米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの私は福音を恥としない。

`私は福音を恥としない。
ローマ1:1-16。

聖書をとおして神が私たちに送られた、良い知らせを福音と呼ばれています。この言葉はもともと、伝令によってもたされた、戦いの勝利の知らせのことで、パウロはこの言葉をその手紙の中で非常に多く用いています。私たちの救いのために人となって[ダビデ王の子孫として生まれ（1:3）「死者の中からの復活によって力ある神の子と定められた」（1:4）イエス、キリストによって罪と死の力を滅ぼされた神の勝利の知らせこそ、私たちにとって、何ものにもかえることのできない勝利の知らせです。

喜びのおとずれなのです。（タビデ王は紀元前二千年頃イスラエルを統一した偉大な王）パウロはこの喜びのおとずれを私たちに伝えるために、ローマの信徒への手紙を書いたのです。この手紙を学ぶことによって、私たちを本当の喜びに生かす、イエス、キリストの福音を受け取りたいと思います。召されて使徒となったパウロから。使徒という言葉は、主人から大切な手紙を託されて送り出された使者という意味です。

パウロは、この手紙の書き出しにおいて、自分は神からの良い知らせを伝えるために「選び出され」（1-1）派遣された使者であると自己紹介をしているのです。大切な‘手紙を託されて、確実に相手に手渡す使者の役目は重く、主人からその任務に相応しい全権大使のような権威が与えられなければ、その役目を果たすことはできません。

パウロ自身は、直弟子ではありませんが、ペトロのような直接の弟子たちと同じように、使徒としての権威を神から与えられ、託された福音の使者としての務めを果たすために生涯をささげたのです。＜キリストは私たちを一つの体に造られ、お互いを結び合された。＞（12:5）