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愛する&愛されるミュージアムコミュのインターネットとミュージアム

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●こんにちは しか番でございます。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

<倉敷 大原美術館>
 年が明けて、岡山の倉敷に行き、日本の私立美術館の老舗・大原美術館や倉敷民藝館、将棋の大山名人のミュージアムを訪問してきました。

 大原美術館のミュージアムショップには、館長の高階さんが書かれた数多くの本が並んでいました。
 それから、館内には、美術館を創設された大原家の方々のメッセージが掲載され、ミュージアムショップには伝記などが並び、この美術館に係わる物語をギャラリーに伝えていました。
 展示を見た後、美術館のカフェ<エル・グレコ>でチーズケーキと珈琲をいただいたのですが、建物にからみついた蔦がすごかったです。文字でのツタないレポートでは、この蔦の迫力はわかりにくい。皆様、写真をご覧くださいませ。

<大原美術館のHP>
http://www.ohara.or.jp/200707/jp/menu.html

<インターネット・HPとミュージアム>
 大原美術館は大原家と館長の高階先生。創業者のご一家と著名な美術史家の館長、最強のコンビですね。
 ところで、ミュージアムの館長と言っても、どなたかが館長か、よくわからない館が本当に多いですね。
 都内では、東京都写真美術館の福原館長、江戸博の竹内館長、原美術館の原館長、上野動物園の小宮園長、都外だと北海道・旭山動物園の小菅園長は、多くの方に知られているのではないでしょうか?
 でも、わからない館が多いですね。
 原因の一つに、館長がメッセージを外に向けて発信することが少ないこともあるように思います。
 まだまだ部下にだけモノを申す、ちょっと内向きの館長さんが多いのです。

 独立行政法人になってから、国立系の博物館も以前に比べたら格段の情報発信をするようになってまいりました。
 マメにメッセージを発信しておられるのが、上野の国立科学博物館の佐々木館長です。
 国立博物館グループも以前は、各館長が交代でHP上でメッセージを発信されていましたが、最近は何故か途絶えたようです。メッセージを発信しておられる、数少ない<例外>が上野の国立科学博物館です。

(国立科学博物館)
 今日(1月10日)、国立科学博物館から届いたメルマガ、2008年の初めてのメルマガにも館長メッセージが掲載されています。
 いつもなかなか興味深いことが書かれていますが、今回もそうです。
 佐々木館長のメッセージを読むと、インターネット、HPの重要性がミュージアムの世界でも当たり前になっている(なりつつある)ことがわかります。
 それから、国内初の試み、特別展やレストランの待ち時間をリアルタイムでの配信というのも興味深いですね。ううむ。海外でやっているところがあるのか??もしかして、世界初?? ミュージアム界の船頭役を国立
科学博物館に大いに期待しましょう。

(大原美術館の試み サポーター メーリングリスト)
 因みに大原美術館には、<サポーター メーリングリスト>という仕組みがあります。
 「これは、週1回大原美術館よりのメールマガジンの配信が行われる他、参加者全員より発信が行え、また全員にそのメールが配信されるグループです。大原美術館に限らず、様々な美術や文化についての相互の自由な発言の場です。美術館よりの情報配信のみならず、様々な世界、様々なものの考え方に触れることの出来るお勧めコースです」とのこと、登録をしてみました。
  
★国立科学博物館の佐々木正峰館長のメルマガから
 当館のホームページの平成18年度の利用状況は、トップページへのアクセス数が193万件、各ページへの総アクセス数が3億1,461万件であり、年々大幅に増加しています。当館が行っている入館者満足度調査によれば、「来館の主なきっかけ」におけるホームページの割合は、平成16年度末の5.9%から平成18年度末には8.4%になっています。ホームページの影響力は、確実に増大しているのです。 当館は、社会への情報発信を重視しており、ホームページは、関係法令、組織、財務、調達等の情報、展覧会、教育活動、イベント等の広報だけでなく、当館の活動の全体像が把握できるようにしています。たとえば、(1)日本館、地球館の情報端末で提供している常設展示の解説、(2)過去の特別展や企画展等のアーカイブ、(3)日本の海藻百選、植物図鑑、日本産鉱物標本データベース等の図鑑的アーカイブ、(4)バーチャル磯の動物観察会、実験バンク等、自然観察や科学実験のノウハウ等の体験型学習コンテンツ、(5)アパトサウルス公開研究レポート等、研究や展示作り等の活動、(6)収集した資料を分類し、データベース化し、画像とリンクさせた日本の魚類データベース、日本産変形菌類標本データベース、人骨標本コレクション等を紹介、公開するとともに、(7)全国の科学系博物館等のWeb情報や標本情報をサイエンスミュージアムネットとして公開するなどです。 ホームページは、誰でもいつでもどこからでもアクセスでき、人々に博物館の運営方針や活動状況等を知っていただく上で、博物館の顔ともいえる重要性を有しています。当然のことですが、階層性や記述量等行き届いた情報の整理と、すっきりと統一されたデザイン等親近感の持てる雰囲気での情報の提供が課題です。当館を利用する人、利用したい人、あるいは利用して欲しい人が求めている情報が、使う人の身になってわかり易い形で提供されているか、最新の情報が提供されているかなど利用者のニーズを優先する観点から、ホームページの構成と編集について不断の改善工夫を図っていきます。 ホームページに関連して当館は、平成19年度から携帯版ホームページを開設しました。館の情報を直接伝達できるメリットを生かし、利用案内、展覧会の概要、イベントの紹介等のほか、特別展、シアター36○、レストランの待ち時間をリアルタイムで配信しています。国内の博物館では初めてのことだそうです。携帯サイトのアドレス、QRコードは、ポスター等に印刷されています。
 <国立博物館のHP> http://www.kahaku.go.jp/

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