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愛する&愛されるミュージアムコミュの文部科学省独立行政法人評価委員会の評価

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 17年度の文部科学省所管の独立行政法人の評価が、文部科学省のHPにでています。
 以下の内容ですが、これを読んで、内容がよくわかる方はほとんどいないのではないかという気がしますが、いかがでしょうか?
 運営全体がどういう評価になっているかを知りたい気がします。

□ 独立行政法人通則法第32条に基づき、文部科学省独立行政法人評価委員会において、平成17年度の業務の実績に関する評価を実施(対象法人:30法人)。

(1) 総論
 中期目標の達成に向けて、全ての法人がほぼ全ての評価項目でおおむね成果を上げている。特に、10法人がほぼ全ての評価項目で特に優れた実績を上げている、または着実に成果を上げている。
 一方で、5法人において、中期目標達成のためには業務の改善が必要である評価項目がある。

◆ 各法人における全ての評価項目に対して、「特に優れた実績を上げている」(SまたはA評価)、または「中期計画を十分に履行し、中期目標に向かって着実に成果を上げている」(A評価)と評価を受けた評価項目の割合が95パーセント以上の法人(注1): 10法人 ● 教員研修センター
● 日本私立学校振興・共済事業団
● 物質・材料研究機構
● 放射線医学総合研究所
● 宇宙航空研究開発機構
● 日本学術振興会
● 科学技術振興機構
● 日本原子力研究開発機構
● 国立国語研究所
● 文化財研究所

注1:  「特に優れた実績を上げている」をSまたはA評価、「中期計画を十分に履行し、中期目標に向かって着実に成果を上げている」をA評価、「中期計画をほぼ履行し、中期目標に向かっておおむね成果を上げている」をB評価、「中期計画を十分には履行しておらず、中期目標達成のためには業務の改善が必要である」をC、CまたはF評価としているが、各部会等においては、当該段階的評定の区分を基本としつつ各法人の業務の特性を踏まえ、法人毎に段階的評定の区分を設定しているため、具体的な記述は必ずしも一致しない。
 なお、段階別評価は3段階(A、B、C)、4段階(S、A、B、F または A、A、B、C)または5段階(A、A、B、C、C または S、A、B、C、F)のいずれかとなっている。


◆ 対象全法人のうち「中期計画を十分には履行しておらず、中期目標達成のためには業務の改善が必要である」(C、CまたはF評価)と評価を受けた評価項目がある法人(注1): 
 5法人、ここに、美術館、博物館がはいっています。

<主な評価項目の概要>
● LNG推進系(注2)(宇宙航空研究開発機構) (評価の概要)→  LNG推進系については、今中期目標期間中のLNG推進系の飛行実証は困難な状況にある。今後の開発について再度スケジュールを設定しなおす必要がある。

● スポーツ振興投票(日本スポーツ振興センター) (評価の概要)→  スポーツ振興くじの売上げが減少し、それに伴い十分な助成財源が確保できず、年度計画を十分に達成できておらず、中期目標の達成のためには業務の改善が必要がある。

● 外国人に対する日本語教育に従事する者及び従事しようとする者に対する研修の実施「開催実績(参加人数)」(国立国語研究所) (評価の概要)→  研修テーマの工夫が必要である。

● 国立西洋美術館等における効率化の達成率(国立美術館) (評価の概要)→  効率化の達成率は数値的には目標を下回っている。これは入館者数の増大に伴う費用の増大もあり、一概に評価できるものではないが、効率化の推進に向けて入札などでの外部委託はより推進すべきである。

● 東京国立博物館における特別観覧の件数(国立博物館) (評価の概要)→  特別観覧(展示品・収蔵品の写真撮影や写真原版を二次的に使用すること)に関し、研究調査上の使用について特別な配慮が望まれる(手続きの簡素化等)。


注2:  LNG(液化天然ガス)とLOX(液体酸素)を推進剤として使用する液体ロケットエンジンシステム。



(2) 評価書に記載されている法人経営に対する主な意見
● 外部意見を取り入れた法人経営を行っており、評価できる。
● 業務の迅速化,簡素化を目指した組織体制の改編を行っており、評価できる。
● 効率的な業務運営に努めることで、目標値以上の経費削減を達成しており、評価できる。
● 長期的視点にたった環境の整備、体制の整備等に取り組むことが必要。
● 自己収入の増加や外部資金の導入について、今後も継続して取り組むことが必要。

コメント(3)

国立博物館、国立美術館の評価は、それぞれの独立行政法人のHPに出ています。ただ、あまりに分量が多いことや個々の評価が全面に出ていて、評価される方(ミュージアム)と評価する委員会の方々には、読みにくいかと思います。何故かマスコミにもとりあげられないですね。
 広く広報しようという認識のなさの現れでしょう、本来博物館や美術館はその国の文化レベルを知る為には最も必要な場所です。
 
 広く広報して国民はもちろん海外の方に知ってもらい、さらに良い意味での進化成長をはぐくむべきだと思いますが、これだけ広報が下手いややる意識がないと考えられていると問題は深刻ですね。

 現在政権や皇室、世界ではテロや戦争、たしかにほかのニュースソースの方がメデイアとして取り扱いたいとのこともあるのでしょうけれど。
 国民の財産の問題としての認識が当事者だけではなく一般の方の中にもかけているのではないでしょうか。
評価委員会の文章が非常に各方面に気配りされているせいか、文意がわかりにくいところがあるのも、報道しにくい原因かもしれませんね。また、この国の報道、また、国民の姿勢にも繋がる問題のように思います。継続してウオッチする必要がありそうです。
 いずれにせよ、評価委員会の先生方がどのようなミュージアム像を描いているのかがよくわからない気がします。ミュージアム像を提示することをもっと積極的にしていただくのがいいかと思います。評価委員会に大いに期待しましょう。

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