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SFデータボックスコミュの史仙が選んだ2009年のベスト本

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有川  浩「三匹のおっさん」(文藝春秋)
仁木英之 「千里伝 五嶽真形図」(講談社)
山本 弘 「アイの物語」(角川文庫)
佐伯泰英 「侘助の白」居眠り磐音30(双葉文庫)
栗本薫  「運命の子」グイン129(ハヤカワ文庫)
百田尚樹 「永遠のゼロ」(講談社文庫)
篠田真由美「永遠なる神の都 上・下」(祥伝社)
荻野目悠樹「黙星録」(全3巻)(早川書房)
鷹見一幸 「会長の切り札」(全4巻)角川文庫
茅田砂胡 「レディガンナーと虹の翼」角川文庫

 今回、友人諸氏にだした年賀状で紹介した本たちのラインナップです。
それぞれに少しずつコメントをば・・・。

有川  浩「三匹のおっさん」(文藝春秋)
 ミリタリーものとちがった巷談めいた作品ですが、こういうのも好きです。もっとも還暦すぎた元「悪ガキ三人組」が、すこし格好良すぎ?最新作の「シアター!」(メディアワークス文庫)もお薦め!

仁木英之 「千里伝 五嶽真形図」(講談社)
 「僕僕先生」でデビューした作者の新作。人類に敗北した古代神が、世界の覇権を賭けてリターンマッチを挑んできて・・・秀逸な設定と魅力的な人物描写で続編に大いに期待したいところ。

山本 弘 「アイの物語」(角川文庫)
 コレを映画化するには、どれだけの費用と才能が必要なのだろう?

佐伯泰英 「侘助の白」居眠り磐音30(双葉文庫)
 山本耕史主演「居眠り磐音」でブレイクした。現在30巻まで刊行中。栗本薫さん亡き今、あるいは超大河シリーズに化ける可能性がある。主人公磐音の子どもが成長した話まで描くと、少なくとも50巻以上はいくものと推察する。

栗本薫  「運命の子」グイン・サーガ129(ハヤカワ文庫)
 これからのサーガを支える新キャラたちの様子が語られ始めた一篇。その意味で作者の急逝はあまりにも残念であった。

百田尚樹 「永遠のゼロ」(講談社文庫)
 幾人もの語り部たちの話の中で、とある零戦パイロットの真実の姿が明らかとなっていく。あの「名機零戦」の「非人間性」をここまで喝破した作品を僕は他にしらない。

篠田真由美「永遠なる神の都 上・下」(祥伝社)
 10年にわたって語られたヴァンパイア・サーガの最終巻。主人公の吸血鬼とローマ法王の会見、ヘタレ修道士の大活躍等、楽しく読ませてもらった。

荻野目悠樹「黙星録」(全3巻)(早川書房)
 これまた長大シリーズの完結編。にしても、女参謀長が逝き、ランディスヴァーゲンが生き残るとはネ!あとは大体、僕の予測範囲内。

鷹見一幸 「会長の切り札」(全4巻)角川文庫
 こんな高校生生活やってみたかった!所光明は、もしかしてマイド・ガーナッシュの遠い先祖の一人なのかな?

茅田砂胡 「レディガンナーと虹の翼」角川文庫
 ずいぶんと間の空いたシリーズの新刊。でもどういうワケか、あんまし文句云う気が起こらないのは何故か?この作家の「人徳」とでもいうしかない。ところで、本編の「極楽鳥」なる一族、「桐原家の人々」にでてくる桐原零の母親の実家と重なる部分がある。


 では、みなさん、よいお年を!

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