米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの信仰による勝利。

信仰による勝利。
創世記、26:26-33。

＜アビメレクは、顧問のアフザテと軍司令官ピコルを伴ってゲラルからイサクの所にやって来た。＞(26:26)彼は彼のところから追放したイサクのその後の姿を見て、私は＜主がその方といつも一緒におられることが、よく分かった。＞と言った（26:28）。

イサクは彼によって憎まれ追放されました。何度も井戸を奪われて苦汗をなめながら、イサクはひたすら主に信頼しそして祝福を与えられました。このような姿を見ていたアビメレクは、主がイサクと共におられるということを否定できなきなくなりました。

信仰による勝利です。平和を願うイサクは、譲歩することによって、かえって勝利をえたのです。＜悪に打ち負かされてはいけない。かえって善によって悪に勝ちなさい＞（現代訳、ローマ12:21）.アビメレクはイサクと友好同盟を結ぶことを提案しました。それは主がイサクと共におられるので、彼は恐れを感じたからです。

アビメレクが王であり軍隊を持っていたことを考えると、裕福とは言え一人のー寄留者にイサクとこのような平和条約を結ぶことは、考えられないことです。イサクは彼らを手厚くもてなし、＜翌朝早く、友好同盟を結んだ＞（26:30）平和のうちに彼らを送り出しました。

イサクは今まで受けた仕打ちを恨んだり、復讐したりすることはしませんでした。彼はすでに信仰によって勝利を得ていました、。主はこのようなイサクの態度を受けて下さり、＜ちょうどその日に＞イサクのしもべたちは井戸を見付けたことを報告しました。＜私どもは水を見付けました。＞信仰の勝利による勝利だとも言えます（26:32）。

エデンの園においては、礼拝とは出席すべきイベントではなく、継続的な心の態度でした。アダムとエバは神との不断の交わりに生きていました。神はいつも私たちと共にいてくださいます。私たちが今いる所以上に神に近い場所はないのです。聖書は言っています。＜神はすべてを支配しておられ、あらゆるところに、そしてすべてのものの中におられるのです＞。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アーメン。