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Bonnie Raitt/ボニー・レイットコミュの映画ライトニング・イン・ア・ボトル

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>レビュー
>「」スコセッシの熱意と底力に驚愕 ブルースの偉大な歴史を描いた感動作



作品詳細

 マーティン・スコセッシは編集マンとして『ウッドストック』(=時代の高揚点)にかかわり、監督として『ラスト・ワルツ』(=時代の挽歌)を撮った。その彼が、バック・トゥ・ルーツの音楽ドキュメンタリーを製作総指揮として手がけるならば、単なる懐古・回顧趣味に終わるわけはない。時代との接点を求めるはず。かくして本作は当然にも、100年に及ぶ「ブルースの偉大な歴史」が現在形で今も生きていることを、多面的に見せてくれる傑作になっている。
 まず参加ミュージシャンの人選。B.B.キングやルース・ブラウンといったブルース界の超大御所はもちろん、元ニューヨーク・ドールズのデヴィッド・ヨハンセンや、エアロスミスのスティーヴン・タイラー&ジョー・ペリー、パブリック・エネミーのチャックDまで出演。ハードロックやヒップホップにもブルースの血が伝承しているのを示し、ちゃんと白人も許容。一方、インディア・ケリーが「奇妙な果実」を歌うときは、かつて南部で吊るされた黒人たちの痛ましい映像がモンタージュされるといった具合。すべての演出から、「歴史」の複雑さがありのまま浮上していく。
 編集の妙で筆者が最もゾクッとしたのは、若き日にマディ・ウォーターズのバックを務めたバディ・ガイが、ガイに憧れていたジミ・ヘンドリックスのナンバーを演奏するところ。ライヴ映像と故人のお宝映像が、時空を超えてクロスする。こういった「歴史」の表出は、コンサート生鑑賞では味わえない、映画ならではのマジックだ。
 むろん名人たちのプレイにただ酔いしれるのもいい。モノクロ映像での故サン・ハウスの言葉、「ブルースは一つしかない。それが成り立つのは、恋する男女の間でだけだ」にもしびれる。音楽は人生賛歌。完全にそう思える至福の一本。(森 直人)


>[ 2005年5月17日更新 ]

この映画に出てくるボニーがわりと最近に近いと思う。それにしてもジミヘンが超ガキンチョのミーハーに見えるよ不思議と。

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