石川県の阪神タイガースファンコミュの一流は一流を知る

★これぞ４番やで！金本“一撃”同点弾

ナゴヤドーム）『０』の並ぶスコアボード。
それに歯止めをかけたのは、やはりアニキだった。
右中間へ伸びる打球の行方を見届けると、悠然とベースを１周した。
ほおを膨らませ大きく息を吐いた。逆境で金本が貴重な一発を放った。
「打ったのは真っすぐ。詰まったけど、よく（スタンドに）入ってくれたね。入るとは思わなかったよ」

★矢野が岩瀬撃ち決勝打　不敗神話継続「２６連勝」

みんなの気持ちに応えたかった。ただ、それだけだった。１－１の９回。矢野の思いは、白球へと乗り移った。

「シモもジェフもみんな頑張ってくれてましたから…」

息詰まる投手戦のまま、最終回の攻防を迎えていた。
同点にもかかわらず、中日は守護神・岩瀬を投入。
攻めの継投に打線も屈しなかった。
先頭の鳥谷が左前打で出塁。
１死後、代打・高橋光はしぶとく右前へ落とした。
続く関本も７球粘っての左前打で１死満塁。あとは矢野が抜群の勝負強さを発揮するだけの状況だった。

「食らいついていくことだけ考えてました。（中日の内野陣が）満塁で前にいてたし、当てれば何とかなるかな、と」

「初戦を取れたことが大きい」

３連戦の頭を取れたことは、チームとして大きかった。
まさに、投手、野手が一丸となっての１点差勝利。
試合を決めるのは、やはり扇の要・矢野がふさわしかった。

★岡田“ゲキ場”で竜倒！きょうにもＶマジック

きょう１９日に巨人が敗れ、阪神が勝つと優勝マジック４７が点灯する。

★“球児の代役”リーソップが19日に来日

獲得を目指していた大リーグ・ブレーブス傘下３Ａリッチモンドのクリス・リーソップ投手（２５）と２年契約（今季の残りシーズンと０９年）で合意。
１９日にも来日し、日本で契約することが１８日、明らかになった。

米国でメディカルチェック、ドーピング検査を受診。
結果が出次第、問題がなければそのまま機上の人となり日本へ向かうという。

関係者によると本人は「緊張と興奮、両方の気持ちが入り交じっている。タイガースが日本一になる手助けをするために、日本へ行くことを決めた。野球大国日本、その中でも歴史のあるタイガースで投げられることをとても光栄に思う。チームが僕を選んだことが正しかったことを証明したい」と話しているという。

リーソップはＭＡＸ１５８キロのストレートが武器のリリーフ右腕。
今季もメジャーで１８試合に登板するなど、メジャー通算５７試合に登板、３勝３敗、防御率５・６１の成績を残している。
剛球だけでなく、カーブ、チェンジアップ、スライダーを駆使した多彩な攻めもでき、阪神では、北京五輪に招集が決まった藤川の代役として、久保田、ウィリアムスとともに必勝パターン形成を期待している。

沼沢球団本部長は「五輪期間になったらすぐに日本でプレーできるように準備している」と話した。７月末の２軍戦で試運転し、藤川の抜ける８月戦線での活躍を期待している。