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ICT 感染対策チームコミュの偽膜性大腸炎

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この4月よりICTメンバーに入ったものです(薬剤師・3年目)。

最近、院内で偽膜性大腸炎が以前と比較すると少しずつ増えてきたとの結果が出
たのですが、皆さんの病院ではどのような治療薬が使われているのでしょうか?

また、偽膜性大腸炎が疑われた直前の抗生剤は何を使っているケースが多いのでしょうか?

何かご存じなコトがありましたら、教えて戴けたら嬉しく思います。

一方的な質問で申し訳ありません…

コメント(4)

おくらばせながらコメさせて頂きます。

多分大半の病院では、バンコマイシンですよね(と信じてます。自分の言い訳として)がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)

色々比較もありますが、IDSAのガイドライン、サンフォード、多々の先生方も使用経験上、第一選択は、メトロニダゾールが勧められていますよね(重症や繰り返す場合は別として)。個人的にもいいと思います。しかし、そんな事は解っていても、適応という強い縛りに逆らえない。

副作用起きたときどーすんのexclamation & questionと考えてしまいますよね。被害救済はexclamation & questionexclamation & questionなんて考えてしまうのは薬剤師なら誰もがそうだと思います。当院でもマニュアル上はバンコマイシンが第一選択でメトロニダゾールはデータあるよ手(パー)手(パー)程度に記載しただけにしましたがく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)(度胸無しで、ほんますんませんとICDに謝りました)
DPCの事もあるし、ほんまはメトロニダゾールにしたいです。適応め〜ちっ(怒った顔)と毎回思います。

もう一つですが、やはりセファロスポリンですかね。ニューキノロンは入院患者では数も少なく、カナダやアメリカの報告程は感じません。
広範囲セファロスポリン使用時に多いなぁと感じます手(パー)手(パー)こちらに関しては院内のデータもないですし、ほんまに感触だけで話してます。
CDADについては最近いろいろな学会で
たくさん取り上げられおり、注目されていますね。

当院では、メトロニダゾールの方をメインで使用しています。
(やはりコストが1/10というのは影響していますね)
本来適応ではありませんが、県によっては保険が通るようですよ。

4月に日本環境環境感染学会のHPの中の教育ツールがUPされていますので
ご参考にされてはいかがでしょうか。
遅くなりましたが。。。
Vancomycinとmetronidazoleどちらがよいかといいますと、はっきり言ってしまうと同等ですと答えます。しかし、重症例ではVancomycinを選択すべきかと思います。また、再発2回目まではmetronidazoleで3回目はVancomycin選択がよいと考えられています。投与期間も調節で。ちなみにTecoplanin内服もサンフォードに載ってます。
ただ、感染症専門科としてはいろいろな意味でmetronidazoleを選択すべきかと思います。理由はいろいろ。
投与量はvancoは125mg×4で十分です。用法は500mgですが効果に差は出ません。何よりも値段が高すぎる。metroは250mg×4か500mg×3で。
そして重要なのは、抗菌薬やめるだけで10%程度は治るということです。特にvanco選択するなら、治療をやめて様子を見るという勇気も持てると力がついたと感じますよ!その代わり患者さんは毎日フォローです。

原因薬剤は、これまたすべての薬剤と答えます。系統関係なくmetroでも抗菌薬関連腸炎は起こします。ただいわゆる、嫌気性菌に抗菌力持つものが起こしやすいですが、それだけで判断すると痛い目に遭います。ダラシン、ビクシリン、セフェム、キノロンがそれだと考えられます。またそのとき投与されてなくても、過去1ヶ月〜2ヶ月前の投与も影響することがあります。

ちなみに治療するのはC.diffileによる腸炎だけです。
Clostridium Difficile Assosiated Diarrehea(CDAD)≠抗菌薬関連腸炎≠偽膜性腸炎です。他の菌も腸炎を起こします。
この分野、残念ながら抗菌薬が起こす疾病です。薬剤師が勉強すべき分野だと思いますので、いろいろ調べてみるとおもしろいですし、意外な勘違いが見つかったりします。
書ききれないこといっぱいあるのでもっと知りたかったら、メッセください^^。参考文献や本お教えしますよ!まず、C.difficleがグラム分類で何か調べてみるといいかも。
ちなみにこの病気(?)最近命に関わることがあります。十分な知識が必要です。
長くなりましたが、がんばってください!
コメントありがとうございます!!!
そして色々と教えて戴きありがとうございますうれしい顔
抗生剤及び感染症に対して『サッパリ』なので凄く参考になりました。
早く知識を付けて、質問に対してコメント出来るぐらいになりたいもんですうまい!えんぴつ

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