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「茶道の心を味わう研究会」mixiコミュの◆心に残る今月の言葉◆ 第39回

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★ 自由=じゆう ★
うるさい親や家族がいないと、大変自由で気ままができます。西欧では、階級や規制から解放され、自我のおもむくまま勝手なことができる状態を自由と言います。東洋の考えで「自由」は、自分以外の物事に関係せず自らに由(よ)って、怠けたい、遊びたい、うるさく言われたくないといった自我を捨て、あるいは物質を得ようとする餓鬼の状態を脱していくことを言います。明治時代に英語のフリーダムが近いように見えた「自由」の語に訳されましたが逆の意味をも含んでいる言葉です。

★ 水温む=みずぬるむ ★
厳寒の時候から時折春を思わせるような日が訪れ、河川や水道の水もなんとなく温まってきたように感じられますが、これを「水温む」と言います。川辺や田圃(たんぼ)の若草が芽を吹き、遠くから花便りが報じられると、春の動いて来ることが実感されます。「水ぬるむ 頃や女の わたし守り」は江戸時代の俳人与謝蕪村の句です。東京で唯一残る葛飾・松戸間の矢切の渡しの船頭さんは男性ですが、女性であれば春のやわらかさを一層引き立てます。タクシーや新幹線運転手に女性が登場する時節、女性渡し守が復活する日が近いかもしれません。

★ 早 蕨=さわらび ★
「蕨」は春の季語ですが、「早蕨」となると一層春めく気がします。食用になる若い蕨は、野原では3月末に、山野では4月中ごろには芽を出し、野焼きの後に出てくる早蕨は春の息吹でもあります。根茎からは澱粉が取れ、その蕨粉から蕨餅が作られます。細い根は耐久力があり、蕨綱が作られます。昔から、万葉集短歌「岩走る 垂水の上の 早蕨の 萌え出ずる春 になりけるかも」や俳句「みちのくの 蕨真青に 箸に沁む」などと詠まれて親しまれていす。

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