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能楽観世流銕仙会コミュの謡跡(謡曲の史跡)巡り

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こちらでは謡曲に謡われている史跡や関連のある場所などの紹介をしていきたいと思います。

全国津々浦々、こんな所へ行って来ました、あるいはどこそこへ行くのだけど近所に能楽に関係ある場所はないですか?情報求むなど、なんでもお寄せ下さい。

現地の気分を味わいながら、お能の曲に想いを馳せましょう。

コメント(35)

まずは、ここから能楽の隆盛が始まったと言っても過言ではないでしょう。
京都「新熊野(いまくまの)神社」です。

1374年、足利三代将軍義満高覧の下、観阿弥・世阿弥父子による「今熊野神事猿楽」が催されました。
その時、当時鬼夜叉の幼名で呼ばれていた世阿弥を義満が見初め、以後能楽の発展に絶大な影響を与えた事は有名ですね。


現在の新熊野神社(なぜ今熊野が新熊野になったか不明)は普段は訪れる人もいないようなこじんまりとした境内に、今熊野猿楽演能記念碑が当時のよすがを忍ばせています。

知る人ぞ知る、芸能上達の神社だそうですよ。
謡や仕舞をお稽古されている方、いかがですか?


お守りにも能面が。
京都宇治平等院にある「頼政」の「扇の芝」です。
それと知っていなければ通り過ぎてしまうような場所、観音堂の裏手にひっそりとあります。

宇治に行ったら、鳳凰堂もいいけど是非ともこの「扇の芝」チェックしてみて下さいね。
「鷺」でおなじみの京都の神泉苑です。
平安京造営とともに造られた、皇族や貴族のための宴遊の池ですが、現在のものは想像していたよりだいぶ狭かったです。
二条城の向かいにあります。
「野宮」の舞台、京都嵯峨野の野宮神社です。
今年は源氏物語1000年紀で訪れる人も多いでしょう。
竹林の小道を抜けた風情ある場所にあります。
謡曲の中ではうら寂しい雰囲気ですが、現在は観光客で賑わっています。
その上、縁結びの御利益でも有名だそうで若いカップルも多かったです。

黒木の鳥居
小芝垣
写真の場所はいずれも訪れたことのある所ばかりで、懐かしく拝見しました。
有難うございました。
『百萬』の舞台、嵯峨野の清涼寺です。
こちらは割とひっそりとしていました。
『摂待』の舞台、米沢にある常信庵です。
佐藤継信・忠信兄弟の母の老尼が庵を結んだ場所と言われています。
「源九郎判官義経公接待遺跡」と刻んだ石碑が建っています。
『浮舟』『夢浮橋』などの舞台の宇治川と宇治上神社です。
宇治上神社は日本最古の神社建築で、世界遺産にも登録されています。
素朴で古めかしい木のぬくもりに癒されますね。
「源氏供養」
紫式部が源氏物語を書いた場所とされる、滋賀県大津市の石山寺です。
『安達原』
鬼婆の住処だったという謂れのある岩屋と、岩屋のある観世寺
少し離れた場所には「黒塚」の碑があります。
『六浦』の「青葉の楓」です。
称名寺の境内にあります。
『正尊』のモデルと言われる土佐坊昌俊の屋敷跡の碑。
鎌倉の鶴岡八幡宮の近くにあります。
謡跡ではありませんが、関連性のあるものという事で。

『道明寺』に出てくる木槵樹(もくげんじゅ)の実です。
『鉄輪』のワキとして登場する安倍晴明ゆかりの晴明神社です。

100メートル程離れた場所には一條戻橋があります。
『花筺』の舞台を巡りました。

越前の里・味真野苑にある、継体大王と照日前の像です。
すぐ近くには男大迹皇子が暮らしていた御所跡とされる味真野神社と、「謡曲花筐発祥の地」の石碑もあります。
こちらもおなじく『花筺』の舞台で、味真野苑からバスで数分の今立にある花筐(かきょう)公園です。

公園内には宝生流十七世宝生九郎家元の筆による「花筐ゆかりの地」の石碑があります。

皇子池は、男大迹皇子生誕の池とも、安閑・宣化両帝の産湯の池とも言われています。
「石の鳥居ここなれや」


『弱法師』の舞台、四天王寺です。

ちょうど七夕の季節に訪れたので、境内には七夕の笹飾りがありました。
『高砂』や『住吉詣』に登場する住吉大社です。


急なカーブを描く朱の太鼓橋が有名ですね。

玉垣の中には、住吉明神が影向したとされる杉の木があります。

日本三舞台(住吉大社・厳島神社・四天王寺)のひとつでもあり、重要文化財に指定されている石舞台。
東大寺大仏殿。

『大仏供養』の舞台ですね!
『春日龍神』ゆかりの、春日大社と春日野(飛火野)です。

能舞台の鏡板の元という「影向之松」

春日大社の参道、一之鳥居のすぐ側にあります。
先代の松の切株の後ろに生えているのが現代の「影向之松」です。
同じく春日野。

このあたりの湿地帯が『野守』の池と目されているそうです。
あじさい寺として有名な鎌倉の名月院。

『鉢木』に登場する最明寺入道こと、北条時頼のお墓があります。
ちえ様


お能に興味を持ち始めてから、旅行に行く時にはまず始めに近くにお能に関係する場所がないか調べてしまいます(笑)

一般的な観光旅行よりもだいぶマイナーな場合もありますが、以前の何倍も旅行の楽しみが増えたように思えますわーい(嬉しい顔)
時には何もない場所で、「ああ、ここはあの曲のあの場面の場所なのか〜」とあれこれ空想に浸りながらじ〜んとしていたりあせあせ

こんなちょっと変わった楽しみ方もいいかな〜と♪
東京上野の清水観音堂です。
京都の清水寺に模して造られていて、小ぶりながらも清水の舞台があります。

能『盛久』ゆかりの寺で、御本尊の千手観世音菩薩は盛久の「身代わり観音」と言い伝えられているそうです。

深く観音の教えに帰依していた盛久は、京都の清水寺に千手観音像を奉納しますが、源氏方に捕らえられてしまいます。
鎌倉に護送されてあわや斬首寸前、観音経の功徳によって刀が折れ、その不思議な現象と、盛久と頼朝の見た霊夢が一致していた事から一命を助けられました。
盛久が処刑されようとしたまさにその時、奉納した千手観音が倒れて腕が折れたのだそうです。

盛久の身代わりとなった千手観音は、やがて清水寺から天海僧正に贈られ、上野の清水観音堂に御本尊として祭られるようになったという事です。
通常は秘仏の観音様ですが、盛久が処刑されるはずだった時刻が、午年の午の日午の刻だったため、現在では年1回、節分を過ぎた午の日に御開帳されているそうです。
能『采女』ゆかりの猿沢池と采女神社です。

猿沢池のほとりにある采女神社は、鳥居に対して祠が後ろ向きに建てられています。
これは、采女が入水した池を見るのは忍びないと、一夜のうちに池に背を向けたと伝えられているそうです。

毎年中秋の名月の日には猿沢池に龍頭船を浮かべ、巨大な花扇を奉納する采女祭が行われます。 


采女祭
http://www.kasugano.com/kankou/uneme/
http://www.kasugano.com/kankou/autumn/uneme_matsuri.html
薪能金春発祥地


興福寺の敷地内、南円堂と北円堂の間の西金堂跡にあります。

現代では盛んに行われている薪能ですが、元々は平安時代に興福寺で修二会に付随した神事として、円満井座(後の金春座)によって催されたのが最初だそうです。

毎年5月に行われる興福寺の薪御能は、観世・宝生・金春・金剛の四流によって競演され、他の薪能と区別して特に「薪御能(たきぎおのう)」と呼ばれています。
>>[31] 奈良は毎週のように通ってて、待ち時間いろいろ見て回ってたので行ったこともあるし、説明とかちゃんと読んで知ってたんだけど、違う。

人の想いを通して知る情報はとても豊かだし、まして伝統芸能の世界にも通じているんだから深い。せっかくの観光も、そういう何かを持たないまま行くのは損なんですね〜。
rakuonju 様

毎週のように奈良に通ってらしたとは羨ましいです。
是非ご存知の謡跡やお薦めの場所などございましたら、ご紹介下さいね!
既出の場所でも構いませんので。

古い謂れのある場所などは、言い伝えや文献などによっても多少説明の異同がある場合もあるようですが、「○○と言われている」とか「○○の跡だったらしい」という曖昧さも、歴史に思いを馳せるロマンの一種だと思っています。
専門家の研究の成果によって、後々、実は本当は違っていたexclamation & questionなんていうこともありますがあせあせ

謡跡巡りは、人気の観光場所ばかりではない人知れず的な部分もありますが、能楽の物語を通して観る世界は、また一味違って想像力をかき立てられて楽しいです。
『氷室』ゆかりの氷室神社です。

氷室神社は何社もありますが、こちらは奈良県奈良市春日野、東大寺のすぐ近くにある氷室神社です。
『隅田川』ゆかりの木母寺の梅若塚です。
そして隅田川。


木母寺HP
http://www.mokuboji.jp/

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