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石川県の阪神タイガースファンコミュの和田「優勝争いできる」 第32代監督

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★頼もし!虎・和田新監督「優勝争いできる」

27年間、ひたすらに抱き続けた思いを、自らの手で叶える。
阪神タイガース、第32代監督。
和田豊がいま、夢へのスタートラインに立った。

 「1年、2年、そして3年目に優勝争いをするということではない。来年に勝負を懸けるつもりでやっていきたい」

契約は3年だが、気持ちは1年勝負。
来年、結果を出す−。
自身が背負う“十字架”の重さはわかっている。
「うれしいとか浮かれる要素は何ひとつありません」。
退陣した真弓監督のスタッフでありながらその後を継ぐ。
悩んだ。葛藤した。
南社長からの監督要請には何度も「私でいいんですか?」と聞き返したという。同時に1つの大きな感情が、自らの背を強く押した。

「何とか阪神を強くしたい。応援してくださるファンの皆様を喜ばせたい。入団して27年、ずっと一心に思い続けたことを、やらせていただけるチャンスをいただいた」

現役で17年、コーチで10年、タテジマを着続けた。
1年目の85年の日本一以来、虎を襲った暗黒時代。
光の見えない中で座右の銘にしていた『失意泰然』(落ち込んだ時もどっしり構える)を胸に刻んできた。
93年にはFA制度が導入。
勝ちたいなら移籍も可能だった。
しかしそれを頭に描いた時「他球団の選択が(頭から)無くなった。
『タイガース』という比重が『野球』を超えた」という。
大好きな野球を、タイガース愛が上回った瞬間だった。

2001年10月1日、巨人戦(甲子園)。退任する長嶋茂雄監督のラストゲームが引退試合となった。
スピーチで「志半ばで背番号6を球団にお返しするのは非常に残念ですが…わたしの夢を後輩たちに託したい」と涙した。
引退後はコーチとして2度Vに貢献したが、チームはいま、再び大きな過渡期に入った。
常勝軍団を作る。
ファンに恩返しする。その夢はいまだ完結できていない。

「現有戦力は把握しております。今の戦力に少し、ほんの少しのスパイスを加えれば、十分に優勝争いできる」

足りない部分の補強、若手とベテランの融合、そして『野球を知る』。
野村監督の下で学んだID野球を、2度のVに生かした。
本来の“素材”を出せるよう意識改革する。
理想の守りの野球へ着実にシフトチェンジしながら「新しいタイガース」を作るつもりだ。

次女・彩美さん(20)が今年、甲子園で売り子のバイトをしていたという。
叱咤激励や罵声が聞こえてきた愛娘には「大丈夫?」と心配された。
それでも「(来年もバイトして)僕は構わないですよ。(ファンに)お手柔らかにという気持ちはない。よりいっそう悪いものは悪いと言ってもらいたい」と前を向いた。

「きょうから座右の銘は『泰然自若』に変えます」。
もう『失意』を味わうつもりはない。決してファンに味わわせない。



★楽天・関川Cが虎復帰へ

杜の都で、燃える男の熱い野球を体得してきたガッツマンが、15年ぶりにタテジマに帰ってくる。
いよいよ動き始めた和田政権。
早々と名前が挙がったのは、新監督とは最も気心が知れている楽天の関川外野守備走塁コーチだった。

1991年の入団から7年間は阪神の一員として、当時のチームリーダー和田とともに苦しい時代を戦った。
現役時代の新監督は毎年1月、必ずのように関川、久慈(現守備走塁コーチ)を誘って厳しい自主トレを慣行。
最も“和田の考え”を理解している存在の1人が関川といえる。

新政権では2軍打撃コーチが有力。
シュアな打撃はもともと定評があった。
99年には1番打者として打率・330の高打率をマーク。
星野中日優勝の原動力となった。若虎育成には打ってつけの人材だ。

新コーチに期待されるのは、そんな卓越した打撃技術の伝授に加えて、闘志を前面に出した戦う姿勢の注入だ。

中日の現役時代に闘将・星野に叩き込まれた剥き出しの闘志は、その後にヘッドスライディングがトレードマークだったことでも実証済み。
その後、野村克也監督の下で打撃コーチ補佐として、データ重視のID野球を学んだ時期を経て、ことしは再び、星野監督がデーンと陣取るピリピリした緊張感の中で熱きコーチ業をこなしてきた。

今季はシーズン途中の5月に急きょ、2軍から1軍に配置転換されながら、すぐに闘将の意を汲むあたりは、指導者としても成長している証しでもある。

阪神でプロとしてスタートし、中日、楽天などで修行してきた実績を、今度は古巣のために−。
「野村の考え」をバックボーンに、星野流熱血野球を具現化する。
97年オフ、大豊、矢野との交換トレードで久慈ともに中日へ移った男が、指導者としてタテジマにカムバック。
和田政権に加わる。



★有田氏をヘッド招へい

ヘッドコーチとして、元コーチの有田修三氏(60=野球評論家)の招へいを決め、就任要請を行った。受諾は確実とみられる。

坂井信也オーナーはかねて一般論とした上で「監督が野手出身だとすれば、投手部門を見られる方をヘッドコーチに置きたい」と話していた。
また、球団幹部の1人も「ヘッドコーチは監督より年上で、バッテリーも見られる方がいい。できれば、OBの方が望ましい」と語っていた。
こうした理想像を求めた結果、球団が招へいを決めたのが有田氏だった。

球団は和田監督の就任発表を行った後、組閣作業に本格的に着手した。
有田氏への就任要請も行われ、11月3日に始まる秋季キャンプ(高知県安芸市)は、新体制で始動できる見通しだ。

新体制は投手コーチに藪恵壹2軍投手コーチ(43)の昇格が内定。
外野守備走塁コーチとして、現楽天コーチの関川浩一氏(42)に要請を終えた。
大幅に若返るコーチ陣で、経験豊かな有田氏の存在には大きな期待がかかっている。

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