけ自意識過剰なんですか、そういうこと言っちゃう女性。
ここには、男性が常に加害者であるという偏見があります。
下手したら、相手の男性を侮辱する名誉棄損に当たります。
さらに、自分が加害者になるかも知れないという可能性を都合良く無視しています。
言うなら、「私も襲いませんから、あなたも襲わないでねw」でしょう。

◆「女に暴力をふるう男はクズ」

いやいや、相手が女性でも男性でも暴力をふるう人間はクズでしょう。
加害者が男性であれ女性であれ、許されることではありません。
相手が男性であれば暴力をふるっても良い(打たれ強い)って偏見がありませんか?
殴る側が女性であればまだ許される(破壊力低い)って偏見がありませんか?
「人に暴力をふるう人はクズ」なんです。加害者・被害者の性別は関係ありません。

◆「女の子には優しくしてよね!」

相手が男性でも、優しくしなければなりません。
相手の性別に関係なく、人に接するときは優しくあるべきです。
(カントの定言命法とかこれに当たるんじゃないかな)
女性であれば男性より優しくされる、というのは
女性を男性より弱い存在と見ている点で女性蔑視ですし、
男性を軽く見ている点で男性蔑視です。

◆「男だったら殴ってる」

男女双方に対して極めて失礼な言い方です。

◆「女=フェミニズム支持者」

単純すぎる発想です。
おかしなフェミニズムに疑問を感じている女性もたくさんいます。


以下、まだまだ続きます・・・気力のある人だけ読んで下さい

◆「ペニスがついていれば男性」
◆「ヴァギナがついていれば女性」

ペニスがついているという外見(生物学的性)だけから、
勝手に“男”の側に分類されるなんてたまらない、という人が多くいます。
妊娠する能力はあるけれども、勝手に“女”扱いしないでほしい、という人たちもいます。
そしてそのどちらに属さない人達もたくさんいます。
生物学的性だけから、その人の性別を判断してはいけません。
その人の性自認(sexual identity 「自分がどちらの性に属しているか」の認識)
を無視しないで下さい。
「ペニスがついており、精子は出るが、性自認は女」という人が世の中にはたくさんいます。
「ヴァギナがついていて、毎月生理がくるけど、性自認は男」という人もたくさんいます。
このような人たちの存在をどうか無視しないで下さい。

◆「人間の性別は常に『男』と『女』に二分できる」

これは偏見というか、現代社会の残酷な“常識”でしょうね。
人間のオスの性染色体はXY、メスはXXから構成される。それ以外の人間は存在しない。
そう思ってる人は非常に多いと思います。
しかし実際、XXX、XXY、XXYY、XXXY、XXXXY、XO、モザイク型(細胞ごとに性染色体が異なる)
などなど、XXやXY以外の人はたくさんいます。
少なく見積もっても 2000人に1人以上(日本なら6万人以上) いるそうです。
染色体レベルですら、人間は男女の"二つだけ"には分けられないのです。
ですが、現在の社会では、例えば病院の性別欄ですら、
人間の性別は『男か女』しか選択肢がありません。

◆「同性愛者は常に性愛のことばかり考えている」

同“性愛”者という名称を付けられたせいで生まれた偏見です。
実際、恋愛対象が異性愛者と少し異なるというだけで、
日常生活で普通の人と何の区別もありません。
同性の友人に同性愛者だとかバイだとか告白したら「襲わないでねw」とか返す人もいますが、
それもどれだけ自意識過剰なんだよって話です。
対象が違うだけで、普通に恋愛して、普通に過ごしている人がほとんどです。
同性というだけで見境なく襲う同性愛者なんて存在しません!


挙げればまだまだキリがないないのですが、
今日はここまでにします・・・。
最後まで読んで下さった方、どうもありがとうございました。
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引用元:http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1686064247&owner_id=22019893

コメント(18)

最後まで読んで、「もっともだ」という感想でした。
これ、議論になりますかね^^;
>ま〜さん

最後までお読みになられて、疲れたでしょうあせあせ
まずはお疲れさまでした。

確かに、反対意見が出て来なければ、議論になりませんねあせあせ(飛び散る汗)
GIDの者です。特に下から3つ目と2つ目の項目を何度も何度も強調して世間に広める必要があると思います。

このmixiの性別欄もですが、世の中には、仕事の履歴書など男女のどちらかに必ず当てはめないといけない場面が多すぎます。
欧米の社会では、差別に繋がる恐れのある性別や年齢などの情報は、就労の上で問題にしてはいけないそうです。欧米に比べて、日本は社会福祉の面で決定的に後れをとっています。
また、性別欄にも
日本が採用しているJIS規格では
•1: 男
•2: 女
しかないですが、

欧米諸国が採用しているISO-5218は
•0: Not Known
•1: Male
•2: Female
•9: Not applicable
の4種類があるそうです。

この面からも、欧米諸国と日本の間の社会福祉の社会福祉の意識に対する絶望的な差を感じます。
ただ、こんな社会に生まれてしまったことを悔いてもしょうがないので、私はそういう場面では基本的に性別欄は「未記入」ですね。
これで、就労に関して不利益を生じたとしても、自分に嘘をつくことなんてことの方がもっとできませんから。


また全体的にも、例えばこのmixiにも度々登場しているスゴレン(笑)とかそういう安易な恋愛系コラムがありますが、あれって同性愛者や両性愛者などの存在を全く想定されてないですよね…
なんていうか、一般に少数者に分類される彼らを差別や偏見の目で見ること以前の問題で、初めからそういう人達がいないかのように扱われていて、「無視」されているようにしか思えません。
まさしく「論外」だと思います。
しかし、そんな「論外」のコラムが多くの人にウケて、需要があるからあれを書く記者が商売として成り立ってるんでしょうね…
もうみんなして異性愛者以外のあり方を「無視」ですね。なんというか、すごく悲しくなります。
>Arendtさん
おつかれさまですわーい(嬉しい顔)
トピ立てありがとうございます。
参考になります!


>chujyさん
初めまして。多くの場面で性別の記入等を求められることについて、
私自身もずっと疑問に思っていました。
(パソコン等を利用した際には特に、「未記入」という選択もない状況、
必ずどちらかであるかを答えなくてはいけない状況が多い気もしています。)

chujyさんのコメントで欧米諸国では異なる形が取られているんだと知りました。



なんだか、今まで「残念」だけで済ましていた自分が残念です。
小石でもmixiにメールを出してみようかと思います!
言いたいことは概ね理解できます。
ジェンダーつまり「性差に付与する知」によって男性側も不利益を被っているんだぞと。それは本当だと思います。

で、ちょい気になったこと。


>女でもいくらでも成功できます。

これは経済的にってことですよね。男女の賃金格差が先進国で一番大きい国が韓国と日本だとこの間(たぶん今月の8日?ぐぐってみてください)OECDが公表してましたよ。それでもこう言えるのでしょうか。
まだまだ日本の女性は経済的に弱者の位置にいます。


>実際には、性に対して真面目な男性がほとんどです。

性に対して真面目というのは素人との和姦かつセーファーセックスという意味でしょうか…。「ほとんどです」ってそうなんですか?


>たまたま強い体格で生まれ、強い腕力を持った人は、女性のみならず、男性・老人・子供・障害者、あらゆる弱者を守るべきです。

これも偏見だし抑圧的だと思います。


惜しむらくは「というデータを見ました。」とか「引用元はとあるブログサイトです。」という情報元の不確かさ。個人ブログだからその辺のテキトーさは仕方がないと言われればそれまでですが。










 私は大学を出て最初に入った会社ではやたらと社長の偏見による男らしさを強要され、私がそれに従わなかった事から解雇されました、今務めているとこも、最初に入ったとこ程ではないものの、私が社長ともめていた時に社長の妹が間に入ってくれたら「女はだまっとれ」ときました。

 フランス語には男性名詞、女性名詞が有り、形容詞が名詞の性によって変化します、例えば「初めまして」は男性は「Enchanté」女性は「Enchantée」となります、ケーキ屋さんをパティシエと言いますが、男性は「patissier」女性は「patissière」です、身体の性が男性のパティシエが心の性が女性であればパティシエールと呼んで欲しいのでしょう、しかし此れも言葉の文化によるものですが、何とかしなければならないと思っています。

 タイにはセクマイ用のトイレも有る様ですが、トランスの途中の人にとってはそういうトイレも必要ですね。
>chujyさん

性別欄に対する疑問は私も強く感じています。
欧米の採用している性別欄は多様性を尊重するものですね。
私も日本でこれを採用してほしいと切に望みます。

>これで、就労に関して不利益を生じたとしても、自分に嘘をつくことなんてことの方がもっとできませんから。

自分を偽ってどちらかの性別を選ぶのって本当に苦痛なのだと思います。

そして同じく、スゴレンなどの低俗な恋愛コラム、男女二元論には不快感を感じます。



>みさきさん

私たった今mixiにメール送ってみました。
私一人では非力ですが、多くの方が異議を唱え、おかしいと思ってくれる人が増えれば、
あるいは現状を変えることができるかも知れません。
>もそもそさん

偏見から自由な人間なんていないと思いますよわーい(嬉しい顔)
そして多くの人はその偏見を“常識”であると錯覚しています。
“常識”なんて、便宜的なもので、科学的事実に反していることもある。
(例えば「男と女しかいない」という社会の常識は、医学的事実に反していますよね)
時代の流れと共にコロコロと変わり得るし、国や地域によっても異なるものです。

大事なのは、それは常識なのか、偏見ではないのか、と常に疑う態度なのかなと。
自分の偏見によって疎外され、迫害されている人がいないかと常に敏感であること。
難しいですけど、実践できたらなぁと個人的に思っています。
>モチオさん

上の日記を書いたのは別の方なので、以下に述べるはあくまで私個人の見解であるという前提で、返答させて下さい。

>男女の賃金格差が先進国で一番大きい国が韓国と日本だ
>まだまだ日本の女性は経済的に弱者の位置にいます。

なるほど。ということは、「女でもいくらでも成功できます」というのが偏見で(成功した女性だから言えたセリフなのかも知れませんね)、むしろ「女なのにすごいね!」 と見方がまだまだ正論ということになるんですね。女性の所得が低いのは周知の事実でしたが、先進国で最大の格差だとは・・・勉強不足でした。

>性に対して真面目というのは素人との和姦かつセーファーセックスという意味でしょうか…。

以下、繰り返しますが、書いた本人ではなく、私個人の見解です。

私は、「いつもHな妄想ばっかりしているわけじゃない」という意味で捉えました(単純ですみません・・・)。それと、「性行為においても基本的には双方の合意を尊重して行う男性がほとんどである」と。
「男はみな(潜在的)レイプ魔」とか、「性犯罪者の予備軍」のように見るのってひどいじゃないですか。強姦する男性なんて全男性のごく一部ですよね。(もちろん、実際に被害に遭われた女性がこのように思う気持ちは理解できます)

ただし、セーファーセックスという観点から見ると、確かに避妊の知識をちゃんともたない若者が目立っていますね(男女問わず)。コンドームをつけたがらない男性の話もよく聞きます。避妊に関する知識不足=不真面目と考えると、「性に対して真面目」は正確ではないのかも知れませんね。
ということで、和姦に関しては真面目な男性がほとんどだが、セーファーセックスに関しては不真面目な人が増えている、という感じでしょうか。両者を「且つ」で結ぶと、一気に数は減りそうです・・・。

とりあえず私は「男はエロイ」とか、「男はいつもセックスのことばかり考えている」といった思い込みはやはり偏見だと思います。男性を侮辱した(バカにした)言葉の暴力に当たるのではないかと。
もちろん、偏見でない可能性もありますね。もしかすると、医学的に、本当に「男はエロイ」、「男はいつもセックスのことばかり考えている」ことが証明されるかも知れません。では、仮にこれが偏見でなかったとして。医学的に事実であることが証明されたとして。それでも私は、公言して良いようなセリフではないと思います。だってそれって単なる「性差」ですから。性差による違いを理由に、蔑視することはやはりおかしい。ある人種が他の人種よりある能力で劣っていると仮に証明されたとしても、それを理由に彼らを差別することが許されないのと同様の話で。


>これも偏見だし抑圧的だと思います。

確かに、強い肉体を持って生まれたというだけで、弱者を守れと要求するのは、抑圧と言えば抑圧なのかなぁ・・・。ただ、健康な肉体を持って生まれた人が、自分より弱い人に手を差し伸べるのは、ごく自然な発想というか、社会的道徳だと思うんですよね。

もちろん、「差し伸べろ!」と無理に要求すると、抑圧にあたるのかも知れませんが・・・。でも、例えば「障害者の方を助けましょう」という呼びかけに、健常者が声をそろえて「そんなの抑圧だ!」と反発する社会は、ちょっと嫌です・・・。
>Mylèneさん

「男らしさ」、「女らしさ」の強要は、これほどの暴力はないと私は思います。

私自身、以前交際していた男性に、似たような暴言を吐いた経験があり、心から反省しています。「ナヨナヨしないで」とか、「男なのにその髪型って」とか、“男らしさ”を強制してしまいました。
これって要するに、彼から“自分らしさ”を奪っていた行為なんですよね。残酷なことをしていました・・・。

フランス語の男性名詞、女性名詞は有名ですよね。言葉に埋め込まれた性差ですね。しかし根っこは言葉の文化ですから、その是正は難しいですね・・・。



たくさんの方がコメントを下さればうれしいですが、一人一人の方に返信するのってやっぱり大変ですねあせあせ(飛び散る汗)今後は返信は出来る限りにします・・・・。すみません。
フランス語の話が出ましたが、英語の以外の欧州言語にはどれも名詞に性の区別がありますね。

patissierとpatissièreのように職業や立場に男女で名詞を区別することは、欧州の他の言語にもあります。

英語は他の欧州言語から名詞の性の区別がなくなって単純化した言語ですが、それでもたとえばMr.とMs.など敬称に男女の区別があり、HeとSheなど三人称で男女を明確に区別します。これは英語を含む欧州の言語に共通して見られる特徴です。

言語自体は、性の多様性という概念がなかったような古い時代に確立されたものが定着しているだけで、今更変わることはないでしょう。

そういう面では、逆に日本語の方が性に対する文法や単語の制約が少ないという面白い現象がありますね。敬称は「さん」や「氏」など男女共通で使えますし、男女区別せず三人称を表せますから。確かに「男性的」「女性的」な一人称や終助詞などは存在しますが、それさえもあくまで慣例的なもので、欧州言語のように文法として体系化されているわけではありません。
>>Arendt さん


>むしろ「女なのにすごいね!」 と見方がまだまだ正論ということになるんですね。

正論とは私は一言も言っていません。
先日の賃金格差の公表からだけではなく、ごく最近の2009年には国連からも女子差別に関して厳しく勧告を受けていることからも、日本の男女格差が浮き彫りです。ちなみに女性の地位尺度を示すGEM指数は57位だそーです…(2009年)。


>「いつもHな妄想ばっかりしているわけじゃない」という意味で捉えました

私の書き方が悪かったのかもしれません。誤解を招いて話を違う方向へ持って行ってしまったようですね。
もちろんそういった意味で私も捉えています。

>「性行為においても基本的には双方の合意を尊重して行う男性がほとんどである」

ここにひっかかったわけで。どうして「ほとんど」と言えるのだろうと。そして「性に真面目」の定義にもひっかかりました。何をもって「性に真面目」といえるのだろうか、「性に真面目」とは何なのかと。だから「〜なのでしょうか」と疑問形で書きました。

>「男はみな(潜在的)レイプ魔」とか、「性犯罪者の予備軍」のように見るのってひどいじゃないですか。強姦する男性なんて全男性のごく一部ですよね。

概ね同意します。
性犯罪を犯す人間はほんの一握りかもしれません。データが無いので憶測ですが。

しかし、性犯罪を犯していない者以外が全て「性に真面目な」人なのでしょうか。

記事にもある通り、性犯罪被害者は沈黙を選択することが多いようです。この選択は〈レイプ幻想〉に基づいているのは自明です。

世間にはいまだ〈レイプ幻想〉が根づいています。レイプされる方が悪い、抵抗しなかったなら合意の上だ、レイプされたがっているのでは…。

(以前テレビ番組で「痴漢されないようにするには」の特集が組まれていました。これって「痴漢される方に原因がある」って考えですよね。)

実際に行動には移さないものの、〈レイプ幻想〉にとりつかれていて時には言葉によって被害者を「セカンドレイプ」する男性も果たして「性に対して真面目」と言えるのでしょうか。(女性もまた然りですが)

ガチガチのミソジニー国家日本において内なる差別意識やジェンダーバイアスを持っていない方はほとんどいないと思われます。

まだまだ日本は「ほとんどの男性は性に真面目だよ」なんて簡単には言えない社会だと思ったので提言しました。



>ただ、健康な肉体を持って生まれた人が、自分より弱い人に手を差し伸べるのは、ごく自然な発想というか、社会的道徳だと思うんですよね。

何をもって「健康」と言っているのかわかりません。傍から見て頑強な体躯を持っていたら、でしょうか。それとも自身で自分は心身ともに健康だ!と自認していたら、でしょうか。前者であるならば本当に余計なお世話でしょうね。傍目ではわからない障がいや病気に苦しんでいる方はごまんといます。


>でも、例えば「障害者の方を助けましょう」という呼びかけに、健常者が声をそろえて「そんなの抑圧だ!」と反発する社会は、ちょっと嫌です・・・。

それはそうですね。自分が「健常者」(なんているのかわかりませんが。みんな一時的健常者ですよね)であっても、いつ様々な問題を抱えさせられる直接の当事者になるかわかりません。最も大きいニーズをもっている方々に合わせることが他の人への生きやすさにもつながることを考えると、社会全体がさまざまな問題の当事者となるべきだと思います。

しかし私が言っているのは記事の「たまたま強い体格で生まれ、強い腕力を持った人は、 女性のみならず、男性・老人・子供・障害者、あらゆる弱者を守るべきです。」という文章です。これって男なんだから〜女なんだから〜と何か違いがあるでしょうか。矛盾しているな、と思ったので指摘したまでです。


> chujyさん

名詞に性のあることは、イリガライあたりが取り上げていましたが、なかなか活発な議論にはなりませんね。
あまりに日常生活に浸透し過ぎているからでしょうか。

私自身は、例えば「母校」というような言葉は極力使わないように心がけていますが…

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