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新日美見て美術館に行く!コミュの050501 ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの世界

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これは、ちょっと前から上野の西洋美術館で開催されているので見た方多いのでは。

自分が実物を見た感じでは最晩年の作品『荒野の洗礼者聖ヨハネ』がやっぱり一番良かった。

初期、中期の作品、つまりロレーヌで評価が高まっていた頃の作品はポスターぽいというか漫画チックな印象がありました。

だんだんと表現に深刻な深みが加わっていったのは、故国とフランスとの30年戦争で周りの生活が大荒れに荒れていたことと深い関係があったのでしょう。

新日美によると、ラ・トゥールのキュビズム的な部分とか、爪の描き方の違いで真贋を見分ける方法なども解説されていて興味深い。

ラ・トゥール展
国立西洋美術館 '05/05/29まで
http://event.yomiuri.co.jp/latour/

関連コミュ
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
http://mixi.jp/view_community.pl?id=73166

コメント(4)

ようやくビデオ観ました。
写真家の藤原新也氏のコメントがよかったですね。
やはり一線で活躍されている方の言葉には重みがあります。

「画面の中に十字架が見える」

「キュビスムの先駆のように言われているが、キュビスムは理性の産物なのに対して、ラ・トゥールは感情の産物」

「ジャック・カロは一見リアルに見えるが目の前の惨劇を劇化する事によって却って現実逃避的になっている。ラ・トゥールの一見現実ばなれした絵こそその時代を象徴している」
etc…

うろ覚えなのでちょっとニュアンスは違うかもしれませんが…
私は創元社で出版している本を読んでから行ったのですが、医学的な面から観ても、ラ・トゥールの絵は非常に貢献度の高いものになっているようです。眼科医によって、眼病の指摘などがあって、当時貧しかった農民の間ではビタミンC欠乏症がはやっていたとか。ココまで描くラ・トゥールの鋭い観察眼に驚かされました。
>ホミサン
おお!
『犬をつれたヴィエラ弾き』でしたっけ。
めがしょぼしょぼした盲目の(ものごい)さんの絵ですよね。似たモチーフの絵が確かに数点ありました。

医学的見地というエッジの効いた見方がすごいです。
>まこっちゃんさん
こんにちは。
私もこの着眼点には驚きました。
まだまだ世界のどこかに驚くようなラ・トゥールの作品が眠っているかも知れないと思うとワクワクしますね。

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