通訳、翻訳（韓国語）コミュのチャン・ジン『無駄骨』

はじめまして。
イトヲチェといいます。（日本人です）

韓国の戯曲家であり映画監督でもあるチャン・ジンさんの
戯曲『無駄骨』をリメイクして今月末7/28～31に上演します。

この公演の企画段階でチャン・ジンさん本人とお会いすることができ、
しかも食事をおごっていただき（ふとっぱら！）、
著作権料の免除どころか、「君たちの好きなように作ってくれていい」と言ってくれました。（ふとっぱら！）
34歳、男前。
お互いにたどたどしい英語での会話でしたが、チャン・ジンさんの映画に出た時のウォン・ビンの話や、次に脚本をする映画で久石譲さんが音楽監督やるという話とか、徴兵制の時のエピソードとか、いろいろ楽しいお話ができました。
韓国の男の人って、なんか、気持ちがたくましいです。
もう少し自分が韓国語を話せれば、サランヘヨ、ですよ、ほんと。

で、です。
そのチャン・ジンさんが公演に来ていただけるかは多忙そうで微妙なのですが、たくさんの韓国人の方に招待券をお送りしまして来ていただこうとしています。
ですが、
私も一緒にこの『無駄骨』を制作してるスタッフも役者も、
みな、韓国語が話せないんです。
「勉強しとけよ」って話なんですけどね…。

それで、少しでも韓国の方に心地よく舞台を観てもらうために、
最低限話さなければならない
「来ていただいて（観ていただいて）ありがとうございます」等々、
何気ない言葉ほどわからないと相手に深いな思いをさせてしまいそうで心配です。
今さらですが、教えてください。

そして、観にきてください。
できれば、助けてください。韓国語を…。

以下、今回のmonによるリメイク版『無駄骨』の告知です。

○公演タイトル『無駄骨』

○日時　　
　7/28（木）14：30～　19：30～
　　29（金）14：30～　19：30～
　　30（土）14：30～　19：30～
　　31（日）13：00～　17：00～

○会場
　　サンモールスタジオ
　（営団地下鉄丸ノ内線新宿御苑駅大木戸門出口を出て徒歩５分）

○料金
　　前売り　一般2000円　学生1500円
　　当日　　一般2500円　学生2000円
　　（※チケットぴあ　Pコード：361-803）

○ストーリー
この監獄では望むものすべてが与えられる。
まるで天国のようなこの監獄に囚われた2人の男、菊池と信一。
彼らの日常は、囚人の義務である脱獄を繰り返しながらも、
「天国」の完成へと向かっているかに思えた。
しかし、ある日突如、この監獄に女が放り込まれる。
記憶のない、妊娠している「女」。
この女は菊池と信一の望む天国を完成させるのか？
それとも、この監獄を出ていくカギとなるのか…？

●monホームページ
　　http://userhost-1.cmo.jp/~mon/

ぜひぜひ観にいらしてください☆

○　チャン・ジン（張鎭）氏のプロフィール
1971年、ソウル生まれ。映画のシナリオや戯曲の執筆、映画・演劇の演出を主に数々の賞を受賞。一見非現実的に見えるエピソードの数々が実は人生の縮図になっているというその作風は、シニカルで寓意あふれ、ピリリと風刺のきいたブラック・コメディ。
チャン・ジン氏の出世作であり、今回monがリメイクする『無駄骨』は、1995年エジャン文学賞戯曲部門で当選。2002年に「韓国現代戯曲ドラマリーディング Vol.1」で日本語化され、ドラマリーディングの形式で上演されている。
チャン・ジンは、"Film it Suda"の代表。「スダ(Suda)」は現在演劇から映画へ移している。2001年のヒット作、ウォン･ビン（『ブラザーフッド』）、シン･ハギュン（『JSA』）、チョン･ジェヨン（『シルミド』）主演の『ガン＆トークス』を発表。日本でも公開された。
2002年には、舞台『Welcome to トンマッコル』（作・演出：チャン・ジン、出演：シン・ハギュン、イム・ウォニ、チョン・ジェヨンら）を上演。この作品は2005年、音楽監督に久石譲を迎え制作費４５億ウォンをかけて映画化され、『ウェルカム・トゥ・トンマクゴル』として2005年８月に韓国で公開予定。主演には『無駄骨』初演メンバーでもあるシン・ハギュン、チョン・ジェヨン、そしてカン・ヘジョン（『オールドボーイ』）が決まり、日本でも話題となっている。