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SCMresearch.com通信コミュの週刊ARC業界ニュースサマリー日本語版 - 2/1/2008 分

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週刊ARC業界ニュースサマリー日本語版 - 2/1/2008 分を
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オートメーション・ニュース ヘッドライン

1. プロセス企業が横河電機のユーザ会で運転の技術伝承につき論議
2. PASがアラーム管理と運転員有効性向上に注力
3. ウェーブトレンズが複数の通信/トラッキング技術をサポートする新製品
4. アドバンテックが超薄型のタッチパネルコンピュータ
5. ユーロサームが二重化オプション付の簡易コントローラ

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E-ビジネス/サプライチェーン・ニュース ヘッドライン

1. プロセス企業が横河電機のユーザ会で運転の技術伝承につき論議
2. PASがアラーム管理と運転員有効性向上に注力
3. ウェーブトレンズが複数の通信/トラッキング技術をサポートする新製品
4. ケイドルが倉庫管理無線システムの新バージョン

オートメーション・ニュース
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1> プロセス企業が横河電機のユーザ会で運転の技術伝承につき論議

By Kaoru Yamagimoto

 2008年1月24日、東京で第6回SBP&OTSユーザミーティングが開催され、91社253名のユーザが参加した。これは、昨年までは個別に開催されていたSBP(Solution Based Package)とOTS(Operator Training Simulator)の2つのユーザミーティングを、ユーザからの強い要望により統合開催したものである。プラントオペレーションスキルの伝承が大きな課題となってきており、トレーニングシミュレータや、運転ノウハウの抽出・可視化が大きな課題となっていることをうかがわせる。
 横河電機による各パッケージの納入実績は、Exapilotが800、Exaquantumは1000を超えた。また、Exaquantumをベースにしたエネルギー管理パッケージ「Enemap」はSICE(計測自動制御学会)による2007年学会賞技術賞を受賞。プラントシミュレータのOmegalandは国内15のエチレンプラントのうち13に導入されるなど、横河電機の製品とサービスはユーザから、高い評価と支持を得ている。

 今回のミーティングでは、8社のユーザ企業から次のような事例発表があった。
 三菱化学エンジニアリングは、Exapilotを使った非定常運転支援システムを、Omegalandをベースにしたプラントシミュレータ上で検証したのち、実運転に適用し、プラント運転の改善を実現した。
 大阪ガスは、操作手順とアラーム発生情報を尺度にして、トレーニングシミュレータによる訓練の運転員の習熟度を数値化することに成功した。この開発は、富山大学の黒岡准教授との共同研究の成果である。
 シェルは、小さなブラックボックスの組み合わせで全体を構成する「グレイボックス方式」のExasmocによる多変数予測制御を適用し、モデル開発の効率化と、よりよい制御性を実現した。
 JFEサンソは、プロセスコンピュータのリプレースにExaquantumを採用し、多様な計装機器からのデータ収集と、Excelを使ったデータ解析を実現し、プロセス改善や機器メンテナンスに効果を挙げた。
 日産化学は、熟練運転員の運転ノウハウをExapilotに組み込み、スタートアップ、シャットダウン時などの非定常運転時の運転員の負荷を減らすとともに、スムーズな運転を実現した。
 西部石油は、時定数の長いキシレン塔の性状制御に、性状推定ソフトのExaRQEを適用した。製品性状の制御性が大幅に向上し、理論回収量に対し、ほぼ100%の回収率を実現した。
 日本ケッチェンは、Exaquantumの導入にあわせてOPCサーバを含むインターフェイスを完全2重化し、フォールト・トレラント・システムを実現した。これにより、オフィスのデスクトップから常に運転を監視改善することが可能になった。
 三菱化学は、バッチと連続を含む多品種製品生産プラントにExapilotを導入し、異常の解析と、安定運転状態の判定を実現した。これにより、銘柄切り替え時の運転員の負荷を大幅に減少した。

 これらの示唆に富んだ事例発表の後、プラント運転員の技術伝承をテーマにした、石油・化学4社のパネラによる公開討論会が行われた。標準運転手順を整備して誰でも同じ運転ができることを目指すよりも、運転員個々の技能を向上させて突発的な事態にも的確に対応できるようにすることを重視してきた日本型運転モデルを、グローバル競争の下、人員削減が進む中で、いかに維持してゆくかについて活発な議論があった。また、パネリストから、今後のプラント運転の評価関数の中に、CO2を含む必要があるとの発言があり、印象的であった。


2> PASがアラーム管理と運転員有効性向上に注力

By Tom Fiske and Dick Hill

Overview

最近ARCは、アラーム管理の戦略についてPASから説明を受けた。説明の力点はアラーム管理に関するものだったが、PASの創始者兼CEO (最高経営責任者)、Eddie Habibiの指摘によれば同社の全体的戦略は、運転員の有効性を向上させることである。この目的を達成する上で、効果的なアラーム管理プログラムは、重要な部分となっている。
>From the perspective of PASの観るところ、生産の世界で、運転員は中心的役割を果たしているおり、安全で収益性高い操業の責を負っている。
(詳細は下記URLの英文参照)
http://www.arcweb.com/txtlstvw.aspx?LstID=e64a3857-a9f5-416e-af09-b00d22586a8a


3> ウェーブトレンズが複数の通信/トラッキング技術をサポートする新製品

能動型RFID応用ソリューションを提供しているウェーブトレンズ(Wavetrend Technologies Ltd.)は、ソフトウェア管理ツールによる複数の通信/トラッキング技術のサポートを盛り込んだソフトウェア管理スイートGlobalEyesをリリースし製品ポートフォリオを拡充したと発表した。新製品は、地球上の設備や人を監視しトラックする方法を革新するものである。
GlobalEyesは、高価な資産について実時間可視性と所在地情報/状態ほか重要な情報を提供する。
(詳細は下記URLの英文参照)
http://www.arcweb.com/txtlstvw.aspx?LstID=5070a0ee-4047-4e80-87b8-313203fdf2f3


4> アドバンテックが超薄型のタッチパネルコンピュータ

同社(Advantech)のIndustrial Automationグループは、超薄型のコンパクト設計と独自のファンレス設計を実現する低電圧プロセッサを備えた3.5インチQVGA TFT液晶のXScale PXA270タッチパネルコンピュータ、TPC-30Tを発表した。新製品の分解能は320 x 240で、極め明瞭な画面を提供する。他の特徴として、1本のSDカード・スロット、RS-485データフローの自動制御、組み込みのフラッシュ・メモリ、複数の通信ポート、Microsoft Windows CE OS.のサポート、などが挙げられる。
(詳細は下記URLの英文参照)
http://www.arcweb.com/txtlstvw.aspx?LstID=7f2c6bf3-babd-4cf5-9d61-3215daedeeed


5> ユーロサームが二重化オプション付の簡易コントローラ

同社(Eurotherm)は、処理効率を保証しコントローラや通信の故障に対し防護する二重化・自動切換え機能により高い投資効果をもたらす、高性能で手頃な価格の制御ユニット T2550 PACを発表した。また、新製品は、二重化による測定地点での確実なデータ記録機能を提供している点でもユニークである。
二重化ロギング機能により、まず、T2550プロセッサの内部フラッシュ・メモリにデータが記録される。次に、このデータがFTP (ファイル転送プロトコル)を使って遠隔ファイル・サーバに送り込まれ、安全な、改竄されない履歴データ・ファイルとなる。
(詳細は下記URLの英文参照)
http://www.arcweb.com/txtlstvw.aspx?LstID=63ff8a65-33be-4605-a17b-2e06e9d8a9f7


E-ビジネス/サプライチェーン・ニュース
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1> プロセス企業が横河電機のユーザ会で運転の技術伝承につき論議

By Kaoru Yamagimoto

 2008年1月24日、東京で第6回SBP&OTSユーザミーティングが開催され、91社253名のユーザが参加した。これは、昨年までは個別に開催されていたSBP(Solution Based Package)とOTS(Operator Training Simulator)の2つのユーザミーティングを、ユーザからの強い要望により統合開催したものである。プラントオペレーションスキルの伝承が大きな課題となってきており、トレーニングシミュレータや、運転ノウハウの抽出・可視化が大きな課題となっていることをうかがわせる。
 横河電機による各パッケージの納入実績は、Exapilotが800、Exaquantumは1000を超えた。また、Exaquantumをベースにしたエネルギー管理パッケージ「Enemap」はSICE(計測自動制御学会)による2007年学会賞技術賞を受賞。プラントシミュレータのOmegalandは国内15のエチレンプラントのうち13に導入されるなど、横河電機の製品とサービスはユーザから、高い評価と支持を得ている。

 今回のミーティングでは、8社のユーザ企業から次のような事例発表があった。
 三菱化学エンジニアリングは、Exapilotを使った非定常運転支援システムを、Omegalandをベースにしたプラントシミュレータ上で検証したのち、実運転に適用し、プラント運転の改善を実現した。
 大阪ガスは、操作手順とアラーム発生情報を尺度にして、トレーニングシミュレータによる訓練の運転員の習熟度を数値化することに成功した。この開発は、富山大学の黒岡准教授との共同研究の成果である。
 シェルは、小さなブラックボックスの組み合わせで全体を構成する「グレイボックス方式」のExasmocによる多変数予測制御を適用し、モデル開発の効率化と、よりよい制御性を実現した。
 JFEサンソは、プロセスコンピュータのリプレースにExaquantumを採用し、多様な計装機器からのデータ収集と、Excelを使ったデータ解析を実現し、プロセス改善や機器メンテナンスに効果を挙げた。
 日産化学は、熟練運転員の運転ノウハウをExapilotに組み込み、スタートアップ、シャットダウン時などの非定常運転時の運転員の負荷を減らすとともに、スムーズな運転を実現した。
 西部石油は、時定数の長いキシレン塔の性状制御に、性状推定ソフトのExaRQEを適用した。製品性状の制御性が大幅に向上し、理論回収量に対し、ほぼ100%の回収率を実現した。
 日本ケッチェンは、Exaquantumの導入にあわせてOPCサーバを含むインターフェイスを完全2重化し、フォールト・トレラント・システムを実現した。これにより、オフィスのデスクトップから常に運転を監視改善することが可能になった。
 三菱化学は、バッチと連続を含む多品種製品生産プラントにExapilotを導入し、異常の解析と、安定運転状態の判定を実現した。これにより、銘柄切り替え時の運転員の負荷を大幅に減少した。

 これらの示唆に富んだ事例発表の後、プラント運転員の技術伝承をテーマにした、石油・化学4社のパネラによる公開討論会が行われた。標準運転手順を整備して誰でも同じ運転ができることを目指すよりも、運転員個々の技能を向上させて突発的な事態にも的確に対応できるようにすることを重視してきた日本型運転モデルを、グローバル競争の下、人員削減が進む中で、いかに維持してゆくかについて活発な議論があった。また、パネリストから、今後のプラント運転の評価関数の中に、CO2を含む必要があるとの発言があり、印象的であった。


2> PASがアラーム管理と運転員有効性向上に注力

By Tom Fiske and Dick Hill

Overview

最近ARCは、アラーム管理の戦略についてPASから説明を受けた。説明の力点はアラーム管理に関するものだったが、PASの創始者兼CEO (最高経営責任者)、Eddie Habibiの指摘によれば同社の全体的戦略は、運転員の有効性を向上させることである。この目的を達成する上で、効果的なアラーム管理プログラムは、重要な部分となっている。
>From the perspective of PASの観るところ、生産の世界で、運転員は中心的役割を果たしているおり、安全で収益性高い操業の責を負っている。
(詳細は下記URLの英文参照)
http://www.arcweb.com/txtlstvw.aspx?LstID=e64a3857-a9f5-416e-af09-b00d22586a8a


3> ウェーブトレンズが複数の通信/トラッキング技術をサポートする新製品

能動型RFID応用ソリューションを提供しているウェーブトレンズ(Wavetrend Technologies Ltd.)は、ソフトウェア管理ツールによる複数の通信/トラッキング技術のサポートを盛り込んだソフトウェア管理スイートGlobalEyesをリリースし製品ポートフォリオを拡充したと発表した。新製品は、地球上の設備や人を監視しトラックする方法を革新するものである。
GlobalEyesは、高価な資産について実時間可視性と所在地情報/状態ほか重要な情報を提供する。
(詳細は下記URLの英文参照)
http://www.arcweb.com/txtlstvw.aspx?LstID=5070a0ee-4047-4e80-87b8-313203fdf2f3


4> ケイドルが倉庫管理無線システムの新バージョン

同社(Cadre Technologies)は、 Cadence Fulfillmentソフトウェア・スイートの一環となっているMicrosoftウィンドウズ・ベースの無線システムCadence Mobile Logistics (CML)の新バージョンをリリースした。新バージョンは、倉庫作業者が在庫情報を実時間で更新し生産性を高めるのを支援する技術的に高度な新機能を備え、データ収集プロセスを効率化するいくつかの新機能により強化されている。
(詳細は下記URLの英文参照)
http://www.arcweb.com/txtlstvw.aspx?LstID=34d03724-6683-4544-ab5b-1fc31bc73ba0




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