米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの正しい認識。

正しい認識
ローマ9:21-29.

正しい認識とは人間の恩索や学問研究によって得られるような認識のことではなく、キリストを通して、神から与えられる認識です。「私たちが救われるのは人間の努力や熱心さによるのではなく、ただキリストによって与えられる恵みを信じて、すべてを委ねる信仰による」という福音によって与えられた認識のことです。

神の恵みにたいする正しい認識にによらない熱心は、自分の立場の正しさに固執する自己主張にすぎません。このような主観的、独善的な自己主張がキリストの福音を拒ませたのです。人類の歴史において、宗教的確信がしばしば、異なる立場をお互いに不定し排除する分裂抗争を生み、悲劇的な宗教戦争を引き起してきたことでしょうか。

信仰によってのみ救われるという福音の真理は、律法を否定したり、破棄したりするものではなく、むしろそれを完成するのです。律法は神から与えられた＜悪いものではなく、むしろ聖いものであり、正しくまた善いものであると言わなければならない＞(現代訳7:12)

主イエスは＜私は律法や預言者と呼ばれる旧約聖書の教えを不要なものとするために来たのだと思わないでください。むしろ、私は旧約聖書を行なうために来たのです＞と言われました(マタイ5:17)。

聖書を読まない人や宗教心がない人でも、人は死ぬとどうなるのだろうかと思ったりすることがあるのではないでしょうか。自然などを見ていろいろなことを思うことを一般啓示と言い、イエスさまを通して神さまをわかることを特殊啓示と言います。

神とおなじかたであるイエス、キリストは、私たちを救うために、私たちとおなじ人間になられたのです。私たちは洗礼を受けることによってイエス、キリストと共に生きることがゆるされるのです。

洗礼はクリスチャンになるための、たんなる儀式や悔い改めのしるしであるだけでなく、私たちの罪をゆるすために十字架におかかりになったイエス、キリストと私たちが、一つにむすばれることのしるしです。アーメン。