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クローズアップ現代コミュの2008年2月25日(月)深刻化する “デートDV”・恋人から暴力

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2008年2月25日(月)深刻化する “デートDV”・恋人から暴力

スタジオゲスト:中島幸子(ソーシャルワーカー)
     :石田衣良(作家)


今若者たちの間でおきているデートDV
被害を受けた女性「死ねとかバカとかすごく怖かった・・・」
デートDV。20歳代女性の5人の一人が経験。最初はやさしかった恋人が次第に殴る蹴るなどの暴力を・・・
背景にあるのは相手を束縛するというのが愛情という考え。エスカレートさせているのが携帯電話。
今若い恋人たちの間に何が起きているのか

DV。殴る、蹴る、性行為の強要、携帯電話での監視。支配的で虐待的な男女関係。
内閣府の調査では20歳代女性の22.8%、20歳代男性の10.8%が経験。
被害者の支援を行っている現場。これまで注目されてこなかった男女関係。
これまでは家庭が問題となってきた。付き合っている段階からの暴力。
暴力は愛情表現の一つ、という男女観が背景にあると指摘する人も。

関東地方に住む19歳の女性。一緒に遊んでみると、やさしかったし面白かった彼。
つきあうにあたって自分以外の男性のメアドを削除するように言われる。
つきあいはじめて一ヶ月後、女性の男友達の数をめぐって激しい口論。それ以降に様子が変化。 
スカート禁止、外出するときは肌を露出しない、敬語を使うなど65項目にわたる女性への要求。要求はさらにエスカレート。
今度はメールでの報告を求める。風呂やトイレまで報告させる。
本当に家にいるかどうか携帯で部屋の写真を送ることも要求される。
女性も次第に抵抗感が薄れる。
女性「ずっと繰り返していると慣れてきて・・・最後の方は一分に一回のメール」
交際から半年。激しい暴力をふるわれる。4時間殴られ全身打撲の大怪我。
女性「頭とか壁にぶつけられたり・・・全部お前のせいだといわれた」
たとえ暴力をうけてもそれを愛情だとおもう。

次の例は東北の女性。大学のサークルで知り合う。 
叩いたりされたが・・・
女性「私が悪いんだと思うし・・・手を上げることはあったにしてもいつも気にかけてくれて・・・気遣ってくれることの一環だと思ったし・・・うれしく思った」
ますます激しくなる暴力。しかし女性は男性の方を心配。スクールカウンセラーに相談。互いに支えあうようにいわれる。 
女性は知らないうちにうつ病にかかる。睡眠薬を飲んで自殺未遂も起こす。
男性は女性が仕事相手の男性とメールを打っていたことに対して怒る。包丁まで持ち出す。訪朝、女性は別れることを決意。 
女性「死ぬかもしれないと感じて・・・ひどい目にあっていたと自覚してきた・・・履き違えていた・・・なんで気付けなかったのか」

スタジオ。スタジオゲストは中島幸子(ソーシャルワーカー)と石田衣良(作家)。
国谷キャスター「まず中島さんへ・・・束縛されている関係をどう捉えているか」
中島「今の傾向は・・・束縛しやすい世の中・・・携帯を使うことで常にチェックできる・・・相手をコントロールする手段がある・・・若い人の感覚・・・束縛は愛情ではないという感覚がない・・・束縛されたいと思っているのであればいいかと聞くと・・・束縛に愛情が含まれていないことを見落としている」
国谷「・・・・」
中島「自分の思い通りにしてもよいという感覚・・・相手は所有物であり・・・所有物だからコントロールする・・・そのための手段として暴力も使われうる・・・手段の中身は様々だが・・・」
国谷「本来男女交際は自由に別れられるはずでは?」
中島「デートDVは、社会では結婚していないのだからと見られるが・・・暴力がもたらす影響力がある・・・自尊心が砕かれ・・・罪悪感を背負い・・・支配されることへの恐怖感を持つ・・・自分で決めることもできなくなる・・・逃げるという発想が遠ざかる・・・自分が経験していることが不健全であると気づかない」
国谷「石田さん・・・どうみるか」
石田「だんだん保守化している・・・昔ながらの男尊女卑に近づいているのでは・・・人間関係が希薄で・・・友達同士でもオープンにできない・・・孤立していく」
国谷「・・・」 
石田「閉塞感・・・男女平等と建前ではなっているけど・・・最近の若い人は学校を卒業したら家庭に入りたいとも思っている人が増えてきている・・・」 
国谷「好きな相手に対してきっちりいうことはできないのか・・・」
石田「男性の側も傷ついてさらに暴力をふるう・・・悪循環」

予防するにはどうすればよいか。取組を見る

母親と娘。当初気づかない。子どもの恋愛には口を挟まなかった親。
交際開始から半年後に事態の深刻さに気づく。全身が痛いと訴える娘。それでも恋人とは別れたくないとも。 
娘にそれは本当の愛ではないと気づかせるにはどうすればよいか。
本を買って読んだ母。5冊ほど。 
ひたすらそばにいて娘が心を開くのを待つ。少し筒冷静さを取り戻す娘。そのさなかにも男性からメールが。娘は再び心が揺れる。朝まで抱きしめ続ける母。
母親「絶対何かあったらお母さんがまもってあげるからって・・・」
説得され、別れることを決意。警察に被害届を出す。母親が被害に気づいてから4ヶ月がたっていた。 
・・・「間違った思い込みを全部とっていく・・・」

県を上げて取り組み。岡山県ではパンフレットを高校生、中学生に配布。
授業でも取り上げるようにすすめる。きっかけは高校生などを対象にした暴力への意識調査。「暴力をふるっても謝ったら許すべき」「思わず手を上げることもある」などの回答割合が10〜20%ある。男女で異なる結果。
学校では専門家を招いて授業を行う。講師の上村茂二。生徒たちに実演させる。
暴力や束縛は何故いけないのか。男女交際が低年齢化。対等な関係を早くから学ばせる。
上村「自分たちが被害者・加害者であるときづけない・・・一度シリアスになると戻りにくい」 

再びスタジオ。
国谷「どうみるか・・・」
中島「なかなかいい話だと思う・・・ある程度形が決まったところで教えるのがよい・・・暴力を受けてもそれが何か分からないと次のステップに至らない・・・デートDVの相談相手の第一位は友人・・・それぞれ情報をもつことが重要」
国谷「本来どういう対策が必要か」
中島「まず簡単に解決しない・・・まず情報発信・・・次のステップは高校生だけでは解決しにくい・・・一人だけで抱えない・・・相談された大人としてどう対応するか」
国谷「・・・」
石田「結婚していないんだから・・・といいがちだが・・・」
石田「恋愛は楽しいもののはず・・・日本人全体で取り組むべき・・・どうしてももたれがち・・・それの悪いケースが現れているのではないか」


以上見ながらのメモと見終わってから1時間以内の記憶より

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