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ICT 感染対策チームコミュのアンチバイオグラムの使い方

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病院で勤務する6年目の薬剤師です。

以前、アンチバイオグラムの作成についてお尋ねしました。アンチバイオグラムはできたのですが、これを抗菌薬の適正使用にどう生かしていけるのか悩んでいます。

アンチバイオグラムを作って、良かった点は
?現在の当院での感受性がわかる
?Empiric therapyでの参考になる
位でしょうか。

アンチバイオグラムを作成されている施設で、作成してよかった点、又は、良い生かした方をご存知の方は教えて頂けると幸いです。

コメント(11)

院内の結果は、重症な敗血症、特に緑膿菌感染症のエンピリックセラピーに重要であるかと思います。抗菌薬を外したらまずい場面ですね。
他には乱用されている薬剤は感受性が低いと思われるので、抗菌薬の規制の理由なんかにも使えますね。うちはこれでキノロン(LVFX)を規制掛けました。
でみさん、書き込みありがとうございます。

LVFXの規制ですか!初聞きです!

確かに、当院でも感受性が思ったよりよくありません。

LVFXというと大腸菌に感受性があるので、尿路感染症に安易に使用されているイメージがあります。実際、どの程度使用されているか、具体的数字では把握していませんが。

うーん、なるほど。LVFXですか。正直、全く気にかけてない所でした。しかし、高用量であれば、肺炎にも十分効果が期待できますので、感受性に注意が必要ですね。

今回作成したアンチバイオグラムでは、外来由来、入院由来で分けずにまとちゃったんですが。理由は、入退院を繰り返す方、高齢者も多く、すでに抗菌薬を投与されてから当院にかかる方もいるので、分ける労力を考えると一つにまとめてしまいました。
でみさんの所では、別々にして作っていますか?

引き続き、アンチバイオグラムの有効な使い方をご存知の方は、書き込みをお願い致します。
整形メインの小規模病院です
MSSAのCEZに対する感受性が下降気味なので、術中後抗菌薬の種類の変更を検討してます

もともとクリティカルパスの抗菌薬投与期間が長いと思っていたので、これも次いでに変更を目論んでます

ヤスさんのおっしゃる有効活用のエンピリックの分野なので、新しいことではありませんがウインク
当院では感染対策チームの広報誌に適正使用情報で載せたりしてます。

毎回テーマを絞って、(大腸菌やブドウ球菌など)その菌に対する抗菌薬の使い方等、ICDと専門医に話を伺いながら、流動するマニュアルとして作成しています。臨床検査技師さんの話を載せたりして、なかなか好評ですよ。
ホリピーさん、ましゅーさん、書き込みありがとうございます。

>ホリピーさんへ
CEZの感受性には注意が必要ですよね。SSI感染予防の抗菌薬の投与日数を短くすると、ブ菌の感受性が良くなった報告があったと思います(聞いただけかも)。感受性データの年次推移も含めて議論すれば、アンチバイオグラムは参考資料になりますね。

>ましゅーさんへ
広報誌ですか。当院は、緩和ケアに関しては、院内用の広報誌があります。感染に関しては、院内感染対策委員会で報告されたデータをイントラネットで流しています。
細菌や抗菌薬のワンポイントコラム程度の文面で、定期的に流すと効果があるのでしょうか。
アンチバイオグラムをマニュアルへ反映ですが…むふっ。3年位、抗菌薬の使用マニュアルを更新していないので、そろそろ更新した方がいいと思っています。病院機能評価をまた翌年位だと思いますが受ける事になると思いますし。

アンチバイオグラムは、広報して良し、何か必要なマニュアルなどと一緒に参考資料として添付しても良しという所でしょうか。
参考になりました。ありがとうございました。

皆さんの所は、何年分位のアンチバイオグラムのデータがありますか?H18年のデータを作りました。H19年のデータも作りたいと考えていますが、皆さんは定期的に作成していますか?
うちでは全患者まとめて作っています。(検査技師さんがですが^^)医師より患者背景ごとに分けてみたら?といった要望もありましたが、なかなか難しい用です。
期間としては1年では長く、半年や四半期ごとに作るといいと非常勤のICDより助言を受けています。
エンピリックのマニュアルに関しては、感受性事に変えるべきかもしれませんね〜
一度失った感受性は規制をかけてもなかなか戻ってきません。・・・
LVFXは泌尿器感染で乱用されていました。自分がICTに入るにあたってかなり最初に難渋した内容です。大腸菌の感受性が半分以下とか・・・・
大腸菌なら感受性にもよりますがSTで十分な場合もありますね。女性の市中単純性膀胱炎なら自分はあまり好きではないのですがFOMなんかでもいけそうです。
でも軽い症状でもキノロン飲んでいる患者が多いんですよね。。。
でみさん、書き込みありがとうございます。

>うちでは全患者まとめて作っています。
という事は、当院と同じですね。

>期間としては1年では長く、半年や四半期ごとに作るといいと非常勤のICDより助言を受けています。
なるほど。
でも、一年位でないと、割合で出した時、一標本あたりの割合への影響がでかくなるので、とりあえず、今回は一年間で作りました。

>一度失った感受性は規制をかけてもなかなか戻ってきません。
全くですね。緑膿菌の耐性率を基準に規制をかけた影響を見ていますが、なかなかよくなりませんね。他の菌種についてはこれから見ます。

>LVFXは泌尿器感染で乱用されていました。
ですよね…。

>でも軽い症状でもキノロン飲んでいる患者が多いんですよね。。。
ですよね…。
うちでは三ヶ月毎に出してます。といっても検査技師さんが作ってくれますが・・・。

抗菌薬の体内動態やガイドラインなどの資料を空いてるスペースに付けて、小出しに出すようにしてます(量が多いとハナから見てくれないんで)。A4一枚くらいなら意外と見てくれます。

初期研修医でかなり勉強する様にしたせいもあって、上位の医師も興味持ち始めてくれてます(苦節四年)。うちでは当初アンチバイオグラムだけでしたが、単純に感受性に走ってしまったので、逆にうまいことはいかなくて苦労しました。その事もあって、ちょっとずつ変えました。病院それぞれで、いろんな形がありますから、これからもまだまだですよね(^O^)v。
ニューキノロンはホントに頭の痛い問題ですよね。特にレボフロなんか、下痢、嘔吐に乱発しまくりです。うちも耐性菌が強化されてきてますよ(T_T)。
ましゅーさん、書き込みありがとうございます。

細菌検査の方に聞きながら、アンチバイオグラムを作りました。お任せしなかったのは、データをまとめるのに相当な時間がかかりそうだった事と、個人的にやってみたかったからです(まとめていると、どんな検体が多いとか感覚が掴めそうだったので)。後、データをまとめるのが好きのもあります(笑。

3ヶ月毎で割合でデータを出すと、よっぽど大きな病院でない限り、一つずつの検体に大きく影響されそうですが。割合ではなく、ある菌が検出された人数ないし、検体数で感受性を表示されているのでしょうか?また、よろしければ、教えて下さい。
できましたら、入院由来と外来由来で分けているかも教えて頂けると幸いです。

一年分の感受性データを用いて、アンチバイオグラムを作ったのですが、いま一つインパクトにかけるようです。

ましゅーさんの病院のように、ワンポイントアドバイス的な物を付けるのも手かもしれませんね。検討してみたいと思います。

改めてLVFXの使用を調べてみたのですが、ウロでの使用が断然多いですね。長期投与はほとんどなく、外来での使用ですが。

でも、注意が必要ですね。
ヤスさん

うちでは検体数は少ないですが、パーセンテージで出してますよ。外来と入院に関しては、分けてません。ただICTメンバーには分けたデータも上がってきますんで、僕の手元にはありますが・・・。
パーセンテージにしたのは、大して意味ないです。あんまり考えなかったのが本当の所です。ヤスさんの言うように、検体数が少ない以上、数で表示した方がええかもしれませんね。反省です。

うちでは結構治療に困った時も、僕やICDに連絡(日に2件くらい)が入りますから、僕の手元には色んなデータを置いてます(血培の検出菌ベスト10とか)。それを公開しないのは、やっぱり多すぎると、読んでくれなかったからです(^_^;。
やるなら詳細の方がきっと喜ばれると思って、始めはいろいろやったんですが、ヤブヘビでした。『多くて読む気がしない』と言われてしまいました(T_T)。
その為今は最小限のデータをできるだけ小出しに定期的にを心掛けてます。
ましゅーさん、書き込みありがとうございます。

外来と入院で感受性を分けた場合、やはり違いはあるのでしょうか?興味があるので、もしよろしければ教えて頂けると幸いです。

>うちでは結構治療に困った時も、僕やICDに連絡(日に2件くらい)が入ります
素晴らしい!活動されていますね。きっと色んな活動が身を結ばれたのですね。

>僕の手元には色んなデータを置いてます(血培の検出菌ベスト10とか)。
整形外科中心の病院との事ですが、一部急性期病院という事でしょうか。うちも整形外科いますが、整形外科の患者さんで敗血症とまで重症化する人はそんなにいなかったような…。また、よろしかったら、教えて下さい。

>その為今は最小限のデータをできるだけ小出しに定期的にを心掛けてます。
よくまとまった見やすいデータを公表し、よく宣伝し、聞かれたら丁寧に答える。これが感染対策の一番基本でしょうか。地道な努力ですよね。

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