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司馬遷と『史記』コミュの喪家の狗VS狼

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みなさん、武田泰淳氏『司馬遷 史記の世界』(講談社文庫)読んだことあるでしょうか??

その第二篇「史記」の世界構造内の、「生家」の解説のところで、「孔子生家」で孔子が`喪家の狗´、「陳渉生家」で陳渉が`狼´として描かれています。


喪家の狗=孔子、は本来登用される国家を持っているはずなのに、その国家を喪い、現実の「世界」を思想によって批判するに至った人である。

一方、狼=陳渉、には元々喪うべき家も無い。彼は「行動」を起こし、思想によって現代世界を批判するのではなく、「破壊」した。 古い世界を全て「破壊」することによって自分が新しい世界の中心たろうとした人物である。


どちらも「生家」中で大きな役割を果たす人物ですが、皆さんはどちらが`カッコイイ´と思いますか?

オレは自分の名前まるまる喪家の狗でありながら、実は狼の方がカッコイイと思います笑
反国的、反社会的思想を持っていても、実際何をなせるかが士たる証ですよね☆

コメント(1)


率直なところ、カッコイイという観点では、
孔子と陳渉を比較対照しづらいですね。


易姓革命はいつも武力によって行われていますが、
中国では昔から武より文が尊ばれています。
当時、各国が戦争に明け暮れていた中、
暴力を用いず、思想で世の中を変えようとし、
自分の理想を実現してくれる君主を探し続けた、
孔子という人物はとんでもない傑物だと思っています。


ただ、陳渉の「燕雀安知鴻鵠之志哉」は好きです。
それに乱後、漢が成立していったことを考えれば、
陳渉のしたことの意義は大きいですね。

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