ｱﾛﾏﾃﾗﾋﾟｰﾎﾟｲﾝﾄ！コミュのアロマの歴史?　（医学・薬学）

・新約聖書の逸話・・・イエス・キリストの誕生物語

東方の三賢人（博士）が、イエス誕生の馬屋で｛黄金、乳香、没薬｝をささげた。

黄金・・・現世の王を象徴

乳香・没薬・・・「神の薬」を意味する。

（乳香＝フランキンセンス・没薬＝ミルラ）

＊古代ギリシャ＊

ヒポクラテス・・・医学の祖

「ヒポクラテス全集」

病気を科学的にとらえ現在にも通じる医学の基礎を築いた

（ヒトを治す、ヒポクラテス）

テオフラストス（紀元前３７３～２８７）・・・植物学の祖　
　　
古代ギリシャの哲学者、アリストテレスの弟子

著作「植物誌」植物の分類や系統の研究

（哲学者のテオフラストス）

＊古代ローマ＊

デｲオスコリデス・・・薬物学の祖　　

ネロ皇帝統治下のローマ帝国内で軍医

著作「マテリア・メデイカ（薬物誌）」

薬物を植物、動物、鉱物万般を収れん・利尿・下剤など薬理・機能上から分類。

中世・近代ヨーロッパ・アラビア世界において千数百年広く利用

「ウｲーン写本」ビザンチン帝国の皇女に献上（４９１枚羊紙）

現存するものは、「ウィーン写本」

（ディオスコリデス（７文字）マテリアメディカ（７文字））

プリニウス・・・博物学の祖　　

古代ローマの博物誌家

「博物誌」全３７巻　　大規模な自然誌で、今も読まれている

（トヨタのプリウスという車が、博物館にかざってある）

ガレノス・・・医学者　　

コールドクリーム創始者

コールドクリーム・・植物油などの油性成分と水とを混合し作ったクリーム

（使用したとき水分が蒸発して冷たく感じる）　　

古代医学を集大成し、１７世紀まで西欧における医学の権威

として崇められ、アラビア医学にも影響を与えた。

ヒポクラテスを基礎として、解剖学的・哲学的理論によって、

体系的な学問として、医学を築く。

動物の解剖で成果を得たが、人体の解剖は、行わなかった。

・古代ローマとヘレニズム文化

ローマ皇帝ネロとローマの公衆浴場

独裁者と言われた、ネロ皇帝は、バラ好き！

都市政策の一環・・・集合住宅の火災防止のために、浴室の設置を禁じた
（公衆浴場を作る）

２１６年　カラカラ浴場完成　　浴場内で香油をぬったり、

バラの花を床にしきつめたりしていた。

・アエキサンダー大王時代の東西ハーブの交流　

　
アレキサンダー大王（アレクサンドロス３世）マケドニア王国

アリストテレスに学ぶ

東方遠征などで、東西に活発な文物交流の場が開かれ、

ヘレニズム文化をむかえた。

東西のハーブやスパイスが交易品として取引される。

＊東洋における伝承医学の発展＊

・インドにおける医学の成立

アーユルヴェーダは最古の医学と言われ、約３０００年の歴史

紀元前１２００～１０００年頃　「リグ・ベーダ」最古の神々への賛歌集に源流がみられる

アーユルベーダはアロマテラピーに大きな影響を与えた。

・中国の本草学といえば・・・

「神農本草経」最古２～３世紀　漢の時代
　
「神農本草経集注」５世紀末　陶引景により再編成

＜検定ﾎﾟｲﾝﾄ＞

歴史は、比較的多く出題されます。

時代

職業

著作

功績