石川県の阪神タイガースファンコミュの来季に向けた補強

★西武のＧＧ佐藤外野手獲りバルディリスを交換要員、水面下でトレード成立を目指す

坂井信也オーナー（６１）＝阪神電鉄社長＝が６日神戸市内で来季に向けた補強の大号令を発した。
その動向に注目するヤンキースの松井秀喜外野手や西武のＧ．Ｇ．佐藤外野手ら大物獲りへ。
７日南信男球団社長（５４）とのトップ会談で熱い覚悟を伝える。

虎の総帥が、早くもオフの決意表明だ。真弓阪神２年目のＶ奪回へ向けて坂井オーナーが、補強の大号令を発した。

「（補強に）あくなき努力をするのはどこの球団もそう。いい投手がいればいい外国人がいれば、いい野手がいれば、どんどん補強する」

「（巨人は）あんな補強をして競争状態を作った。ラミレスと小笠原を獲得し、それ以外を若い選手で補っている。極端な話（柱となる）『王・長嶋』がいれば他の選手も見つけやすいでしょ。我々も対抗して努力をしていかなあかん。
（野手でいえば）捕手もそう、センターもそう、金本さんも来年は（左翼の）定位置とはならないかもしれない」

危機感をあらわにする。主砲金本も来年は４２歳。
いつまでも頼るわけにはいかない。
次代の“核”となる大物がほしい。そのためにヤンキースの松井秀に注目し続けた。
メジャー残留が濃厚と言われているが、仮に日本球界復帰となれば…。
可能性を懸けて調査は継続していく。

さらにシーズン中から獲得に動いた西武のＧ．Ｇ．佐藤もゴーだ。実際、バルディリスを交換要員として水面下でトレードが再燃している。ある球団関係者は「（Ｇ．Ｇ．佐藤獲りは）オフになれば…。（バルディリスは）西武から高い評価を受けている。

新井が三塁にいる限り、ウチでは出番が少ないから」と明かした。
交換要員としてさらに投手を要求される可能性もあるが、今季も２５本塁打で活躍した右の大砲獲得へ一気の成立を目指す。

あれもこれも…。
２００２年オフに星野元監督のもと、大幅な血の入れ替えを断行して翌０３年のリーグ優勝につなげた。
その再現とも言える大補強作戦。
「目的が明確であれば、（補強選手は）探しやすい」
強気で押しまくる－。これが総帥の覚悟だ。