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警察官になりたい!!コミュの小川泰平 『現場刑事の掟』 を読む

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◆小川泰平『現場刑事の掟』を読み解く




小川泰平氏は、元刑事であり、私の友人であり、この度、本を出されたのでぜひ紹介したい。

小川氏は神奈川県警察本部 国際捜査課、警察庁刑事局刑事企画課等で第一線の刑事として主に被疑者の取り調べを担当。
30年間の現場経験を積み、知事褒章受章のほか、警察局長賞、警察本部長賞など受賞歴は500回以上しており、刑事の中でもトップクラスである。

この『現場刑事の掟』は、刑事の裏舞台が書かれており、読んでいて引き込まれる。
ただ被疑者を強引に白状させようとしても、何も解決しないことが分かる。
そこには、刑事と被疑者における人間と人間とのコミュニケーションがあり、進展する。

リアルな刑事たちの姿を垣間見ることができる。





◆小川泰平氏『現場刑事の掟』要旨


・取調室で犯人が「落ちる」瞬間というものは、数百名の捜査員が何ヶ月にもわたって行う捜査の結晶であり、事件の結末なのである。


・交通違反の取り締まりや職務質問で確実に相手を「落とす」こと、これは優秀な刑事になるための最も有効な訓練だ。
刑事を目指す人間なら誰だって、大物泥棒や殺人犯の取り調べをして犯人を「落とす」刑事になりたいと思っている。
そのための最初の訓練として「一般市民」に声をかけて「落とす」訓練というのは、実はとても大事なステップなのである。


・捜査とは「感性」である。
約30年間、現場の捜査に携わり、多くの刑事が捜査をする姿を見てきた経験からひとつだけ言えることは、捜査とは感性以外の何者でもないということだ。


・捜査に欠かせないのが、「捜査協力者」と呼ばれる、一般の協力者だ。
捜査協力者は通称、「S(エス)」と呼ばれるが、これは「スパイ」の頭文字を取ったものだ。


・犯罪の手口がデータベースから出てこない場合、刑事たちはアナログな情報を総動員して、捜査に臨むことになる。
つまり、自分の足で獲得した情報だ。



・張り込みや尾行をするとき、女性刑事が担当すると、被疑者が全然気づかないのである。
警察の目を気にする被疑者も、「刑事=男」という思い込みがあるためだ。


・警察内部ではよく「泥棒刑事に始まり、泥棒刑事で終わる」と言われる。
それは捜査の基本はすべて泥棒捜査にあるということだ。




※コメント

警察というと、強硬に犯人を捕まえ、取り調べで厳しく問い詰めるイメージがある。
しかし、ベテランやエースの刑事たちは、犯人の気持ちを考え会話し、落としていく。
どの世界でもそうかもしれないが、刑事の人たちもその卓越したコミュニケーション能力が高い人たちがエキスパートのようだ。
最後は、人間性で決まるのだと確信した。




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