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北千里猛虎会コミュの虎日記 リターンズ('98.09)

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9月1日(ヤクルト戦)
4-3●
ヤクルトの先発は今年阪神が苦手としている川崎。前回は手も足もでなかったが今日は坪井のヒットを足掛かりにして1点を先取。その後2本のソロホームランで合計3点をとったが、阪神の先発山村が序盤につかまり4失点。今日の負けで阪神タイガースは今シーズンの負け越し&ヤクルト戦の負越しが決定した。
今日の坪井は4打数2安打で打率を.329まで上げた。明日はついに約1年ぶりの北千里猛虎会主催プロ野球観戦ツアーである。オモロイ試合を期待してまっせ!!マジック58


9月2日(ヤクルト戦)
4-1●
祝 北千里猛虎会主催プロ野球観戦ツアー開催
今日は試合内容よりもプロ野球観戦ツアーについて語らせていただく。
集合場所に10分前に着いた私はすでに何人かのメンバーが待っていると信じて疑っていなかったのだが、そこには誰もいなかったのである。やがて総裁が到着し二人で副会長の到着を待つことになった。しかし、副会長は集合時間になっても姿を現わさなかったのである。このとき、私は「仕事終わってから来る言うてたし、まあ少しぐらい遅刻することもあるやろう」と思い副会長に電話をいれてみることにした。そのときの会話内容は以下の通りである。


副会長(以下F)はい、もしもし
会長(以下K)もしもし、会長ですけど
Fああ...
K今どこにおるん?(このとき私は、「今、電車の中」もしくは「今、十三の駅」最悪でも「今から店出るところ」といった答えを期待していた。)
F・K………(3〜4秒の沈黙)
Fあっ、今日行く日やった?ごめん、行かれへん。今バイトの休憩室。
( 一字一句会話の内容と同じと言うわけではないが、このような内容であった。)


実は副会長は、今日がツアー実施日であることを完全に忘れており、バイトを入れていたのである。これは前代未聞の大チョンボである。あろうことか北千里猛虎会の創始者のひとりであり、副会長兼顧問弁護士でもあり、しかも、あの北千里猛虎会規約を作成した人物が年に1回の大イベントである北千里猛虎会主催プロ野球観戦ツアーをすっぽかしたのである。
残されたメンバーは急きょ臨時役員会を開き、副会長の処分を検討したことは言うまでもない。そこでは、副会長からの降格、顧問弁護士の解任、無期限の出場停止、永久追放、罰金、罰ゲーム、反省文の提出、禁固、懲役、死刑など色々な意見が出されたが本来、処分を決定する立場にある人間が処分されるだけに、なかなか意見がまとまらず、とりあえず処分決定はお預けにして甲子園に向かうことにした。
甲子園に到着し、まずチケット売り場に向かいチケットを買った。そこまでは良かったのだが、そのあと例によって食糧を調達しようとダイエーに行ったのだが、どうもいつもと雰囲気が違うのである。よく見てみると本日定休日と書いてあるではないか!!!!よく考えてみると今日は水曜日であった。たとえ水曜日でも甲子園で野球がある日くらい営業するやろと言う会長の心の叫びは中内社長に届くことはなく結局、売店で割高のメシとビールを買うハメになった。球場に入り、スコアボードの上方を見ると一昨日に亡くなられた渡辺省三氏のために 半旗が掲げられていた。個人的には2試合連続の半旗である(虎日記8月号・8月25日参照)
その後、ビールで乾杯してメシを食っていた我々はスターティングメンバーを見て唖然とすることになる。ヤクルトの先発投手は石井一久であるにもかかわらずクリーンアップは左バッターで固められていたのである。恐らく吉田監督はヤクルトの先発投手を読み違えたのだろう。(もしかしたら来期以降のためにオーダーを固定しているのか?)
試合はヤクルトの先頭打者の辻発彦(39)に走り回られて1点を先取され、その後大豊のソロホームランで同点に追いついたが石井一久に打たれ勝ち越しを許した。9回には3番手の吉田豊彦が古田に2ランホームランを許し逆転サヨナラ勝利のわずかな夢までかき消されてしまった。巨人が横浜に負けたためにマジックは57になったが、期待していた坪井は無安打に終わった。また、去年から薄々感じていたのだが吉田監督の選手の起用法(特に代打と投手の交代)に疑問を感じる場面があり、今日の試合でも葛西から吉田豊彦に代えた場面や、山田に代えて吉田浩を代打に出したことなど納得いく説明をしてくれ!!と言う感じである。結局、吉田監督からの納得いく説明はなく、失意のうちに甲子園球場を後にすることになった。


盛り上がりに欠ける試合を見終わって、再び臨時役員会で、副会長の処分を検討することになった。最初は総裁と二人で話し合っていたのだが、事態を重く見た阪神タイガース私設応援団は急きょ応援団の幹部5人を派遣し7人で話し合うことになった。一時は背任の容疑で神戸地検に告発する案も出されたのだが手続きが面倒臭そうだったので却下されると言う一幕もあった。


最終的に決定した処分は、反省文の提出および罰金もしくは罰ゲームという非常に甘いものとなった。なお、執行猶予はなく、実刑判決となった。反省文はA4用紙2枚以上で内容が乏しい場合は再提出を求められることもある。罰金は例えば次回の飲み会で会長と総裁に生中一杯をおごるなど、おわびの意を物質的に表現することが求められる。これが嫌な場合は、罰ゲームとして甲子園のスタンドもしくは梅田などの人の多い場所で一芸を披露していただく。しかしこれは見ている我々が恥ずかしくなる可能性があるので北千里猛虎会としては前者を推奨する。いずれにしても反省文は提出しなければならない。提出期限は本日より2週間とし、提出方法は郵送とする。送り先は北千里猛虎会本部(会長の自宅)で、当日消印有効とする。


9月3日(ヤクルト戦)
7-2◯
こんな試合をワシは甲子園で見たかったんや。阪神は2回に7連続長短打で5得点。先発川尻はプロ入り初の無四球完投で8勝め。坪井は3打数2安打で打率を.328まで上げた。マジック56


9月4日 (広島戦)
7-0◯
最近広島とやると全然負ける気がしない。大豊と矢野のホームランで先制した阪神は、その後も中押し・ダメ押しと得点を重ね、中込・弓長・伊藤の完封リレーで中込に久しぶりの勝ち星。81年以来の広島戦7連勝ちなみに坪井は今日も2安打で打率を上げた。マジック55


9月5日(広島戦)
4-3●
現在広島に7連勝中の阪神は今日も先頭打者の坪井のヒットを足掛かりに先制!その後、点を取り合い3-3になり、最後は伊藤が今季限りで引退を表明している正田にボテボテの内野安打を許しサヨナラ負け。そないに連勝も続かんやろうし、引退を表明している選手に花を持たせることも大切である。今日の坪井は2安打でまた少し打率を上げた。現在1位の前田は少し打率を落としたので首位打者も夢ではない。


9月6日(広島戦)
2-0●
阪神は毎年この時期になると消化試合を淡々と消化して行くだけで、ファンとしてはあまり面白くない時期なのだが今年は坪井から目が離せないという人も多いのではないだろうか。今日も坪井は2安打を放ち打率を.333まで上げ横浜の鈴木を抜いて2位になった。広島の前田は無安打で.336まで落としたので坪井はまた一歩史上初の新人で首位打者に近づいたことのなる。また、新人の最高打率.341の更新も現実的になってきた。
試合は阪神打線がミンチーの前に沈黙し結局2-0で負けてしまった。
カージナルスのマグワイヤはべーブルースに並ぶ60号ホームランを放った。ちなみに現時点での阪神タイガースのチーム本塁打は74本である。


9月8日(中日戦)
4-1●
祝 マグワイヤ61号ホームラン(メジャータイ記録)
日本の話題ではないが今日はこれ以外ないだろう。ホームランのタイ記録というと思い出すのが1985年10月24日後楽園球場での巨人戦の最終戦である。王貞治が昭和39年に記録した本塁打記録55まであと1本で迎えたこの試合で当事者の一人である王監督(当時)は敬遠の指示は出さないと言っていたのだが、ふたを開けてみればR.バースは5打数1安打4四球であった(ちなみに投手は斎藤)。3打席めに記録したヒットは巨人バッテリーがはずしにいったボール球を強引にセンター前へ運んだものであった。これと今日のカージナルスとカブスの試合を比較すると巨人は汚れ同然である。それにしてもマグワイヤの父親の61歳の誕生日に61号ホームランとはよーできた話やなぁ。ちなみに阪神は負けて3連敗。坪井は3打数1安打で.333


9月9日(中日戦)
3-2◯
祝 マグワイヤ62号ホームラン(メジャー新記録)
ベーブルースは154試合で60本のホームランを、ロジャーマリスは163試合(引き分け再試合を含む)で61本のホームランを記録し、どちらが真のホームラン王かという議論がされた時代もあったのだが、マグワイヤは145試合で62号ホームランを記録し文句なしで真のホームラン王が誕生したことになる。
優勝争いをしている中日は阪神などに負けている場合ではないのだろうが世の中はそんなに甘くない。新人王争いをしている川上は坪井を1打席めは三振にしとめたものの2打席めは坪井がセンター前へはじき返しタイムリーヒット!その後、川上は降板し、試合はそのまま3-2で終了した。マジック54


9月10日
祝 阪神タイガース優勝
もちろん2軍の話である。1軍とは対照的に昨年のオフの大幅な選手の入れ替えがプラスに作用しチーム内に競争意識が出てきたという話である。しかもケガや不調のために、星野、古溝らの1軍クラスの選手が2軍でプレーしていたので強いのも当然である。来年は1軍と2軍を総入れ換えするという悪い冗談まで出てきているが、この中から1人でも立派な選手に育ってくれればと思うのは私だけではないだろう。


9月12日(横浜戦)
3-1◯
横浜を優勝に導くために、なんとしても負けなければならない試合であったが、阪神はそんな大事な試合になんと勝ってしまったのである。人生はなかなか思い通りにいかないものであると実感させられるのはこんなときである。阪神、来年ぜんぶ負けるつもりで野球やったらもしかしたら優勝してまうかもしれんで!!マジック52


9月13日(横浜戦)
11-0●
祝 ソーサ62号ホームラン
波留に1号先制3ランをゆるし、その後も打たれまくって16安打11失点。打線も全く元気がなく散発6安打で、完封負け。坪井は2試合連続のノーヒットで.325まで打率を落としベストテンの4位に後退。マジック51


9月15日(広島戦)
9-6◯
阪神としては珍しく2回に一挙7得点。しかし先発の藪は6失点で7回降板。坪井は3試合連続で無安打。今年は勉強の年やと言いながらも3試合ヒットがなかったら寂しくなるのはたぶん坪井以外にこれといった楽しみがないからやろう。ちなみにプロ入り7年めの桧山と9年めの新庄は今年も勉強中。もし来年も結果出されへんかったら二人まとめてロッテの鮎川とトレードじゃ。マジック49


9月16日(広島戦)
5-4●
この時期の虎日記がこんなにつらいとは思わんかった。阪神打線は最多勝をねらうミンチーに抑えられ惜しくも1点差負け。坪井は2安打で.324桧山は.230新庄は.217。実はここ数日間、日記を書く気がしなかったのだが、これではいけないと思い、新聞を読んで無理やり文章を書いたのである。私が悪いわけじゃない。おもろない消化試合を見せる阪神が悪いのは明らかである。マジック49


9月17日(広島戦)
3-1◯
祝 山村プロ入り初勝利
最近だんだん話題が貧相になってきているのは気のせいではなくまぎれもない事実である。来年の今頃はどんなことを書いてるんやろうか?


9月18日(巨人戦)
6-4◯
巨人に先制されたが、徐々に得点を重ね7回に同点に追いつき、8回は4連打で勝ち越し。川尻は2年ぶりの2ケタ勝利。坪井は4安打で.329まで打率を上げた。マジック47


9月19日(巨人戦)
9-1●
阪神は3安打で大敗。唯一の得点は大豊のソロホームラン。坪井は無安打。マジック47。ここに来てマジックの計算が合わないことが発覚した。マジックは阪神が勝ったとき及び巨人が負けたときに1つ減るのだが現在阪神は48勝、巨人は60敗なので108減っているはずである。142からスタートしたので現在計算上ではマジック34のはずである。阪神が勝ったときに減らし忘れているはずはないので恐らく巨人が負けたときに減らし忘れているものと思われる。しかし今の阪神の状況下ではマジックなどあってもなくても一緒なのでマジック47でいくことにする。


9月20日(巨人戦)
4-0●
坪井が2安打で打率を.327まで上げたが、今日の阪神は桑田に4安打に抑えられ惨敗。阪神は今シーズン桑田に4敗(0勝)マジック47


9月22日(ヤクルト戦)
雨天中止
ノムさんお疲れさんでした。ひとり残されたカツノリはどうなってしまうのでしょうか?


9月23日(ヤクルト戦)
7-4●
こんな試合を球場で見せられたらメガホンの一つや二つはグランドに投げ入れたくなるだろう。お約束のエラー絡みの失点など過去の反省が全く生かされていない。坪井は1安打で.325。マジック47


9月24日(ヤクルト戦)
10-0◯
ニュースでワンサイドゲームと聞きあぁまたやと思ってたら実は阪神の勝利。藪は昨年に続き2ケタ勝利。和田が奇跡の2試合連続ホームラン。大豊は帳尻合わせの20号ホームラン。マジック46・横浜はマジック9(こちらは本物)


9月25日(中日戦)
雨天中止
今となっては何もコメントすることはない。マジック46


9月26日(中日戦)
雨天中止
最下位がほぼ確定している阪神にとってはいい休みになったのだろうが、優勝のかかった中日は日程がきつくなるのであまりいい気分ではないだろう。マジック46(横浜・マジック8)


9月27日(中日戦)
2-0●
7回の中日の攻撃を0点に抑えさあ、7回の攻撃やと思ったとたん中断もなくいきなり降雨コールド。一番びっくりしたのは吉田監督だろう。7回の攻撃に備えてトイレに行き、帰ってきたら試合が終わっていたのである。ついに天にも見放されてしまった阪神に明日はあるのか?マジック46


9月29日(巨人戦)
4-3●
祝 阪神タイガース最下位決定
あまりおめでたい話題ではないが一応祝っておこう。実は今日が今シーズンの巨人戦の最終戦だったのだが、今日も勝つことができず結局巨人戦の対戦成績は10勝17敗で大きく負越す結果となった。村山実氏も天国でため息をついていることだろう。そういえば今日は村山実メモリアルゲームだった。このようなときは巨人もとりあえず相手に花を持たせるべきではないか?マジック46


10月2日(ヤクルト戦)
5-3◯
10月に突入してしまったが、残り試合が少ないので虎日記9月号にまとめさせていただく。
さて今日は、初回に1アウト満塁から今季初スタメンの濱中が2点タイムリーヒット。2アウト後、新庄がレフトスタンドに放り込み一挙5点で試合を決めた。このような試合はシーズン前半のうちにやっておくべきだろう。とりあえず今日の勝利で目標の50勝に到達したので、来期以降のことを考えることにしよう。外国人選手はすでにパウエル・ウィルソン・郭李・が今季限りということになっており、他の選手についてもはっきりしたことは分からないが、ハンセン・メイ・リベラは来期以降も阪神で頑張ってほしいと思っている。大豊は台湾出身であるにもかかわらず日本人扱いになっているが、このへんのルールは私にもよく分からない。幼い頃は外国人=黒人・欧米人だと信じていた私は中日ドラゴンズに在籍していた郭が外国人だと知ってショックを受けたものである。マジック44(横浜・マジック5)


10月3日(中日戦)
2-1●
横浜の優勝をアシストするためにも中日を叩いておきたかったのだが、新人王候補の川上に抑えられ横浜のマジックは全日と変わらず5。坪井は2本のヒットを打ち打率を2厘上げて.325としたが新人王は厳しい。広島の小林も終盤になって復調してきているが、やはり巨人の高橋が最有力である。阪神は130試合を消化して50勝80敗借金30である。来年以降のために、せめて最後の5試合を3勝2敗で勝ち越してくれ。マジック44


10月4日(広島戦)
3-1●
「北川が今季初安打しかし山村が打たれて逆転を許し...」と朝刊に書いてあった。マジック44


10月5日(広島戦)
5-2◯
祝 阪神タイガース広島カープに勝ち越し!!
久しぶりにおめでたい話題である。坪井は今日3安打で.328まで打率を上げた。もしかしたら坪井にも新人王のチャンスが残っているかもしれない。マジック43


10月7日(横浜戦)
雨天中止
もし、きょう中日が負けて横浜が勝ったら横浜の優勝が決まるところだったのだが、優勝は明日以降に持ち越し。中日は負けたので横浜のマジックは1。38年ぶりの優勝なので、できれば中日が負けて自動的に優勝などという事態は避けたいものである。やはり、横浜球場で佐々木が抑えて勝つのが最高のシナリオだろう。そのためには明日、横浜が阪神に負け中日が勝つ必要がある。ちなみにパリーグは西武が優勝した。秋山・石毛・工藤などの選手が抜けた後の西武のチーム作りは、阪神も見習うべきところがあるのではないだろうか?
噂によるとシーズンオフには三好球団社長以下球団幹部および吉田監督のクビがとぶようだが、球団幹部の人間を電鉄本社から送り込み安藤監督を再登板させるようでは来年の今頃も我々阪神ファンは寂しい思いをさせられることになるだろう。


10月8日(横浜戦)
4-3●
祝 横浜ベイスターズ優勝(38年ぶり)
ローズの先制ツーベースの直後に大豊が逆転2ランを打ちそのまま試合は終盤戦へ...優勝は明日以降に持ち越しかと思い始めた8回表に進藤の逆転打そして8回裏の頭から佐々木が登場。最後は新庄が三振して試合終了。横浜にとってはこれ以上ないシナリオだっただろう。
世間が横浜に注目しているあいだに若虎濱中はひっそりと猛打賞。若虎の成長とフロントの毎度のお家芸で、来年の阪神はどうなる?


10月9日(ヤクルト戦)
5-2●
9年間ヤクルトを率いてきた野村監督の最終戦である。そうなればボランティア球団阪神は協力せずにはいられないのである。しかも川崎に最多勝確実となる17勝めをプレゼントするありさまである。何はともあれ野村監督お疲れ様でした。ヤクルトさん来年は阪神タイガースのお客様になって下さい。


10月12日(中日戦)
4-2◯
祝 阪神タイガース全日程終了
今年の阪神はいったいどうやってん?ワシにとっては日記を書いてたら、知らん間に終わってしまってた感じである。ちなみに今日の勝ちで52勝83敗で球団ワーストタイ記録をなんとか逃れることができた。
さて、過去を振り返ってるヒマがあれば先のことを考えろと言うのがこの世界の常識であるが、来年の阪神はどうなってしまうのでしょうか?

思い起こせば(やっぱり過去を振り返るんかい)去年のオフに久慈・関川と大豊・矢野のトレードから崩壊の序曲が始まっていたことは言うまでもないがそのときの吉田監督のコメントは「ウチは来年優勝したいんや!!」であった。そしてその時、星野監督と交わした言葉が「お互い前向きに頑張りましょう」であったしかし実際に前向きに頑張り優勝争いに加わったのは中日であった。

大失敗のトレードや前代未聞の外国人7人体制などで低い次元で戦力を持て余した阪神は結局オーダーを固定することもなく、これといった方針もなく何となく135試合を消化してしまったというのが実際のところではないだろうか?これは、今シーズンをフイにしたばかりではなく来シーズン以降のために何もしてこなかったことになる。

坪井・今岡の1・2番の確立といった明るい話題も確かにあるが、来期のクリーンアップはどうするのかといったことはシーズン中のゲームの中から明確なビジョンとして伝わってくることはなかった。新庄・桧山は安定性に欠け重要なポストを任せることはとてもできない。この二人は忘れた頃に1発が飛び出す恐怖の7番バッター的な使い方しかできないのではないだろうか?それにしても2割2分台の打率は低すぎる。次に大豊であるが数字的には21本塁打という記録が残っているが終盤に量産したので帳尻合わせ的な印象が強くシーズンを通しての貢献度は低く打率も2割3分台と低い。シーズン終盤の調子が来期も続くとは考えにくいし年齢的な不安もある。これではいくら1・2番が出塁しても得点に結びつかず投手に負担を強いる事態は来期以降も続きそうである。

阪神の投手陣は実はいい選手が(先発、中継ぎ、抑え、敗戦処理共に)そろっておりムリさえさせなければ十分やっていける力はあると思っていい。それだけに打線が大きな鍵を握っていることになってくるのである。

重要なポストを新外国人に完全に依存してしまうのもやはり危険であり、とくに阪神の場合球団創設以来の外国人野手で成功したのは(というより失敗しなかったのは)バース、オマリー、など数人しかおらず、手元にある資料では成功と失敗の比率は2:8で今年の阪神の勝率よりはるかに低く、リスクの大きい賭けであることは阪神ファンの多くは経験的に認識しているはずである。

なぜこのようなことになってしまうのかといえば、選手を育てないからである。普通に考えれば今年このような成績だったチームが来年大変身して優勝争いに加わることは絶対になく、そのような構想を描くこと事態あつかましいのである。我々阪神ファンも来年の優勝などは期待していないし、多くのファンはむしろ計画的に3〜5年かけてチーム作りをしてほしいと願っているのではないだろうか?

週末からは日本シリーズが始まり、オフに突入し、間もなく安芸での秋期キャンプも始まるのだろうが、是非とも勝率5割を目標にそして願わくばAクラス争いに加わることを目標にしてほしいと思う。


4月の成績 10勝11敗 借金 1
5月の成績  8勝13敗 借金 5
6月の成績  7勝11敗 借金 4
7月の成績  7勝15敗 借金 8
8月の成績  9勝17敗 借金 8
9月の成績  8勝12敗 借金 4
10月の成績 3勝 4敗  借金 1
通算成績  52勝83敗 借金32

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