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「茶道の心を味わう研究会」mixiコミュの◆心に残る今月の言葉◆ 第51回

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★言語道断=ごんごどうだん★
常識で考えられない不祥事が起きると「それは言語道断だ」といい、悪い意味に使われたりします。しかしこの語は本来は法華経に出ている言葉で、妙法を賛嘆した言葉です。人格形成、仏教、禅、宗教などは習練や体得して初めて神髄が備わります。それはこういうものだといくら言葉で表現できたと思っても意味はありません。人間の生き方の本当のところは言葉を超え、言語を断ち切って初めてその道に到達できます。一服のお茶を喫して、道断のところを体得していきたいものです。

★春樹江雲=しゅんじゅこううん★
中国唐代の詩人杜甫の李白を憶う詩に、「渭北春天の樹、江東日暮れの雲、いずれの時か一樽の酒、重ねて与(とも)に細(つまびらか)に文を論ぜん」があります。春の空の下、渭水のほとりの樹の傍にいた杜甫は、江/長江つまり揚子江流域を日暮れと共に旅している李白を、遠く隔たっていながら深く憶い、またいつか酒を酌み交わしたり、詩文を語ろうとの思いを詩に託しました。そこでこの言葉は、遠くに隔たっている友を憶うたとえに使われます。また渭樹江雲ともいいます。

★士魂商才 = しこんしょうさい★
安倍首相のインフレ促進策に沸く現在ですが・・・治維新で職場を失った士族が自由経済下で商売を始めましたが、士族の商法で多くは失敗しました。中には武士の精神と商人の才覚を兼備して成功する人も出たので、古くからある和魂漢才(日本固有の精神と中国の学問を融合させた意識)の言葉を流用して、「士魂商才」と言うようになりました。また同様に西洋の学問、技術の導入が奨励されたので、和魂洋才の言葉も明治時代には盛んに使われました。心を大事に考える日本ならではの造語かもしれません。

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