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ローマ15:14—33.

ローマ書の15 章14節以下には、終りの挨拶が書き記されています。挨拶としては大変長い文章ですが、ひとつびとつの言葉のなかに、どこまでも相手のことを配慮するこまやかな心ずかいが込められていて、パウロの人柄がよく現れています。パウロは挨拶に先立ってまず、彼がこのような手紙をなぜ、何の目的でローマの信徒にあてて書いたかを弁明しています。

キリストの福音を異邦人に伝える使徒として召されたパウロは、エルサレムから始まって小アジヤ、ギリシア、マケドニヤ、さらにバルカン半島の北西部イリリコン州に至るまでの地中海東北部一帯に、福音をあまねく宣べ伝えることに全力を傾けてきました。(15:19)彼が常に心に決めていたことは「キリストの名がまだ知られていない所で福音を告げ知らせること」であり、他の人が建てた教会のことに余計な口出しや、干渉はしないということでした(15:20)。

彼はどこまでも福音がまだ伝えられていない土地を求めて伝道する開拓者であることを名誉に思っていたのです。パウロがこの手紙のなかで、教会の具体的な問題について「ところどころかなり思い切って」(15:15)書いたのは、他の人が建てたローマ教会の内部のことに口出しをするためではなく、キリストに仕える使徒としての果たすためであると弁解しているのです。

パウロがこの手紙を書いた主な目的は、かねてから計画していたイスパニヤ(スペン)伝道に赴く途中でローマを訪問し、しばらく滞在して「信仰によって、励まし合い」(1:12)彼らと共にいる喜びを味わい(15:24)、さらにローマ教会の人々によって「イスパニアへ向けて送り出してもらいたい」という希望を伝えるためであったのです。

パウロは、小アジヤ、バルカン半島全域にわたって各地に教会を建てたのち、さらに伝道の新しい発展を求めて、地の果てと呼ばれていたイスパニヤ赴く計画をもっていたのです。それは「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16:15)「すべての民を私の弟子にしなさい」(マタイ28:19)との主イエスご委託に答えることであり、「地の果てに至るまで、私の証人となる」(使徒1:8)という主のみ約束が果されるためです。

それはまた「福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力」(ローマ1:16)と確信しているパウロ自身の切なる願いであったに違いありません。


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