復活の聖闘士ダイワメジャー 良血スカーレットブーケと稀代の名種牡馬
サンデーサイレンスとの間に産まれた期待の子で在った。
クラシック戦線にトライアル3着から歩を進め、人気薄での皐月賞制覇に
一昨年前の皐月賞にて断然1番人気タニノギムレットを下したノーリーズンが
重なり、当然世間からはフロック視された様である、それもそのはずで
この年 道営競馬から出張馬房制度を利用し果敢に挑戦状を叩き付けた
コスモバルクが頭一つ飛び抜けた成長力を見せていたからに他ならない
2番人気はディープインパクト全兄、武豊騎乗のブラックタイドだ
私はサンデーサイレンス産駒が嫌いだ、もともと嫌いだった訳では無い
毎年の様にクラシック戦線を凌駕する可愛げ無さに少々嫌気が指していた
だから、ソツの無い競馬をするタイプが特に面白く無い…
ディープインパクトが1番嫌いなサンデー産駒と言う事に為るだろうな…
それとは逆に数々のライバル達と火花を散らし爆発力を表現して来た
ダンスインザダークやサイレンススズカなど個性派に至っては別格で在る
サンデー産駒の特徴は総じて鋭い瞬発力とスピードを受け継いでいる様で
ダイワメジャーの様に先行雪崩込みを武器とするタイプは稀で
そんな単調なスピード馬的な処が この馬を小粒に見せていたのでは無いか
第64回皐月賞で、道営の好漢 五十嵐冬樹鞍上コスモバルクが前哨戦の
弥生賞同様に快速メイショウボーラーの逃げを捕まえに行くので在るが
横綱相撲と思われた先に、どうしても差の縮まらぬ1頭がいたのだ…
フロック視されたゴール板前だが、うな垂れる五十嵐冬樹の姿に落胆とは
別の表情が見て取れた…
続く第71回東京優駿では、より距離適正が出た様な着順に終ったが
ここでも、コスモバルクはダイワメジャーの後塵を拝してしまった現実は
紛れも無く底力の差が出てた様に感じている。
その後、秋の陣は距離適正を重視し天皇賞へと駒を進めるが、この頃より
本馬の持病で在る ノド鳴りに悩まされ人気を裏切り続け ２ちゃんねる
などではウインクリューガーに並びダメジャーなんて嬉しくないあだ名で
呼ばれ親しまれる存在に為って行くが…
ノド鳴り手術後の復帰戦と為った、ダービー卿CT（G?）に於いて2着以下を
子供扱いにした徹底的な格上を見せ付ける走りに 物凄いインパクトを感じた
格下に力量を見せ付ける馬は強い、これはボクの競馬最強論の一つで在る
素晴しい瞬発力を発揮しても格下に通用しない様なナマクラな脚は凡馬で在る
この徹底した気位が名馬の証明で、この次点から既に王者の風格を予感していた
出世が遅れたのにも訳が有る、本馬の戦法で在る先行抜け出しが確立されて
居なかった事に起因するのだ、余りスローでも駄目で余力残しタメても駄目だ
いささか、無理な激しい流れを作り出し 消耗戦へと持ち込む 追い込む
後続は最短距離を突く為にゴール前叩き合いと為り、本馬の最強の持ち味
勝負根性と気位のぶつかり合いに持ち込むのだ。
ダイワメジャーの激しい気位を良く理解し、その爆発力の開放を上手く制御
させた 鞍上安藤勝己の手腕には唸らされた。
ボクの最強馬理論の尺度は、爆発力で在る 爆発力と言うのは破壊力であり
タイムやスピードとは違い計りの無いもので、そのレースに於いて発揮した
エネルギーの放出量と考えて貰いたい、
一般的に映像で見たパフォーマンスとして、圧倒的スピードや瞬発力も
爆発に相当するだろうが、ボクの言う破壊力はそのレースに出走している
総てに、どの様な絶望感を与えたかに近いと思って下さい…
コレはボクが自動車レースを趣味としている為に感ずる処なのであり
競馬で騎手も同じ様に、根本的に違いの有る事を瞬時に察するものと思います
レース後日談にあるコメントに良く、お手上げだ… 化け物だよ…
などと記されていた場合、お世辞で語る時と押並べて語られて居る場合とで
ニュアンスが違います、レース中に発動された膨大なエネルギーの迸りに
騎手も競走馬も一瞬、時空間の断裂して行くのを思い知らされる事でしょう
五十嵐冬樹の落胆した姿に、それが見て取れます… どの馬もゴール前で
必死に足掻き、全力を出し切っているのにグングン伸びて行く姿はまさに
絶望感を叩き突けて来るのでしょう、
叩き合いもしかり…映像的には並んでジリジリと見て取れるでしょうが
叩き在っている当人当馬には、その破壊力と絶望感にひれ伏す事でしょう
ダイワメジャーはサンデー産駒としては、極めて珍しいタイプと言えます
もともと、激しい気性とスピード瞬発力を伝えるサンデーサイレンスですが
多くの産駒は、その激しい気性に自滅して行く様で 気力の部分を武器と
するタイプは初めてなのでは無いでしょうか…
馬は大人しく臆病な動物と聞きます、しかし当馬の様に気持が王者として
前向きであり、格下に破壊力を叩き込む風格は競走馬の理想形でしょう
今後、有馬記念にて2度目と為るディープインパクトとの最期の戦が残って
いますが、宝塚記念ではテン乗りの四位騎手でした 安藤騎手鞍上の
完全版ダイワメジャーには期待して愉しみにその時を待っています、
ディープのマクリも競馬史に残る爆発力ですが、その彼も飛べなかった
2戦と手こずった菊花賞では、いずれも先行勢に出し抜けの爆発を喰らった
時でしたネ…
さてさて今年はどんなドラマが
戦え聖闘士ダイワメジャー お前は最強だ
サンデーサイレンスとの間に産まれた期待の子で在った。
クラシック戦線にトライアル3着から歩を進め、人気薄での皐月賞制覇に
一昨年前の皐月賞にて断然1番人気タニノギムレットを下したノーリーズンが
重なり、当然世間からはフロック視された様である、それもそのはずで
この年 道営競馬から出張馬房制度を利用し果敢に挑戦状を叩き付けた
コスモバルクが頭一つ飛び抜けた成長力を見せていたからに他ならない
2番人気はディープインパクト全兄、武豊騎乗のブラックタイドだ
私はサンデーサイレンス産駒が嫌いだ、もともと嫌いだった訳では無い
毎年の様にクラシック戦線を凌駕する可愛げ無さに少々嫌気が指していた
だから、ソツの無い競馬をするタイプが特に面白く無い…
ディープインパクトが1番嫌いなサンデー産駒と言う事に為るだろうな…
それとは逆に数々のライバル達と火花を散らし爆発力を表現して来た
ダンスインザダークやサイレンススズカなど個性派に至っては別格で在る
サンデー産駒の特徴は総じて鋭い瞬発力とスピードを受け継いでいる様で
ダイワメジャーの様に先行雪崩込みを武器とするタイプは稀で
そんな単調なスピード馬的な処が この馬を小粒に見せていたのでは無いか
第64回皐月賞で、道営の好漢 五十嵐冬樹鞍上コスモバルクが前哨戦の
弥生賞同様に快速メイショウボーラーの逃げを捕まえに行くので在るが
横綱相撲と思われた先に、どうしても差の縮まらぬ1頭がいたのだ…
フロック視されたゴール板前だが、うな垂れる五十嵐冬樹の姿に落胆とは
別の表情が見て取れた…
続く第71回東京優駿では、より距離適正が出た様な着順に終ったが
ここでも、コスモバルクはダイワメジャーの後塵を拝してしまった現実は
紛れも無く底力の差が出てた様に感じている。
その後、秋の陣は距離適正を重視し天皇賞へと駒を進めるが、この頃より
本馬の持病で在る ノド鳴りに悩まされ人気を裏切り続け ２ちゃんねる
などではウインクリューガーに並びダメジャーなんて嬉しくないあだ名で
呼ばれ親しまれる存在に為って行くが…
ノド鳴り手術後の復帰戦と為った、ダービー卿CT（G?）に於いて2着以下を
子供扱いにした徹底的な格上を見せ付ける走りに 物凄いインパクトを感じた
格下に力量を見せ付ける馬は強い、これはボクの競馬最強論の一つで在る
素晴しい瞬発力を発揮しても格下に通用しない様なナマクラな脚は凡馬で在る
この徹底した気位が名馬の証明で、この次点から既に王者の風格を予感していた
出世が遅れたのにも訳が有る、本馬の戦法で在る先行抜け出しが確立されて
居なかった事に起因するのだ、余りスローでも駄目で余力残しタメても駄目だ
いささか、無理な激しい流れを作り出し 消耗戦へと持ち込む 追い込む
後続は最短距離を突く為にゴール前叩き合いと為り、本馬の最強の持ち味
勝負根性と気位のぶつかり合いに持ち込むのだ。
ダイワメジャーの激しい気位を良く理解し、その爆発力の開放を上手く制御
させた 鞍上安藤勝己の手腕には唸らされた。
ボクの最強馬理論の尺度は、爆発力で在る 爆発力と言うのは破壊力であり
タイムやスピードとは違い計りの無いもので、そのレースに於いて発揮した
エネルギーの放出量と考えて貰いたい、
一般的に映像で見たパフォーマンスとして、圧倒的スピードや瞬発力も
爆発に相当するだろうが、ボクの言う破壊力はそのレースに出走している
総てに、どの様な絶望感を与えたかに近いと思って下さい…
コレはボクが自動車レースを趣味としている為に感ずる処なのであり
競馬で騎手も同じ様に、根本的に違いの有る事を瞬時に察するものと思います
レース後日談にあるコメントに良く、お手上げだ… 化け物だよ…
などと記されていた場合、お世辞で語る時と押並べて語られて居る場合とで
ニュアンスが違います、レース中に発動された膨大なエネルギーの迸りに
騎手も競走馬も一瞬、時空間の断裂して行くのを思い知らされる事でしょう
五十嵐冬樹の落胆した姿に、それが見て取れます… どの馬もゴール前で
必死に足掻き、全力を出し切っているのにグングン伸びて行く姿はまさに
絶望感を叩き突けて来るのでしょう、
叩き合いもしかり…映像的には並んでジリジリと見て取れるでしょうが
叩き在っている当人当馬には、その破壊力と絶望感にひれ伏す事でしょう
ダイワメジャーはサンデー産駒としては、極めて珍しいタイプと言えます
もともと、激しい気性とスピード瞬発力を伝えるサンデーサイレンスですが
多くの産駒は、その激しい気性に自滅して行く様で 気力の部分を武器と
するタイプは初めてなのでは無いでしょうか…
馬は大人しく臆病な動物と聞きます、しかし当馬の様に気持が王者として
前向きであり、格下に破壊力を叩き込む風格は競走馬の理想形でしょう
今後、有馬記念にて2度目と為るディープインパクトとの最期の戦が残って
いますが、宝塚記念ではテン乗りの四位騎手でした 安藤騎手鞍上の
完全版ダイワメジャーには期待して愉しみにその時を待っています、
ディープのマクリも競馬史に残る爆発力ですが、その彼も飛べなかった
2戦と手こずった菊花賞では、いずれも先行勢に出し抜けの爆発を喰らった
時でしたネ…
さてさて今年はどんなドラマが
戦え聖闘士ダイワメジャー お前は最強だ
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