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誇り高き 迷馬の館コミュの驚愕の破壊神…滅びの蹄音

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まったくの私感だが…私の競走馬に対する最強自論は、爆発力で在る。

スピードも、スタミナも、抜群の切れ味に見事な勝負根性を発揮しても
その、総てを一瞬で破壊してしまう爆発力には遠く及ばないと思っている
賛否両論在るだろうが…理屈じゃ無い、言い換えれば爆発力と言うのは
サラブレッドの武器とは言えない、武器とはそれが活きる流れステージが
必ず存在するのだが…

文字通り爆発は、突然に巻き起こる現象だ 流れも展開も無く突然に…
フィルムで見ると一見みごとな末脚を繰り出した様に映るだろうが
まったくの別物で在る、瞬間次元が断裂したかの様に一頭だけが噴火する
爆発力を秘める競走馬に出逢うと虜に為ってしまう…
それに気が付けばダレでも同じだと思う、競馬で破壊と言う表現が在れば
それが爆発の事だと思って頂いて良いだろう。

そんな、爆発力を秘めた孤高の競走馬がいた 己が内包する核爆弾と引き換えに
自らの足に時限爆弾を抱える事に為りながら、血の宿命と己が運命と戦い続けた

    ・・・・★ 驚愕の破壊神 ヤツの名は マイシンザン ★・・・・ 

昭和初の三冠馬シンザンの末裔である、シンザン高齢にして やっと出た
最高傑作と謳われたミホシンザンが父、やはり高齢に為って出したのが
この血脈を担うマイシンザンで在った、血統を彷彿させる雄大なる鹿毛の馬体
産れながらに秘めた王者の風格は関係者の期待を一心に集めていた

事実、わずか2戦のキャリア1勝馬の身分ながら格上挑戦でG?
祖父の名を冠した
シンザン記念に参戦して来たのだ、そのヒストリーも加味され2番人気に押されたが
ヤンチャ坊主の気性は虚しく空回りし残念ながらシンガリ負けを喫す
しかし、次戦初のダートを経験後 自己条件500万こぶし賞を快勝し名を挙げる

マイシンザンは平成5年60回優駿組で在る、この頃の競走馬は実に質が良かった
ノーザンテーストの血が蔓延気味であったが、肌馬としては優秀であり
如何様な血統であれ能力を確実に遺伝する傾向に有ったからである
しかし、現実とは酷なモノでこの年代はバブル時期の恩恵である新種牡馬
登場の年でも在ったのだ、平成の三強と謳われたBNWの熾烈なクラシック戦線に
果敢にも戦いを挑まなければ為らず…運命の悪戯か劣勢淘汰の瀬戸際に立たされた

素質馬ケントニーオーの回避で幸運にもクラシック参戦を果し格負けせぬ
血統の片鱗を見せ付け、勇躍ダービーへの権利取りNHK杯G?へ駒を進めた
ここで遂にビッグバンが炸裂したのだ、3馬身1/2の着差をつけ快勝し
史上空前の死闘となったBNW相打つ第60回優駿へ血脈の存亡を背負い立ち向かった

結果は三強に2馬身付けられたものの、骨折しながら走り切ったガレオンと共に
5着以下に5馬身を付ける爆発力を披露…産まれた年が悪かったのだ…
怪物達が登場しなければ…シンザン、ミホシンザン、マイシンザンの
伝統あるサイアーラインが日本競馬史上に光り輝いたであろうか…

ここからは、自ら抱えてしまった足元の時限爆弾との戦いも加わってしまった
1年以上の長期休養を2度も挟みながら、天皇賞(秋)制覇に拘ったのだ
その血脈の重みと天皇賞の威厳を重ねるが如く…
陣営の執念でも在った、またマイシンザン自身それに応えるだけの爆発力を秘めていたから

事実、2度目の1年休養明け復帰戦に挑んだ朝日チャレンジカップでは
1.58.0のレコード駆け、馬群を引き裂くビッグバンを炸裂させたのだ
破壊神の復活に色めき立ち、血の系譜を重んじる玄人なマニアに押され
続く毎日王冠では3番人気で挑んだが…ここでも運命の定めなのか
血統唯一の弱点、重不良馬場という不運に泣いた…勝者は道悪得意な馬で在った

道悪激走のツケが自らを滅ぼし、本番となる天皇賞を回避せざるを得なく為った。

完成された破壊神のビッグバンを是非G-?の大舞台で見たかったものだ
回避した天皇賞を快勝したのが道悪の毎日王冠でクビ差4着のライバルで
同年代トニービン産駒のサクラチトセオーだったのだから…諦めても諦め切れない

競馬界は劣勢淘汰の世界だ、新時代に時代錯誤の血脈は…滅びの蹄音を聴いたのだろうか…




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