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「茶道の心を味わう研究会」mixiコミュの◆心に残る今月の言葉◆ 第47回

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★他山の石=たざんのいし★
何か失敗したときなど、かしこまって言い訳に使いますが、「他山の石を以て玉を磨くべし」の一部で、詩経にある言葉です。よその山のつまらぬ石も、それで玉を美しく磨くことができると言い、君子(玉)は天下至上であるのに、君子がつまらぬ小人(石)の言行を自分の修養や治世の参考にすることをいいます。「人のふり見て我がふり直せ」も概ね同じ意味です。私たちもせめて「他山の石」になりたいものです。

★三位一体=さんみいったい★
小泉内閣は「三位一体」の改革を提唱して効率化を進めました。その結果、勝ち組、負け組が明確になってきました。三位とは三つの位格で、父なる神、子なるキリスト、そして精霊を指し、本来ただ一つの神であり、本性は分離できないものとして「一体」が強調されます。現代では三つの要素が本質においては一つであるという意味で使われますが、行動だけが一体化して方針に従うよう求められても、結果に差別が生じて心の食い違いができるなら、本末転倒かもしれません。

★我より古を作す = われよりいにしえをなす★
宋史に「孝宗、月をかえ易うるの制を用いざらんと欲して曰く、我より古を作す、何ぞ害せん」とあり、新たな暦月制度を導入したとされます。先例や慣習に拘っていると、時代や環境の変化に応じた適切な方策いれたり、最善の意識を持つことができず、がんじがらめ(雁字搦め=幾重にも巻きつけて動けないように縛りつけること)の籠の鳥になってしまいます。改善が難しい時は、自分から進んで先例や故事となるようなことを創り出すことを「我より古を作す」と言います。

お知らせ:12月は今月の言葉はお休みします

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