石川県の阪神タイガースファンコミュの竜倒６連笑

★鳥谷が一撃必殺逆転３ラン

逆転勝ち！貯金は今季最多の「２９」まで膨らんだ。
１点を追う三回、一死一、三塁から鳥谷敬内野手が右翼へ７号３ラン。
一振りで試合をひっくり返した。
その後も中押し、ダメ押しを決めて竜虎対決はこれで虎の６連勝。
２０日にも優勝マジックが点灯する。

「バットに当てれば何とかなる。ゲッツー崩れでも、とりあえず振っていこうと思った」
派手な打球の裏に隠された鳥谷の思い。
長打を狙ったわけではない。
最悪、内野にゴロを転がし、全力で一塁に生きよう。
二死一、三塁で金本につなげばいい。
このコメントに進化した鳥谷敬の意識が凝縮されている。

腰痛で戦列を離れる新井の穴を見事にカバーする３番の躍動が頼もしい。
走塁が先か、打撃が先か…。
鳥谷を変えたナゴヤの夏。昨年の鳥谷はもういない。

★中日戦力外から２年…高橋光が恩返し弾

乾いた打球音と歓声が、勝負の決着を告げる合図となった。
こんな日が来ることを信じていた。
高橋光の移籍２号、今季１号は、古巣中日からの初アーチとなった。
「本当によかった。ホームランはたまたまだけど、１点差だったしね」

桧山、葛城らとともに代打で好成績を残し、新井の代役としてスタメンでも存在感を示す。
「僕は与えられたところで仕事をするだけ。一戦一戦頑張って、みんなで勝っていきたい」と高橋光。
輝ける仕事人の一振りが、猛虎をさらに強くさせる。