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女たるものコミュの踊らされる女たち

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■2008/07/16 (水) 踊らされる女たち(1)

山本モナにびっくり。プロ野球選手との写真を
撮られたことじゃなくて、あの人、いい年なのね。
1976年生まれってことは、三十をとっくにすぎてる
わけで。服のセンスがギャルだから、二十代なのかと
思っていた。あと、あの言い訳はどうなのよ、モナ。
証拠写真を撮られちゃったんだから、何から何まで
全部すみませんで通してしまえばいいのに。
ご本人は現在謹慎中、窮地にたたされたことは間違いないけど、
彼女は心配なし。日本人は忘れっぽいから、すぐに
「そんなことあったっけ?」ってなるし、そもそも
「脇の甘い奔放な女」というのは、男にも女にも実は
ウケがいい存在。女は女の幸せを望まないので、
こういうチャンスをみすみす棒に振る女は
「正直で信用できる」と思うふしがある。
男は「奔放な女」を目の前にすれば、あわよくば自分もと
思うものだし、さらに「奔放に見えるけど、本当はすごく純粋」
を信じたい生き物なので、無問題でしょう。

話は全く変わりますが、私は時々ライターのお仕事を
させていただいていまして。恋愛のコラムが多いのですが、
その関係で若いお嬢さん方に会うことがあります。
大学生とか、大学を出たばっかりの子とか。
その子たちと話していて、気になったのが
「コンカツしなくちゃ」という言葉。就職するための
活動をシュウカツと略すように、結婚するための活動を
コンカツというらしい。

「仁科さん、これからの時代はコンカツをしないと
結婚できないって書いてありました。四人に一人が
結婚できない時代なんですよ!だから、私、コンカツ頑張ります!」

■2008/07/16 (水) 踊らされる女たち(2)

ああ、ここにマスコミに踊らされるいたいけな
少女が一人。私が昔JJを見て、
「女子大生はみんな誕生日に彼氏からティファニーを
貰うものなんだ」と信じてしまったのと同じね。

せっかくなので、大元の本を読んでみた。
結婚が難しくなった主たる原因は、年収。
日本経済が順調で、年齢と共に男性の収入が
上がっていった時代は安心して結婚できたけれど、
景気が低迷し、雇用も不安定な現代ではそれが
難しくなったと書いてある。女性サイドに視点を移すと、
男性には自分の二倍の年収を望むが、それを満たす男性は
少ないので、結婚にはつながらないと。
そんな結婚難の時代を勝ち抜くためには、女性は自分磨き
をやめて、男性にアプローチすることと、男性は外見を磨き、
ま、あたってるっちゃあたってるのかもしれないけれど、
根本的な何かが大きくずれているような気もする。

まずね、コンカツしないと結婚しにくい時代というのは、
何も今に始まった話じゃないのよ。私がOLになりたての頃
不思議で仕方がなかったことの一つは、
「先輩たち(30ちょい前)はどうして結婚しないのか」
ということ。結婚願望がないわけではないし、外見や性格
だって高水準な先輩たちが、どうして一人なのかを不思議に
思っていた時、結婚が決まった先輩が教えてくれた。
「結婚は、しようと思って努力しないと絶対できないんだよ」

先輩は高校時代から付き合っていた彼氏と結婚することに
なっており、私から見ると「自然な交際」から「自然に結婚」
に感じられたけれど、先輩が言うには「今だからいえるけれど、
いろいろ修羅場はあった」とのこと。
だけど、多くの女子はそれを語らない。なぜかというと、
大抵の独身女子にとって、結婚とは
「素敵な相手と運命的な出会いをし、強く望まれてするもの」
という刷り込みがあるからだ。
「結婚は、しようと思って努力しないと絶対できない」
既婚者となった今考えてみても、先輩の言葉は正しいと思う。
結婚願望がありながら、結婚をしていない人の特徴は、
外見や性格やモテ能力ではなく「結婚のための努力」、
つまりコンカツをせず、運命にさらわれるのを待っている。

■2008/07/16 (水) 踊らされる女たち(3)

シュウカツとコンカツの決定的な差は、前者は
お互いの条件で契約を成立させるものだけど、
後者は「相手に対する好感」がないと決心できない
ということ。コンカツ本には、収入が結婚を阻むと
書いてあったが、いくらお金があっても、自分の話
ばっかりしてコミュニケーションがとれない人や、
生理的に受け付けない外見の人と結婚を決める女性は、
かなり少数だろう。私が思うに、晩婚化が進む日本でも、
最初から非婚主義を掲げている人は、男女共に少ないと思う。
巷間伝えられる結婚のデメリット、自由な時間とお金がなくなる
ことを乗り越えてもいいと思える相手にめぐり合えれば、
結婚したいと彼らは思っている。「いい人がいれば、結婚したい」というやつだ。

いい人って何だろうなぁと私が考えていたある日の昼休み、
外ランチに出かけた店で、隣のカップルの会話が耳に入ってきた。
30代ちょい前くらいのカップルで、どうやら結婚することにしたらしい。
式場や新居のことで話し合いをしていたが、だんだん雲行きが
怪しくなってきた。彼氏が彼女に、婚約指輪を買っちゃ
ダメといったからだ。彼女は子供の頃から、婚約指輪は
これと心に決めたティファニーの指輪があったので、婚約指輪は
どうしても欲しいと主張、けれど彼はお金がもったいないの
一点張り。彼女が言った。
「婚約指輪って、友達に見せたりするものなんだよ。
指輪がないって言ったら、みんなにえ〜って言われちゃう。
ティファニーじゃなくていいから、安いのでいいから買って」
「だめ。結婚指輪だけで充分」
彼女がぶーぶー文句を言うが、彼は聞き入れない。
今度は彼が彼女に文句を言う。
「俺は朝はしっかり食べたいから、朝飯の支度頼むな」
「え〜、私朝が弱いから、無理」
「なんだよ、メシくらい作ってくれよ」
「っていうか、どうして女が朝ごはん作らないといけないの?」
まぁ、これらは結婚が決まったカップルにありがちな
意見の相違だと思うんだけど、私が思ったのは、
最近の男女は「見栄を張る」ことがないんだなということ。
人にもよるけど、婚約指輪は婚約期間は使っても、その後はあんまり出番がないものだ。にも関わらず、それを送るのは、それが男の「甲斐性(経済力)」であり「誠意」だから。

■2008/07/16 (水) 踊らされる女たち(4)

ところが、最近の男子は「経済力がないんですけど、それが何か?」
と開き直ることが、恥ずかしくない。
それは女子も同じことだ。私が二十代だった頃、
モテる女子の条件に「料理上手な子」というのがあった。
料理上手に見られたいがために、お弁当を作ってきて、
それをアピールする同期もいたくらい。
「見栄を張る」というと、悪いニュアンスに聞こえるかも
しれないが、私はそうは思わない。相手によく思われたい
と思って見栄を張ってしまったことで、自分自身を発奮させて
何かを習得することってあると思うからだ。

男女平等時代の現在、男だからお金を出さなくては
いけないとか、女だから家事ができないといけない
という考え方が減りつつある。それは歓迎すべき
ことだと思うけれど、その結果、世の中には
「男でもない、女でもない人間」が増えてしまい、
相手にときめかなくなってしまった。私が女だから、
どうしても女の立場から書いてしまうんだけど、
本の中では、繰り返し「女性の年収に対する理想が高い」
と書いてある。私が思うに独身女性が本当に欲しいのは
「お金」なんじゃなくて、「安心」なんだと思う。
年収がさほど高くなくても、「俺が頑張って食わせていくから」
とか「一緒に頑張ろう」と言ってくれる「男気」があれば、
結婚を躊躇したりしないと思う。

言っちゃ何だけど、この本のとおりコンカツしても、
なかなかうまくいかないと思うよ。
万人にあてはまる情報なんてないので、踊らされないよう
に注意していただきたいとオバサンは思うのでした。

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